異世界では幸せに。
平和なひとときに
僕は月の導き亭のランチタイムが終わるのを待っていた。
「はい、ガンツこの皿片付けたらおわりだよ」
たった今最後の客がご飯を食べ終えて出ていった。
この後ガンツさん達がご飯食べ終えた後にマリナさんにクッキーを食べてもらうつもりでいる。実を言うとマリナさんはクッキーのことを知らない。マリナさんが友達と遊んでいるときに僕は買い物をしてクッキーを焼いていた。じゃなきゃバレちゃうしね。
ガンツさん達がご飯を食べ終え皿を片付けたあとガンツさんとハナさんがこっちを見た。
「?」
マリナさんは二人がこっちを見た理由を知らず頭に?マークを浮かべている。バレてたらこまるけどね。
僕は座っていた席を立ちマリナさんの方へ歩いて行きマリナさんに声をかけた。
「マリナさん」
「なに?レイ」
「この間は約束を破って心配をかけてすみませんでした。お詫びと言ってはなんですがこれ焼いたので食べてください。」
そう言って僕はマリナさんにクッキーを渡した。
「コレを私に?」
「そうですね、さっきも言ったように僕からのお詫びです。」
「じゃあいただくね」
サクッ
もぐもぐ
ゴクン
「・・・」
クッキーを食べたマリナさんは無言のままだった。
「マリナさん、もしかしてまずかったですか?」
僕は美味しくなかったのか不安になって聞いてしまった。
「・・・しい。」
「はい?」
「美味しいよ!レイコレなんていう食べ物なの?!こんなの食べたことない!」
そう言いながらマリナさんはクッキーを食べ続けている。
ガンツさんとハナさんもクッキーに手を伸ばし食べた。
「確かにうまいな。」
「美味しいわね。」
「良かった~」
僕は三人の言葉を聞いて安心した。
するも、ガンツさんが
「レイ。なんでこのクッキーはこんなに甘いんだ?」
それもそうでしょう。甘さの元、甘味、蜂蜜を惜しみなくたっぷり使ったしね。
そのことをガンツさんに伝えると、
「まじかレイ、蜂蜜は砂糖より取れると言っても安くはないんだぞ?知ってるのか?」
「もちろん知ってますよ。だけどお詫びのために作ったんです。そんなことでケチケチしませんよ。」
僕とガンツさんが話している間もマリナさんとハナさんはずっとクッキーを食べていた。
やっぱり全世界共通で女の人は甘いものに目がないみたいだね。
こんなふうに時間を過ごしていると急に外が騒がしくなった。
カンカンカンカンカンカンカンカンカン
外にある緊急用の鐘の音が鳴り響いた。
「はやくしろ!」
「おい!早くギルドへいくぞ!」
「遅いぞ!」
などなど
冒険者達がギルドへ向かって走っていった。
その姿を見た僕は急いで席から立ち上がりギルドに向かおうとすると、
「レイ、いくの?」
「そうだよ、僕は冒険者だからね。」
たぶんだけどギルドマスターが言っていたスタンピートが起きたんだと思う。そうすると全冒険者で対処しなければならない。
「マリナさん本当にすみません。だけど僕君が行かないとこの国が滅んでしまうかもしれない。そうするとマリナさんだって死んでしまう。僕はそんなのは嫌です。僕はマリナさんを守りたいだから行きます。」
「・・・わかった。だけど約束!今度こそ絶対に帰って来て!
・・・お願いだから、ね?」
「・・・!わかりました。絶対に帰ってきます。だから待っていてください。」
僕はマリナさんにそう告げ走って冒険者ギルドのある方へ走って行った。
「はい、ガンツこの皿片付けたらおわりだよ」
たった今最後の客がご飯を食べ終えて出ていった。
この後ガンツさん達がご飯食べ終えた後にマリナさんにクッキーを食べてもらうつもりでいる。実を言うとマリナさんはクッキーのことを知らない。マリナさんが友達と遊んでいるときに僕は買い物をしてクッキーを焼いていた。じゃなきゃバレちゃうしね。
ガンツさん達がご飯を食べ終え皿を片付けたあとガンツさんとハナさんがこっちを見た。
「?」
マリナさんは二人がこっちを見た理由を知らず頭に?マークを浮かべている。バレてたらこまるけどね。
僕は座っていた席を立ちマリナさんの方へ歩いて行きマリナさんに声をかけた。
「マリナさん」
「なに?レイ」
「この間は約束を破って心配をかけてすみませんでした。お詫びと言ってはなんですがこれ焼いたので食べてください。」
そう言って僕はマリナさんにクッキーを渡した。
「コレを私に?」
「そうですね、さっきも言ったように僕からのお詫びです。」
「じゃあいただくね」
サクッ
もぐもぐ
ゴクン
「・・・」
クッキーを食べたマリナさんは無言のままだった。
「マリナさん、もしかしてまずかったですか?」
僕は美味しくなかったのか不安になって聞いてしまった。
「・・・しい。」
「はい?」
「美味しいよ!レイコレなんていう食べ物なの?!こんなの食べたことない!」
そう言いながらマリナさんはクッキーを食べ続けている。
ガンツさんとハナさんもクッキーに手を伸ばし食べた。
「確かにうまいな。」
「美味しいわね。」
「良かった~」
僕は三人の言葉を聞いて安心した。
するも、ガンツさんが
「レイ。なんでこのクッキーはこんなに甘いんだ?」
それもそうでしょう。甘さの元、甘味、蜂蜜を惜しみなくたっぷり使ったしね。
そのことをガンツさんに伝えると、
「まじかレイ、蜂蜜は砂糖より取れると言っても安くはないんだぞ?知ってるのか?」
「もちろん知ってますよ。だけどお詫びのために作ったんです。そんなことでケチケチしませんよ。」
僕とガンツさんが話している間もマリナさんとハナさんはずっとクッキーを食べていた。
やっぱり全世界共通で女の人は甘いものに目がないみたいだね。
こんなふうに時間を過ごしていると急に外が騒がしくなった。
カンカンカンカンカンカンカンカンカン
外にある緊急用の鐘の音が鳴り響いた。
「はやくしろ!」
「おい!早くギルドへいくぞ!」
「遅いぞ!」
などなど
冒険者達がギルドへ向かって走っていった。
その姿を見た僕は急いで席から立ち上がりギルドに向かおうとすると、
「レイ、いくの?」
「そうだよ、僕は冒険者だからね。」
たぶんだけどギルドマスターが言っていたスタンピートが起きたんだと思う。そうすると全冒険者で対処しなければならない。
「マリナさん本当にすみません。だけど僕君が行かないとこの国が滅んでしまうかもしれない。そうするとマリナさんだって死んでしまう。僕はそんなのは嫌です。僕はマリナさんを守りたいだから行きます。」
「・・・わかった。だけど約束!今度こそ絶対に帰って来て!
・・・お願いだから、ね?」
「・・・!わかりました。絶対に帰ってきます。だから待っていてください。」
僕はマリナさんにそう告げ走って冒険者ギルドのある方へ走って行った。
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