【旧版】自分の娘に生まれ変わった俺は、英雄から神へ成り上がる

東郷 アリス

第103話 温かいぬくもりは眠くなる。



次の日。


俺たちは再び学園赴いていた。
いや、学園に通学していたの方が正しいか?
まぁいいとして、今日は学校のオリエンテーションらしい。


なのに何故こうなった。


「わぁ、あの子かわいい〜」


「オッドアイだ〜!!」


「どれどれ、私も見たーい!」


「きゃあーかわいい!!」


「妹になってー!!」


そう、俺はこの学園の女子生徒たちに囲まれていた。


「ちょ、ちょっと、くるしっ」


「きゃー、かわいい!!」


誰も聞いてないし!!


「ちょ、ココロ…」 


「ごめんなさい、シトレアさん。私には…」


「そんなぁあ!!そこお尻!!ギャァあああ!!!!」






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「酷い目にあった…」


あの後何とかセレスのおかげで助かったけど…
それよりも…
疲れた…


「シア様、おんぶして差し上げましょうか?」


「うん、お願い…」   


そして俺は、セレスの気遣いに甘えることにした。


そしてセレスは俺のことをおんぶする。


セレスの背中って…あったかくて気持ちいい…


そして俺は、そのままセレスにおぶられながらいつのまにか寝てしまった。






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《ヨメナとシルヴィア視点》


時は同じくして。


「これでっ、これで、こう!!」


「シルヴィア、準備は出来てるかしら?」


「ああ、ヨメナ様。もちろん準備は出来ておりますよ!」


「ていうことは…?」


「そういう意味でございますよ!ヨメナ様!様!」


「じゃあ、もうシアたちに見せる準備は出来ているということね!!」


「モチのロンでございますよ、ヨメナ様!」


「じゃあ、シルヴィア…」


「ヨメナ様…」


「「シア(様)のところまでレッツゴー!!」」


そしてヨメナとシルヴィアは、指定の場所まで走って行ってしまった。

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