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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

27 浮気性な男なの?

「えー、知り合って数日でエッチしちゃったんですか?」

 晴海ちゃんの部屋で一緒にコンビニ弁当を食べていた。

「うん、まあ。恥ずかしながら、お酒が入った勢いで」

「襲っちゃったんですか?」

「いや、と言うか……光さんもノリ気だったから……」

「すごーい! 最初から相思相愛だったんですね」

「うん。しかも、童貞と処女だったから、お互いに」

「うわ~、ロマンチックですぅ~」

 晴海ちゃんはニコニコと笑う。

「でも、良いなぁ。私は彼氏がいたことないから」

「え、そうなの? こんなに可愛くて巨乳なのに?」

「も、もう、巨乳はやめてください」

「ご、ごめん」

「まあ正直、何度かアプローチは受けましたけど。イマイチ、ピンと来ないと言うか……乙女脳なんですかね? 自分にとって理想の男性を求めちゃうんです」

「どんな男が理想なの?」

「えっと……優しいイケメンなら」

「割といると思うけど?」

「伊織さんとか?」

「いやいや、俺は別にイケメンじゃないし」

「でも、優しいですよね? 初対面に私にも親切にしてくれて」

「まあ、晴海ちゃんは可愛いからね」

「うふふ、正直なんですね」

「たぶん、光さんと付き合っていなかったら、もうムラムラして大変だったよ」

「伊織さんってば」

 晴海ちゃんはくすくすと笑う。

「あ、そうだ。伊織さんに何かお礼したいな」

「え? いや、別に良いよ」

「でも、引っ越しの手伝いしてもらって、その上このお弁当までごちそうになって」

「後輩が遠慮するなって。まあ、同じサークルの後輩にはこんな優しくしたことないけど」

「伊織さんは何サーですか?」

「映画研と言う名の飲みサーだよ」

「あはは、大学生らしいですね」

 それから、他愛もない話をして……

「じゃあ、俺はそろそろお暇するよ」

「はい、本当にありがとうございました」

「じゃあね」

 俺は晴海ちゃんの部屋を出ようとする。

「あ、伊織さん。お礼なんですけど」

「あはは。だから、良いって」

「私、実は……Gカップあります」

「……へっ?」

「お、驚きました?」

「いや、まあ、予想が的中と言うか……」

「もう、せっかく暴露したのに。あまり驚いてくれないんですね」

 晴海ちゃんはプクッと頬を膨らませる。

「いや、驚いているよ、十分に……」

「そうですか」

 晴海ちゃんはまたくすりと笑う。

「伊織さんのおかげで、新生活が楽しくなりそうです。これから、よろしくお願いします」

 晴海ちゃんはニコっと笑って言う。

「お、おう。これから、よろしくな」

「はい。今度、一緒にお酒を飲みましょ?」

「いやいや、君はまだ未成年だろ?」

「ちょっとくらい、良いでしょ? それが大学生だし」

「こらこら、先輩を困らせるな」

「うふふ」



      ◇



「え、後輩の女の子?」

「うん、そうなんだよ」

 俺は光さんの部屋で一緒に鍋をしていた。

「同じ大学の後輩の子がとなりに引っ越して来るなんて、びっくりしちゃってさ」

「ふぅん? 可愛い子なんだ」

「え?」

「だって、伊織くんの声が弾んでいるから。顔もニヤけているし」

「いや、その……まあぶっちゃけ、可愛くておまけに巨乳です。しかも、ロリ巨乳」

「そそるね、それは」

「はい、とても……いやいや、でも俺には光さんがいるから」

「乗り換えても良いのよ?」

 光さんは小首をかしげて言う。

「じょ、冗談でもよしてよ」

「ごめんなさい。でも、やっぱり、どうしても嫉妬しちゃうから」

「大丈夫だよ、光さんが勝っているから」

「伊織くん?」

「晴海ちゃん、Gカップなんだって。光さんはIカップだからさ、なんて」

 俺は軽いギャグのつもりで言ったけど、

「へぇ~? その子の胸のサイズを知っちゃうほど、仲が良くなったんだぁ?」

「いや、その……引っ越しを手伝ったお礼と言いますか。向こうから教えてくれたんだよ?」

「伊織くんって、やっぱり……女たらしなのね」

「な、何で? 康太じゃあるまいし」

「だって、湯崎さんとのこともあるし」

「あ、そ、それは……」

「あーあ、私は伊織くんの赤ちゃんが欲しい宣言までしたのになぁ~。一方通行か~」

「あの、光さん。ちょっと酔っている?」

「伊織くんのせいでね」

 光さんは少し怒った顔で、グビグビとビールを飲む。

「ぷはぁ……はぁ、若返りたい」

「いや、だから、光さんは十分に若いから」

「伊織くんと……同じ時に学生になりたかったな。そうすれば、もっと……」

 お酒のせいだろうか?

 光さんは赤らんだ頬を俺に向けた。

 じっと見つめるその目の奥に、光さんわずかな苦しみが見えた気がした。

「……ごめん、光さん。俺のせいで、不安な気持ちにさせて」

「ううん、良いの。私が勝手に気にしているだけだから」

「俺と、光さんの年齢の差はどうしようもない。俺は気にしないけど、光さんが気にするのも仕方がないよね」

 俺は言う。

「けど、それでも……俺は光さんが好きだから。年上の素敵なあなたに、俺は初めて会った時から惚れていたんだ」

「伊織くん……」

 俺と光さんは自然と唇が惹かれあい、キスをする。

「……あっ……おっぱい、揉まないで」

「でも、こんなに美味しそうだから……」

「……良いよ。これ、あなただけのだから」

「ヤバ、そのセリフだけで……ギン立ちなんだけど」

「それ、欲しい……ちょうだい」

「光さん、エロいよ」

「伊織くんのせい……」

「ごめん。じゃあ、行くよ?」

「うん、来て」

 俺と光さんは甘く絡み合って行った。







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