いつも俺に厳しい姉さんのおっぱいに触ったら何かデレ始めた。けど、エッチをしたいからもっとデレさせると決めた。

三葉空

3 俺の親友がいる前で……姉さんにいたずらをする

 学園にたどりつくなり、


「うわ、杉浦ひびきだ……」


「相変わらず、美人だな……」


「乳もデカいし、最高だぜ……」


 そんな男子たちの声と、


「ひびき様、素敵」


「麗しい」


「憧れるわ」


 そんな女子達の声が聞こえて来る。


 それくらい、俺の姉である杉浦ひびきは魅力的な学園のスターでありマドンナなのだ。


「さすがだね、姉さん」


「全く、恥ずかしいな」


 姉さんは少し照れ臭そうにそう言った。


「じゃあ、達也。しっかり勉強するんだぞ」


「うん、分かっているよ。一日でも早く、姉さんにふさわしい男になるためにもね」


「バ、バカ。早く行け」


 そう言われても、俺はしばらくその場でじっとしていた。


 なぜなら……階段下から、姉さんのスカートの中のパンツを覗くために。


「ふむ、青のストライプか。良いねぇ」


「バカ者! さっさと行け!」


「ごめんなさ~い!」


 俺はピューッと自分の教室に向かった。




      ◇




「良いよなぁ、達也は」


「え、何が?」


 昼休み、高校に入学して一番仲良くなった親友の渡辺陽太わたなべようたとメシを食べていた時のこと。


「お前の姉ちゃん、美人で巨乳で」


「まあな」


「おまけに、血の繋がっていない姉と来た」


「まあな」


「君はギャルゲーの主人公ですか?」


「さあな」


「ちくしょう!」


 そして、陽太は泣きながら弁当をかきこむ。


「それも素敵なお姉様が作ってくれた弁当かぁ?」


「いや、これは俺が作った。料理は割と俺の方が得意なんだ」


「へえ、そうなんだ。もしかして、お姉さんの分も作っているのか?」


「まあ、そうだね」


「どちらにせよ、ラブいな」


「あはは、そんなことないよ。俺と姉さんは血が繋がっていないとはいえ、姉弟だから。陽太が想像しているような羨ましい展開は何もないよ」


 大いなる嘘だけど。


「まあ、そうだよな~」


 良い奴な陽太はまるで察した素振りを見せない。


「もし俺が達也だったら、あのおっぱいを揉みまくりだぜ」


 うん、もう揉みまくってる。


「耳とかも噛んじゃうし」


 うん、もう噛んでる。


「そして、キスを……くぅ~!」


 うん、もうしています。


「陽太、お前って……」


「ん?」


「いや、何でもないよ。とりあえず、俺の姉さんに手を出すなよ」


「どちらにせよ、無理だよ。ライバルが多すぎて。学園中の男がみんな狙っているんだから」


「まあ、そうだな……」


 そいつら、一人一人を根絶やしにしてやりたい……おっと、危険な思想はやめておこう。


「そうだ、達也。今日、お前の家に遊びに行っても良いか?」


「え? それはちょっと……」


 言いかけて、俺は俺は少し考え直す。


「……うん、そうだな。良いよ」


「えっ、マジで? お姉さんとも会える?」


「会えるよ」


「ひゃっほーい!」


「姉さんにも伝えておくよ」


「サンキュー」


 すっかりご機嫌な陽太のとなりで、俺はほくそ笑んでいた。




      ◇




「初めまして、達也くんの親友の渡辺陽太です!」


 開口一番、陽太は元気いっぱいにそう言った。


「あ、初めまして。姉の杉浦ひびきです」


 姉さんは少し戸惑いながら言う。


「いや~、お姉さん。間近で見ると本当にお美しいですね」


「いや、そんなことはないよ。どうぞ、ゆっくりくつろいで」


「はーい」


「じゃあ、私は自分の部屋に……」


「いや、せっかくだから、姉さんも一緒に話そうよ」


「えっ?」


 俺が言うと、姉さんは目を丸くする。


「せっかく、陽太も来てくれたことだし」


「お願いします、お姉さん」


「……わ、分かった。少しだけな」


 そう言って、姉さんはリビングのテーブルの前に座った。


 俺と陽太は、その両となりに座る。


「いや~、それにしても……ご立派なお姉さんだ」


「おい、陽太。いきなりセクハラとか、嫌われるぞ」


「うわ、それは嫌だ」


「まあ、姉さんがそんな立派なおっぱいをしているせいもあるけど」


「なッ、私がいけないのか?」


「まあまあ、姉弟でケンカなさらずに」


 陽太が言う。


「そうだ、お茶を用意しないと。姉さん、ちょっと手伝ってくれる?」


「え? ああ」


「陽太、少し待っていてくれ」


「あいよ~」


 すっかりご機嫌な陽太を残して、俺は姉さんと一緒にキッチンに行く。


「じゃあ、俺はお茶を淹れるから。姉さんはお菓子を皿に並べて」


「分かった」


 姉さんは俺の言う通りにしてくれる。


 俺はお茶を注ぎつつ、じっと姉さんの動きを観察していた。


 そして、お菓子を用意して、さらに盛り付けている時。


 サッと、そのお尻に触れた。


「んッ」


 姉さんが軽く声を漏らすと、


「えっ、何か言った?」


 陽太が振り向く。


「いや、何でもないよ。テレビでも見てなって」


「おう、分かった」


 陽太はテレビを付ける。


「お、おい、バカ。お友達もいるんだぞ」


「けど、姉さん。ちょっと興奮するでしょ?」


「た、達也、お前……」


「じゃあ、次はこっちにしようか」


 俺はツン、と姉さんの胸をつついた。


 姉さんはとっさに手で口を押える。


 けど、ビクビクと震えていた。


「どうしたの? これくらいで」


「こ、これくらいって……ふざけるな」


「俺、まだ全然、本気を出していないんだけど」


 そう言って、ニヤリと笑って見せる。


 姉さんはわずかに涙目になって、俺を睨んでいた。


「せっかくだからさ、もうちょっと楽しもうよ。良いよね……姉さん?」








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