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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

29 若い子を叱るお姉さんたち

「はぁ~」

「どうしたのよ、光。またそんなため息を吐いちゃって」

「いや、ちょっとね……」

 いつものように美恵子と校庭のベンチでお昼ご飯を食べながら、私はため息を漏らしていた。

「光、悩みごとは一人で抱えるよりも、吐き出しちゃった方が楽よ」

「まあ、そうかもしれないけど……」

「ほらほら、言いなさいよ。どうせまた、伊織くんのことでしょ?」

「うっ……まあ、そうだけど」

「何よ、また伊織くんが浮気でもした?」

「ひ、人聞きの悪いこと言わないでよ……まあ、当たらずとも遠からずだけど」

「おっ、何よ何よ。聞かせて」

「もう、やっぱり面白がっているじゃない」

 私は少し怒りつつも、

「実はね、伊織くんのおとなりに、新しい人が入居したの」

「女?」

「うん。しかも、伊織くんと同じ大学の後輩の女の子なの」

「それは何て偶然……どんな子なの?」

「小柄で可愛らしくて……胸が大きいわね」

「どれくらい?」

「Gカップだって」

「じゃあ、Iカップのあんたが勝っているじゃない」

「む、胸の話は良いの」

「で、伊織くんはその可愛い後輩巨乳ちゃんと浮気したの?」

「だから、浮気じゃないって。でも……」

「何よ、早く言いなさいよ」

 美恵子が焦れたように促す。

「えっと、その……二人にエッチなことされちゃったの」

「……は? どういうこと?」

「そ、その……伊織くんの後輩の晴海ちゃんが、私のおっぱいを触りたいって言って来て」

「ふむふむ」

「最初は軽くって言っておきながら、すごく激しくエッチに揉まれて」

「ふむふむ」

「そうしたら、晴海ちゃん、自分が私のおっぱいを揉んでいる間、伊織くんが私にキスをするようにって言ったの」

「わーお」

「それで、私は二人にエッチなことをされて……」

「昇ってしまったと?」

「……うぅ、一番年上なのに、情けないわ」

 私は恥ずかしさも相まって、両手で顔を押さえて嘆く。

「でもまあ、気持ち良かったんなら良いんじゃない?」

「簡単に言ってくれるけどね~」

「冗談だよ。で、光はどうしたいの?」

「そ、それは……二人をちゃんと叱りたいと言うか」

「でも、あんたは結局、二人の良いようにされちゃいそうよね~」

「ごもっともです……」

 私はガクリとうなだれる。

「はぁ、仕方ない。あたしも協力しようか?」

「えっ?」

「伊織くんとその晴海ちゃんとやらを、一緒に懲らしめてやりましょう」

「こ、懲らしめるってほどじゃ……」

「何を言っているの。やられたら、やり返すのよ」

 美恵子は不敵に微笑む。

「だ、大丈夫かな……」

 私は不安になっていた。



      ◇



 今日、俺の部屋は賑やかだった。

「えへへ~、また伊織さんのお部屋にお邪魔しちゃいました」

 無邪気に笑って言うのは可愛い後輩の晴海ちゃんだ。

「へぇ~、あなたが噂の晴海ちゃんね。確かに可愛くて、おっぱいちゃんね」

 美恵子さんが言う。

「やだもう、恥ずかしいです~。えっと……」

「あたしは林美恵子はやしみえこよ。よろしくね」

「はい、よろしくお願いします」

 晴海ちゃんは笑顔で言う。

「はーい、皆さんお待たせしました~」

 俺は鍋を持って女性陣の下に向かう。

「わー、美味しそうです~。これ、伊織さんが作ったんですか?」

「うん、そうだよ。この前、光さんに教えてもらったからね」

「へぇ~。やっぱり、お二人はラブラブなんですね~」

「そ、そんな……恥ずかしいわ」

「光さん、ここは照れないで『その通りよ!』って、その大きなおっぱいを張って言ってよ」

「い、伊織くん」

「きゃ~、伊織さんのエッチ~!」

 俺たちがそんな風にハシャいでいると、

「コホン、伊織くんたち。ちょっと良いかな」

 ふいに、美恵子さんが改まった口調で言う。

「え、どうしました?」

「楽しい席で、あまり小うるさいことは言いたくないんだけどね。いくら自分の彼女だからって、伊織くんは光に対して好き勝手しすぎかなって思うんだよ」

「うっ、そ、それは……」

「いつも、光があたしに相談する悩み事は、だいたい伊織くんのことだよ」

「そ、そうなんですか……」

「しかも、この前はその晴海ちゃんと一緒に光をいじめたんでしょ?」

「い、いじめと言いますか……」

「あら、違うの?」

「……ご、ごめんなさい」

「俺はシュンとうなだれる。

「私も、調子に乗ってしまいました。ごめんなさい」

 晴海ちゃんも素直に謝る。

「分かれば良いんだよ。ねえ、光?」

「え、ええ。二人とも、顔を上げて」

「「はい……」」

 俺と晴海ちゃんは顔を上げる。

「でも、私、本当に悪気は無かったんです。女子高出身で、女子同士でおっぱいの揉みっこをするのが当たり前だったから」

「うん、分かっているわよ」

 光さんが優しく頷く。

「それで、私はゴッハンの持ち主だから、光さんのおっぱいをさらに大きくしたかったんです」

「えっ、それ何の話よ?」

 美恵子さんが言う。

「晴海ちゃんにおっぱいを揉まれた子は、みんな大きくなっているんですって。晴海ちゃん自身も、自分でおっぱいを揉んでここまで大きくなったんだとか」

「へ、へぇ~」

 美恵子さんはジーッと晴海ちゃんの方を見つめる。

「ち、ちなみにだけど。あたしのささやかなBカップおっぱいも、大きく出来るかしら?」

「えっ、美恵子?」

「はい、出来ます。たぶん、Dカップくらいには」

「マジで!?」

 美恵子さんが急に大きな声を出す。

「ちょ、ちょっと、揉んでもらっても良いかしら? 光のおっぱいに比べたら、揉みごたえがなくてつまらないだろうけどさ」

「そんなことないですよ。私は全てのおっぱいを愛していますから。伊織さんは巨乳にしか興味がなさそうですけど」

「は、晴海ちゃん、そんなことはないよ」

「でも、光さんのこと、巨乳で素敵な彼女だって自慢しまくって……」

「伊織くんのおっぱい星人」

「グハッ!」

 光さんにジト目を向けられた俺は軽く死んだ。

 その一方で、

「えいっ」

「んっ」

 いつの間にか、晴海ちゃんが美恵子さんのおっぱいを揉んでいた。

「ど、どうかしら?」

「うん、確かに小さめですけど。形とか触り心地は良いですから。ちゃんとケアして成長させてあげれば、きっと素敵なおっぱいになりますよ」

「ほ、本当に? じゃあ、お金を払うから、これからも定期的に揉んでくれない?」

「良いですよ♡」

「って、美恵子!? この子たちを叱るんじゃなかったの?」

「だって、あたしも胸が大きくなって、彼氏を喜ばせてあげたいし~」

「それが女のさがですよね」

「ね~」

「って、いつの間にかすごく仲良くなっているし、この二人」

「……ふっふっふ。これで光さん包囲網が完成するかもしれないな」

「伊織くん、何か言った?」

「いや、何でも……あっ、鍋が冷めない内にいただきまーす!」

 俺が元気よく言ってバクバク食べる間も、光さんはジト~ッとした目を向けていた。

「……伊織くんの、おっぱい星人め」

 それは認めざるを得なかった。







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