いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。
4 姉が可愛いからつい苛め過ぎちゃう
「あはは、おもしれ~!」
陽太の愉快な笑い声を尻目に、俺と姉さんは……
「……っ」
必死に声を噛み殺す姉さん。
俺はその乳をひたすらに揉んでいた。
「……感じちゃう?」
俺が耳元で囁くと、姉さんはビクンとする。
「や、やめろ、達也……」
涙目で俺を睨みながら、掠れた声で言う。
バカな姉さんだ。
そんな顔を見せられたら、ますます乗ってしまう。
「ごめん、姉さん……俺って、実はドSみたいだ」
「えっ?」
ぎゅっ、とつまんだ。
どことは言わないけど。
瞬間、
「…………んぁ!」
「えっ? どした?」
陽太が振り向く。
「あれ、ひびきさんは?」
「……こ、ここに居るよ」
一度、しゃがんでいた姉さんが立ち上がる。
「ああ、そうですか。あれ、何か顔が赤いですけど、大丈夫ですか?」
「き、気にしないでくれ」
「具合が悪いなら、俺は帰りますけど……」
「いや、大丈夫だよ。陽太はゆっくりと、くつろいでいてくれ」
俺は言う。
「ほれ、お通しだ」
「居酒屋かよ。入ったことねえけど。なあ、お前らも一緒にくつろごうぜ。俺、お姉さんともっと話したいんだけど」
「焦るなって。何なら、夕飯もごちそうしてやるよ」
「マジで? お姉さんの手料理?」
「残念ながら、姉さんは料理が苦手だから。俺が作るよ」
「へぇ~、完璧なお姉さんにも、弱点はあるんですね~」
「ま、まあな」
俺はキッチンに立つ姉さんの下に戻った。
「お、おい、どういうことだ。これ以上、彼をここには……」
「姉さん」
「な、何だ?」
「……興奮するだろ?」
自分で言って、自分でゾクゾクしていれば、世話ない。
姉さんもまた、背筋がゾクゾクしているようだった。
「もしかして、俺の言葉攻めだけで……エロい姉さんだな」
「う、うるさい」
「しっ、あまり大きな声を出さないで。陽太に聞かれる」
「バ、バカ……」
「で、どうだった? さっき、俺につねられた感想は?」
「……一瞬だけ、宇宙が見えた」
「何だよ、それ。意味の分からない姉さんだな」
「そろそろ殴っても良いか?」
「そのおっぱいで?」
「この変態……」
「ひどいな、可愛い弟に対してそんなことを言うなんて……」
「お前なんて可愛いもんか。姉に対してこんなひどい仕打ちをするんだから」
「確かに、俺は可愛くないね。男同士で風呂に入った時も、デカいとか言われたし」
「お、お前は何の話をしているんだ……」
姉さんはまた赤面しながら、俺を睨む。
「おーい、達也ぁ、お姉さーん。そろそろ来てくれよ~」
「分かった、いま行くよ」
俺は最後に、また姉さんをつねった。
「ハッ……!」
姉さんはその場でガクリとうなだれ、キッチン台にもたれかかる。
「大丈夫、姉さん?」
俺は姉さんを抱き締めながら言う。
「……後で覚えておけよ」
「おー、怖いねぇ」
俺は笑顔で軽く姉さんをかわし、陽太の下に向かう。
「何だよ、仲良し姉弟かよ」
「まあね。両親が留守にしているから、二人で協力して行かないと。そうだよね、姉さん?」
「あ、ああ。そうだな」
姉さんはぎこちなく笑いながら言う。
「けど、本当に羨ましいよな~。こんな美人で巨乳なお姉さんと一つ屋根の下なんてさ~」
「あはは。けど、陽太が想像しているようなことは何もないよ。俺たちはあくまでも、姉弟なんだから……そうだよね、姉さん?」
俺が言うと、ぎろりと睨まれる。
怒った顔も可愛いなぁ。
「そういうもんかぁ。まあ、俺も妹の裸なんて見ても、何とも思わないしな」
「へぇ、陽太って妹がいるんだ? 似ているの?」
「いや、あまり似てないな」
「それは良かったね」
「何でだよ。ナイスガイな俺に似たらハッピーだろうが」
「じゃあ、妹さんとは仲が良いの?」
「いや、最近あまり話してくれないな。思春期のせいだな」
「へぇ」
「どうでも良さそうだな~。ていうか、そんなことよりも……お姉さん、もっとお話しましょう?」
「あ、ああ」
姉さんは頬を赤らめたまま、俺と陽太の間に座った。
「うほっ、間近で見るとすげー乳」
「おい、陽太。そんなこと言うと、姉さんに嫌われるぞ」
「うわー、ごめんなさい!」
「全く、男子という生き物は……けしからんな。滅べば良いのに」
「ガーン!」
「こらこら、姉さん。その発言はいただけないなぁ」
「だって、事実だろ? こんなエロい生き物は滅べば良い」
姉さんはじっと僕を睨んだまま言う。
「本当に良いの?」
「えっ?」
俺は姉さんの耳元で囁く。
「だって、姉さんは絶対にエロい女だから。エロい男なしじゃ生きられないよ……俺みたいな、ね?」
姉さんの体がまたゾクリと震えるようだった。
「はぁ、はぁ……」
「あれ、お姉さん。また顔が赤いですね。大丈夫ですか?」
「あ、ああ、すまん……平気だ」
頬を上気させて言う姉さんの顔がエロかったのか……
「……あっ、ヤベ」
陽太は急に背中を向けて、何やら股間のあたりを押さえる。
「どうした、陽太?」
「いや、すまん、達也……俺、今日は帰るよ」
「え? 晩メシは良いのか?」
「あ、ああ。もう十分、きれいなお姉さんは堪能したからな」
「そっか。じゃあ、気を付けて帰れよ」
「お、おう。じゃな!」
陽太はカバンを持ってピューッと去って行った。
バタン、とリビングのドアが閉まる。
「……あいつさ、家に帰って速攻でシコるつもりだよ」
俺は言う。
「姉さんをオカズに」
「なっ……クソ、お前のせいだぞ。何で私がこんな恥辱を受けて……」
トン、と姉さんの胸を押す。
「……あっ」
床に押し倒された姉さんは、ハッと目を丸くする。
「じゃあ、ここからが本番ね」
「お、おい、待て。本番はナシだと言っただろ?」
「ああ、ごめん。そう言う意味じゃなくてさ。ほら、さっきまでの陽太がいる中でこっそりするシチュも興奮したけど……やっぱり、もっと思い切りしたいからさ」
「な、何をするつもりだ……」
「とりあえず……姉さんの鳴き声が聞きたい、もっとね」
「こ、この……変態」
「俺のこと、嫌いかな?」
少しだけ微笑を湛えて俺は言う。
「……嫌いになれないから困る」
「そっか。ありがとう、姉さん」
先ほどは手加減して片方だけだったけど。
今度は両方を同時につねった。
その時、姉さんが発した声は、ご近所さんにも聞こえたかもしれない。
「最高だよ、姉さん」
「はッ……あッ……バ、バカ達也……」
「俺、もっと姉さんに喜んでもらうために、頑張って勉強するね」
「が、学校の勉強をしろ……」
「姉さんが最高の教材すぎるから」
「どこまでも最低の奴なんだ」
「じゃあ、出て行こうか?」
「えっ?」
「姉さんが望むなら」
俺はじっと姉さんを見つめて言う。
「……嫌だ」
姉さんはきゅっと俺の袖を掴む。
「お前はどうしようもなくバカでエッチな弟だけど……私のそばに居ろ」
「どうして?」
「それは……私がお前のことを大好きだからだ」
「姉さん……ありがとう。俺も大好きだよ」
「達也……」
お互いの目元に引き寄せられて。
俺と姉さんはキスをした。
「……あっ、レモンガムを買うの忘れていた」
「……バカ者」
「……まあ、良いよね」
「……んっ」
夕日を浴びながら、俺と姉さんはより深く、繋がって行った。
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