10個下の男の子との毎日(仮)

蝶子☆

出会い 4




待っていたタケルくんは
すでにほろ酔いで、懐かしい笑顔で迎えた。


カウンターに座った私たちは、
会社の話しか共通の話がなく
吉田さんは辞めた、
木田さんは相変わらずブリッコ、など
どうというわけでも
ない世間話をして、最初の乾杯をした。



二杯目のカクテルを頼んだそのとき、
ヤクザ風の二人組が入ってきた。


どうやら常連のようだ。


最悪なことに私の左に座った。

怖い。


帰りたい。



とめどない後悔がサチコを襲った





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