もしも末期大日本帝国にミリオタが転生してみたら

友智 コウ

幕間 日本列島新聞社

日本列島新聞社 略して列島新聞は、戦後に出来た 新聞社である。
戦後に出来た新聞社の殆どが あの戦争に否定的だが この新聞社は、例外で 物事に対し中立的な立場で
判断する記事を書いていることから 様々な人々に愛されている新聞社である。

社会部にて、、、
新人記事である西村慎太郎にしむら しんたろうとベテラン記事である岡崎亮太おかざき りょうた
何気ない会話をしていた。
「岡崎先輩 もう少してたら 終戦の日ですよ」
「そうだなぁ 西村」
ベテランである 岡村は、ある政界を揺るがす事件を世間に暴露したことで記事界隈では、有名だが
行き過ぎた 取材が上層部から問題され 左遷させられた。
 一方で 西村は、元◯✕◯✕の親族と言うことで煙たがられている。

「本当にお前も俺も 煙たがられているなぁ」
西村も岡村の発言に同意した。 
「岡崎先輩 僕たちって 記者ですよね」
ああそうだなぁと答える 岡崎。
「一つ思ったですが 終戦の日も近いので あの戦争について調べて見ませんか?」
「でも 何を調べるんだ? どうせ 今の記者なんて 反日や歴史的な歪曲わいきょくをすれば 部数を稼げるが うちがそんな事をすると思うか?」
確かに 今の日本は、 昔と違って 反日や歴史的な歪曲や政権批判をすれば 新聞の部数は、ある程度稼げるが この列島新聞の設立当初から 馬鹿見たいに 反日や歴史的な歪曲を主題にした余りいやちゃんと
立証されていない証拠を記事は、しない  これが この社の暗黙の了解だった。
「違います あの戦争とは、一体何だったのか? 真実を考察する為の記事をつくるのです」
「そうか 」熱意に溢れる 西村を看て 岡崎は、若い頃の自分を思い出す。
「そうと決まれば、取材に行くぞ 西村」

こうして彼らの 長い道のりとなる真実の歴史的追求が始まった。
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***

日本国 
国防総省 
機密文書保護協定の期限切れ一部分書類にて発見された 文書。

無事 上司から 許可を得て 機密文書保護協定の期限切れの一部分書類を貰う事が出来た。
「岡崎先輩 一体どんなコネが合ったら 機密文書保護協定切れの機密文書が手に入るのですか?」
岡崎は、指を立ててヒミツと言った。 西村は、呆れた顔になった。
二人は、無我夢中となって機密文書を手当たり次第に漁っていた。
そうすると気になる不明文言が入っていた。
「VX105設立 ●●●●  【陛下から許可は、得た 至急確保せよ】」
と綴られている文言とこの様なポスターを発見した 

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勇敢な防人募集中!! 
我々は、Vx105部隊は、様々な勇敢な兵士を必要としている!!
兵士となった者には、 多額の金銭・ 名誉 ・勲章様々な物が手に入る !!
募集要項
性別問わない・懲罰部隊からも大歓迎!!・学生さんも大歓迎!!
常識に囚われない 新しい事に挑戦できる方 も募集中しております!!
参加資格は、軍人であること。

我々Vx105 部隊は、差別や懲罰を禁止しております 。
多くの募集中が来ることを祈っています!!
陸軍参謀本部 第一五企画室より、、、
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「なんだ?これ ブラック企業の広告かなぁ?」
「そんな訳が無いだろう 西村 これは、何かの募集要項だよ」
西村は、どう見てもブラック企業の広告だろう!! と言う顔をしていた。
「ブラック企業かは、置いといて Vx105部隊 そんな部隊 存在していたのか?だがなんの部隊だろうか?」
岡崎と西村は、共に疑問に思った 。
「詳しい方に聞いて見ないと分からないなぁ 」
「西村は、詳しい方とは、誰ですか?」
岡崎は、子供が悪戯をする様な顔で 「歴史から消された名の無い 老兵達に聞くんだよ!!」


 
歴史から消された名の無い老兵達の話、、、
「電話で聞いたよ 要件は、Vx105部隊についてだろう?」
岡崎と西村は、同時に「はい」と言った。
「率直に言うと あれは、人事課が作った 広報部隊だよ だが関わった者は、不思議な事に関わった者は
全て 高等警察や公安や憲兵に素性を徹底的に調べられていたね」
「そうですか 取材協力ありがとうございます」
次の人も 同じ様な証言をしていた 
「岡崎先輩 もしかしたら このVx105部隊って囮捜査だったのでは、無いでしょうか?」
西村の言うことに対し 岡崎も同じ考えをもっていたが 他にも証言者が居るので まだ断定出来ないと
感じていた。 次の証言が出るまでは、、、
「教会ですか? しかし デカイですね」
西村は、教会がデカイ事に関心していた。
「あぁ 教会だ 次に合うのは、終戦以降も 軍の研究をしていた方だ」
「なにか知っているといいのですが、、、」
岡崎もなにか知っているといいなぁと思っていた。
「あ これは、これは、 珍しいお方が来ましたねぇ〜 」
「お久しぶりです 神父ヴォーヴェライトさん」
岡崎は、神父ヴォーヴェライトにそう言う。
「実は、お話が合って 来ました 単刀直入にお聞きします Vx105部隊と言う 部隊を知っていますか?」
神父ヴォーヴェライトは、果て?と言う顔をした。
「貴方も知っての通り 私は、特殊機密秘匿義務保持資格者ですよ、、余りお答えすることは、出来ませんがこれだけは、言えます その様な部隊は、存在しませんよ 」
諦めを見せる 岡崎と西村 すると突然全身黒ずくめの男が神父ヴォーヴェライトに近づいて来た。
「神父ヴォーヴェライトもうそろそろ 時間ですよ、、、」
神父ヴォーヴェライトも「そうですか」だけ言い その場を去ろうとする。
「あ そうそう 一つだけヒントを与えましょう あなた方には、見落としている部分ありますよ。
もう一度編成について調べて見ては、どうですか? それでは、私は時間ですので、、、」
西村と岡崎は、見落としている部分?と編成について調べては、どうか?と返答され疑問に思った
 
帰る間際 岡崎は、西村に質問した。
質問内容は、簡単だった  あの神父ヴォーヴェライトとはどんな関係? と黒ずくめの男は誰だ?
「まず 神父ヴォーヴェライトとは、親父の古い知り合いだ 」
「岡崎先輩のお父さんも軍人だったですか?」
岡崎は、いいや違うとだけ答えた よほど話したくないのだろうと考えた西村は、口を紡ぐ
「で 神父ヴォーヴェライトに話かけた 黒ずくめの男は、誰ですか?」
重い口調で岡崎は、西村に言った。
「情報省直轄 国家特務情報憲兵隊だ」
西村も青ざめた 噂を聞く限り 国家転覆や 国家を利益を揺るがす人物の暗殺や
独自権限として 司法機関の礼状なしで家宅捜索及び 逮捕が出来る 
また、国会開催中の議員不逮捕権限も例外は、あるが破ることができる。
そんな彼が監視をする 神父ヴォーヴェライト いや
自分達が調べようとしている物が 現在の歴史揺るがすパンドラの箱なのかと考えさせられる もちろん違うことも考えた だが楽観的に見れば、機密情報の塊を頭の中に埋め込んでいる 
神父ヴォーヴェライトを監視する任務を追っているのでは、ないかと、、、 思う。
「ですが 取材と調査を辞める訳には、いけません。 ですから頑張って真実を探したいです岡崎先輩」
「そうだなぁ」
数年でも何十年かかったていい 歴史の真実を探すのが我々の指名だと改めて実感する二人だった。




補足

・特殊機密秘匿義務保持資格者
その名の通り
軍人や軍直轄の研究者や特別な機密を保持している人物に課せられる 秘匿義務の一つ
もし 秘匿義務を破った場合 無期懲役の禁錮刑が確定の上 死刑判決が出る確率が80%と言う 滅茶苦茶
鬼畜の義務の一つです なぉ 例外が存在します!!

・情報省直轄 国家特務情報憲兵隊
情報省の直轄部隊の一つ 国家を揺るがす情報流失事件の未然防止や特殊機密秘匿義務保持資格者
対象者の監視及び場合によっては、暗殺 国内の情報監視任務に重点を置いている部隊です。
様々な特殊権限を持っているのも国防総省直轄 国家特務憲兵隊と大きい違いです。

また国防総省直轄 国家特務憲兵隊とよく間違わられる。

・国防総省直轄 国家特務憲兵隊
よく、情報省の直轄部隊だと誤認させられるが こちらは、国防総省の直轄部隊の一つである、
こちらは、情報省直轄 国家特務情報憲兵隊とは、違って 国家存亡の危機や対テロ対策 原発軍直轄の、、、警備を任務とする部隊である。  大きな違いは、表部隊民衆に見られている部隊と言うこと。
よく名前が情報省直轄 国家特務情報憲兵隊と似ているから不仲だと思われているが
実は、司令官同士や隊員同士の交流がめっちゃ盛ん (合同作戦が地味に多いから)






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