いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。
6 姉弟の苦しみ
「え、何がだ?」
「俺のことを姉さんが叩いたって……全く、余計なことを言ってくれたよ。もし、高崎さんに俺と姉さんの情事がバレたら、どうしてくれるんだよ」
「うっ、あっ……ちょっ、達也……そんなに強く揉むな……」
姉さんは呻くように声を漏らす。
「これは罰だよ。勉強は出来るくせに、そういった方向には勘が鈍くておバカな姉さんへの、ね」
「だ、誰がおバカだ……んあぁ!」
「どう、俺の乳揉みは? 毎日、暇さえあればイメトレしているんだ。姉さんの乳を揉む、ね」
「バ、バカ者。そんなことをしている暇があったら勉強を……」
むにゅっ。
「んあああぁん!」
「姉さん、いくら二人きりだからって、ちょっと声が大きいよ?」
「こ、この……変態め」
「そうだよ、俺は変態だ。姉さんだけにね」
「ああ、そうだな。高崎さんとやさには随分と紳士的だったじゃないか」
「あれ、もしかして嫉妬してくれてる? 嬉しいなぁ」
「なっ……バ、バカを言え!」
「じゃあ、そんな可愛い姉さんにはご褒美だよ」
「ご、ご褒美だと。何だそれは……むぐっ!?」
俺は姉さんにキスをした。
最初、姉さんはバタバタと抵抗していた。
けど、次第にその力が弱まり、すっかり俺のことを受け入れる。
俺は深くキスをしながら、姉さんの豊満な巨乳を揉みしだく。
姉さんがビクビクと震える度に、何だか嬉しかった。
「可愛いよ、姉さん」
「バ、バカ……これ以上、姉をからかうな」
「でも、もっと聞きたいよ。姉さんの可愛い声」
「バ、バカぁ……」
「嫌なら拒絶して」
「そうしたら、やめてくれるのか?」
「ううん。やめない」
「この、バカ者ぉ~……」
涙ぐんで言う姉さんがあまりにも可愛くて、僕の指先の動きにも更なるリズムが生まれる。
もう、姉さんの胸だけじゃなく、全身を指先が駆け抜ける。
「ふあっ……ふあああああぁ!」
姉さんが仰け反って高らかに声を上げた。
そして、クタッと俺にもたれかかる。
「姉さん、大丈夫?」
「はぁ、はぁ……じ、自分でしておきながら、抜け抜けと言うな」
「ごめんね。でも、姉さんがあまりにも可愛いから、つい」
「バカ……」
姉さんはまだ吐息を乱している。
「こんなに大きくて、重くない?」
俺は下から姉さんの巨乳を持ち上げて言う。
「重いよ……ここには、お前への愛が詰まっているからな」
「えっ」
俺が少し動揺すると、姉さんはニヤッと笑う。
「ふっ、粋がっても所詮は童貞くんだな」
「ね、姉さんこそ処女だろ?」
「ああ。そして将来、この処女はお前以外の男に捧げるんだ」
姉さんは言う。
「……姉さん、ひどいよ」
「えっ?」
「俺、本気で姉さんのことが好きなのに。そんな意地悪を言うなんて」
「あ、ごめん。つい、お前にやられてばかりで悔しかったから……」
「姉さん、俺のことが好きなんだよね?」
「あ、ああ」
「だったら、処女ちょうだいよ」
「だから、それは……」
「お願い」
俺は姉さんを押し倒す。
「こら、やめろ、達也……やめてくれ」
姉さんが涙目になって言う。
「あ、ごめん……」
俺はふっと力を抜く。
それから、姉さんを優しく抱き起こした。
「達也……」
「俺、もう寝るね。おやすみ」
「あ、うん……おやすみ」
俺は姉さんの顔も見ず、二階に上がった。
◇
何だか、やるせない気持ちが胸の内にわだかまっている。
「はぁ……」
いつもは、昼休みに陽太と一緒にバカ話をしながらメシを食うのだけど。
今日は何だか一人になりたくて、適当にパンを頬張りながら、日陰のベンチでたそがれていた。
「……俺って、やっぱりおかしい奴なのかな?」
義理とはいえ、自分の姉に欲情するなんて。
最低の人間なのかもしれない。
「杉浦くん」
「え?」
その声に振り向くと、
「あ、高崎さん」
「ごめんね、休んでいる所に声をかけちゃって」
「いや、良いよ。ただ、ボーっとしていただけだから」
「そっか。となり、座っても良い?」
「うん、良いよ」
俺が頷くと、高崎さんはちょこんと座る。
「あの、昨日はありがとう。アンケート用紙を運ぶの手伝ってくれて」
「いや、お安い御用だよ。また何かあったら声をかけて」
「ありがとう。杉浦くんは優しいんだね」
「優しい……か」
「杉浦くん?」
小首をかしげる高崎さんを見て、
「俺はそんな人間じゃないよ」
「えっ? どうして?」
「俺は……あっ」
「えっ?」
気付けば、自然と涙がこぼれていた。
「うわ、マジか……ごめん、ちょっと目にゴミが入って……あはは」
何て苦しい言い訳だろうか。
俺って奴は、どこまでダサいんだ。
「杉浦くん……こっち向いて」
「え?」
すっと、ハンカチが見えた。
高崎さんはそっと優しく、俺の涙を拭ってくれる。
「私には、これくらいしか出来ないけど……」
「……いや、十分だよ。ありがとう」
俺は微笑んで言う。
「ど、どういたしまして……」
高崎さんは照れたように俯いた。
◇
その光景を見て、胸が少しざわついていた。
達也が……女子と仲良さげにしている。
あれは昨日会った、達也のクラスメイトの……高崎さん。
何か、涙を流す達也の目元まで拭ってやって……随分と親密そうに見えたけど。
いや、それは喜ぶべきことだ。
達也は私以外の女子と恋仲になって、真っ当に生きるべきなんだ。
だから、私は姉として、達也の幸せを祝福してやるんだ。
必死に、そう言い聞かせるけど……胸のざわつきは収まらない。
私は胸に手を置く。
自分で言うのもなんだが、大きい胸だ。
けれども、それでも伝わって来るくらい、心臓がドクドク言っていた。
達也が……自分以外の女子と……
「……クソ、私は何をしているんだ」
陰に隠れて、自責の念に駆られていた。
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