【旧版】自分の娘に生まれ変わった俺は、英雄から神へ成り上がる
第24話 お酒はまだ早い
 
「んっっ」
俺は目を覚ました。俺の近くには、ヨメナとオシエが気持ちよさそうに寝ている。
さっきまで俺はフローラと夢の中で話していたのか?それにしても…さっきまでの話のことをヨメナに伝えた方がいいのか?
英雄のことをよくないと思っている国があると言っていた。今の時点では何にもできないけど、いろんなところに行って情報を集めていくしかない。そのところで声がかかった。
「やっと目を覚ましましたか、シア様。」
「あっ、セレス。ごめんね。気絶して心配かけちゃった」
「いえいえ、ご無事でなによりです。それよりも…」
そう言ってヨメナとオシエの二人に目をやる。
「うん、そうだね。まずは二人を起こさないと」
「はい、そうですね。起こさないとせっかくのパーティーが参加出来ずに終わってしまいます…
ヨメナ様、オシエさん、起きてください」
俺とセレスで、二人を揺さぶって起こしてあげる。
「ふえっ?シアさま?」
「ん、シアとの子どもは!?」 
どんな夢を見てたんだよ。
特にヨメナ、俺との子どもって女の子なんだからできるわけねーだろ。俺が男だったらヨメナとの子どもは三人くらい欲しかった…ごほんっ、失礼、気にしないでくれ。
「ままーお外でパーティーしたい!」
「そうね…シア、パーティーにいきましょ!」
俺たちは建物の外へ出てパーティーに参加することに決めた。
すでに外ではパーティーが始まっていた。昼とは違った雰囲気で、パーティーは賑わっている。
「あー、あっぎおおうにゃおお?」
すでに何を言っているのかわからないやつがいる。どんだけ酒飲んだんだよ。
「そうね、まずは乾杯しましょう」
ヨメナがそう言って俺たちは飲み物を取りに行く。そのときに後ろから声を掛けられた。
「お久しぶりです、ヨメナ様。ナラト・ブライアントです。」
「あら、王都の貴族がなぜここまで?」 
「ええ、実は私のところの息子があなたの娘さんに興味を持ちまして。まず最初に縁談でもどうかと…」
「結構です、シアは誰にもあげません、お話はこれ以上結構です」
ヨメナはそう言って俺たちに「行きましょ」と言ってまた歩きだした。
俺たちが飲み物を受け取ると、すでにヨメナの機嫌は直っていた。
それにしてもやばかった。あんなに娘にラブだなんて…一生縁談を断り続ける気がする…まぁ、男とは結婚したくないからいいけど。
「じゃあ、はーい。乾杯!」
「「「乾ぱーい!」」」
ヨメナはそれと同時に一気にお酒を飲み干す。
さすが。お酒の飲みっぷりは今も健在だ。俺もセレスもオシエも苦笑い。
そのときだ。
ヨメナに気を取られていた俺は、後ろを通りすがった人とぶつかってしまった。
「す、すみません!後ろを見てなくて」
「いや、大丈夫だぜ!次から気をつけろよ!」
「はい、気をつけます」
そう言ってぶつかった人は去っていった。
「シア様、リボンが取れてしまってます」
そう言って俺の髪を見るとたしかにリボンが取れていた。
「ごめんオシエ、やってくれる?」
「分かりました。これを持っていてくださいますか?」
そう言っておれは、お酒の入ったグラスを受け取る。そしてオシエがおれの髪を結んでくれる。
「はいっと…シア様結び終わりました」
「ありがと、オシエ。これ…はい。もう一度乾杯し直そっか」
「そうですね、乾杯」
俺もそう言ってグラスの中身を一気に飲み干す。そしてオシエもグラスの中身を俺と同じように飲み干した。が、そこでオシエはあることに気づいた。
「あれ?これお酒じゃない…てことはシア様?」
「ふえっ、にょーひはのー?」
そう、シトレアは、さっき渡すのを間違ってお酒を飲んでしまっていた。
「にゃんは、おひえはふはひにいえう」
そこでお酒のお代わりをもらいに行ったヨメナとセレスがこっちに気づいてやってくる。
「あれ、シア顔赤くない?」
「もしかしてシア様…酔ってます?」
「はい、すみません…間違って飲んでしまったみたいで」
「ふぇー?あーおえあだーおえおえあのおとふきー」
そう言ってシトレアは、ヨメナに抱きついた。
「私のことを好きって言ったのかしら!?うれしいわ!私もシアのこと大好きよ!」
そう言ってヨメナもシトレアに抱きつき返す。
その中でシトレアは酔ったせいもあり、すぐに眠りについた。
「んっっ」
俺は目を覚ました。俺の近くには、ヨメナとオシエが気持ちよさそうに寝ている。
さっきまで俺はフローラと夢の中で話していたのか?それにしても…さっきまでの話のことをヨメナに伝えた方がいいのか?
英雄のことをよくないと思っている国があると言っていた。今の時点では何にもできないけど、いろんなところに行って情報を集めていくしかない。そのところで声がかかった。
「やっと目を覚ましましたか、シア様。」
「あっ、セレス。ごめんね。気絶して心配かけちゃった」
「いえいえ、ご無事でなによりです。それよりも…」
そう言ってヨメナとオシエの二人に目をやる。
「うん、そうだね。まずは二人を起こさないと」
「はい、そうですね。起こさないとせっかくのパーティーが参加出来ずに終わってしまいます…
ヨメナ様、オシエさん、起きてください」
俺とセレスで、二人を揺さぶって起こしてあげる。
「ふえっ?シアさま?」
「ん、シアとの子どもは!?」 
どんな夢を見てたんだよ。
特にヨメナ、俺との子どもって女の子なんだからできるわけねーだろ。俺が男だったらヨメナとの子どもは三人くらい欲しかった…ごほんっ、失礼、気にしないでくれ。
「ままーお外でパーティーしたい!」
「そうね…シア、パーティーにいきましょ!」
俺たちは建物の外へ出てパーティーに参加することに決めた。
すでに外ではパーティーが始まっていた。昼とは違った雰囲気で、パーティーは賑わっている。
「あー、あっぎおおうにゃおお?」
すでに何を言っているのかわからないやつがいる。どんだけ酒飲んだんだよ。
「そうね、まずは乾杯しましょう」
ヨメナがそう言って俺たちは飲み物を取りに行く。そのときに後ろから声を掛けられた。
「お久しぶりです、ヨメナ様。ナラト・ブライアントです。」
「あら、王都の貴族がなぜここまで?」 
「ええ、実は私のところの息子があなたの娘さんに興味を持ちまして。まず最初に縁談でもどうかと…」
「結構です、シアは誰にもあげません、お話はこれ以上結構です」
ヨメナはそう言って俺たちに「行きましょ」と言ってまた歩きだした。
俺たちが飲み物を受け取ると、すでにヨメナの機嫌は直っていた。
それにしてもやばかった。あんなに娘にラブだなんて…一生縁談を断り続ける気がする…まぁ、男とは結婚したくないからいいけど。
「じゃあ、はーい。乾杯!」
「「「乾ぱーい!」」」
ヨメナはそれと同時に一気にお酒を飲み干す。
さすが。お酒の飲みっぷりは今も健在だ。俺もセレスもオシエも苦笑い。
そのときだ。
ヨメナに気を取られていた俺は、後ろを通りすがった人とぶつかってしまった。
「す、すみません!後ろを見てなくて」
「いや、大丈夫だぜ!次から気をつけろよ!」
「はい、気をつけます」
そう言ってぶつかった人は去っていった。
「シア様、リボンが取れてしまってます」
そう言って俺の髪を見るとたしかにリボンが取れていた。
「ごめんオシエ、やってくれる?」
「分かりました。これを持っていてくださいますか?」
そう言っておれは、お酒の入ったグラスを受け取る。そしてオシエがおれの髪を結んでくれる。
「はいっと…シア様結び終わりました」
「ありがと、オシエ。これ…はい。もう一度乾杯し直そっか」
「そうですね、乾杯」
俺もそう言ってグラスの中身を一気に飲み干す。そしてオシエもグラスの中身を俺と同じように飲み干した。が、そこでオシエはあることに気づいた。
「あれ?これお酒じゃない…てことはシア様?」
「ふえっ、にょーひはのー?」
そう、シトレアは、さっき渡すのを間違ってお酒を飲んでしまっていた。
「にゃんは、おひえはふはひにいえう」
そこでお酒のお代わりをもらいに行ったヨメナとセレスがこっちに気づいてやってくる。
「あれ、シア顔赤くない?」
「もしかしてシア様…酔ってます?」
「はい、すみません…間違って飲んでしまったみたいで」
「ふぇー?あーおえあだーおえおえあのおとふきー」
そう言ってシトレアは、ヨメナに抱きついた。
「私のことを好きって言ったのかしら!?うれしいわ!私もシアのこと大好きよ!」
そう言ってヨメナもシトレアに抱きつき返す。
その中でシトレアは酔ったせいもあり、すぐに眠りについた。
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