もしも末期大日本帝国にミリオタが転生してみたら

友智 コウ

第一話 はじめまして

あれ 何で床で寝ているだろう。
確か 会社のデスクで寝てたはず ヤバいなぁ もう 働き過ぎて幻覚が見えてるのかなぁ?
 
「大佐殿   大丈夫ですか?」
知らない男   厳密に言えば、旧日本陸軍の将校の軍服を着た男
「おい 君 至急 軍医を 早く」
「はい 少佐殿 直ちに」
状況が状況だ 仕方がない
「おい 私は、大丈夫だ」
男は、涙目になりながら
「良かったてす。 大佐殿」
ふぅ まぁ この男が私の部下だと言う事は、分かった。
「おい 失礼な事を聞くが 今は西暦何年の何月何日だ?」
部下の男は、疑問に思った顔をしたが 直ぐに返答して来た。
「現在は、1933年3月12日です。」
はぁ 二、ニ六事件の3年前かよ まぁ 今の話で辻褄が合う これで分かったのは、
私は、過去にタイムスリップしたと言うことが 
「大佐殿 失礼を承知で言います。 本当に大丈夫ですか?」
ヤバい 倒れていた事で心配されている。
「大丈夫だ」
と言った瞬間 軍医が到着した。 軍医は、念の為だと言い 今日の一日だけ軍病院に
入院することになった。




ふぅ なんて健康的な朝なのだろうか
これが普通の事なのに感動を覚える。
そう 言えば あの男の名前は、何と言うのだろうか?
まぁ いい 後日聞けば大丈夫だ。

「『コンコン 』軍医の林です。 入ってもいいですか?」
「入れ」
軍医は、規則どうりに敬礼し 私に話かけて来た。
「えぇと 大佐殿 名前言えますか?」
流石に焦る 自分の名前が分からない以上 何も始まらないし ましては、ここは陸軍参謀本部 使えないと
判断されたら 最前線勤務か 精神科病棟で 症状が治るまで 永遠に鳥籠生活になってしまう。
うん これは、かなりヤバいかもしれない 自己暗示を頭の中のでしていると軍医が話始めた。
「大佐殿 もしかして 記憶を無くされていらっしゃいますか?」
うん 終わったね 
「実は、記憶が思え出せないだよ」
数秒間の間を開けてから軍医が言う。
「はっきり 言うと 貴方は、記憶喪失を患っています。 恐らく 詳しい検査をしていないのでまだ分かりませんが  日常生活には、支障は、ありませんが 恐らく 思い出や人の名前は、忘れて居るのでは、
ないでしょうか?」
軍医の言葉が詰まる。
「貴官の言う通り 正直自分の名前が思え出せない 私の名前を教えて来るれるか?」
軍医は、恐る恐る述べた
「貴方は、大日本帝国陸軍参謀本部所属将校の矢野芽依大佐です。」
「林軍医 教えてくれてありがとう。」
林は、内心ドキッとした。 それは、満面の笑顔で言われたからだ。


ことは、 なにより 林軍医の話を聞いて 大日本帝国この世界がどの様な物だと言うのが少しは、
理解した。 おうまかに史実と違う点は、魔法工学と言われる物があると言うのが一番ビッグした。
なにせ 魔法と言う物は、軍事的に優れているらしい 例えば、銃弾に魔力を込めて 発射すれば
徹甲弾APE弾波の威力が出るらしい まぁ 新しく出た技術なので 世界各国で研究がされている
らしい。




だが この魔法工学と言うものが 今後 矢野にとって 厄介な物になるとは、
矢野は、まだ知らなかった。

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