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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

26 新たなおとなりさん

 今日は平日だけど。

 たまたま休講が重なって、まる1日がお休みとなっていた。

 バイトもないし。

「よし、光さんも居ないことだし……エロ本で抜くか」

 俺はウッシッシと思う。

 あんなに巨乳で素敵な年上の彼女がいる俺だけど。

 それでも、一人エッチは別腹と言うか。

 結婚している男もそうなりがちって言うし。

 俺も以前は毎日のように電子エロ書籍で抜きまくっていた。

 けど、光さんと付き合うようになってからは、その頻度も減っていた。

 まあ、光さんがしこたまエロいことをさせてくれるからなんだけど。

 でも、たまには、一人でゆっくりと抜き抜きしたくなる。

「よし、布団オーケー! ティッシュ、オーケー! セッティング完了だぜ!」

 俺はウキウキとしながら言う。

「さてと……シコるから」

 そして、俺は布団に寝転がってスマホを構えた。

 しかし、その時。

 ピンポーン、と。

 無粋なチャイムが鳴った。

「ちっ、誰だよ、こんな時に!」

 宅急便の予定もないし。

 俺は適当に居留守でも使ってやろうかと思った。

 だが、

「あ、あの、すみませ~ん」

 聞こえたのは可愛らしい女の子の声だった。

「なぬっ!?」

 俺はとっさに立ち上がると、パンツとズボンを穿き直す。

 それから、鏡で自分の髪型をチェックして、玄関ドアを開けた。

「あ、すみません。お休みのところ」

 目の前に居たのは、その可愛らしい声に違わず、可愛らしい女の子だった。

 背は小柄でツインテール。見た目はロリっ子。

 ただ、その胸が……デ、デカい。

 光さんには劣るけど……これ、Fカップは下らない。もしくはGカップはあるぞ!?

「あの……」

「あ、ご、ごめん。えっと、君は……」

「あ、私は沢野晴海さわのはるみと言います、大学1年生です」

「ど、どうも」

「先日、こちらに引っ越して来たばかりで。ごあいさつに来ました」

「ああ、わざわざ、ありがとう。もしかして、おとなりさん? 確かにこの前、となりの部屋で物音がしていたから」

「あ、すみません。ご迷惑でしたか?」

「ううん、大丈夫だよ。あ、俺は山本伊織って言うんだ。大学2年生だよ。よろしくね、沢野さん」

「はい、山本さん。ちなみに、大学はどちらなんですか?」

「ん? 海南かいなん大学だよ」

「え? 私も海南大です」

「マジで? 俺は経済学部だけど、沢野さんは?」

「私も同じ経済ですぅ~」

「へぇ~! こいつは奇遇だね」

「本当ですね」

 沢野さんはクスリと笑う。

「えっと、沢野さんは……」

「あ、『さん』付けは結構ですよ。私の方が年下ですから。あと、出来れば下の名前で呼んで下さい。せっかく、こんな風にお近づきになれたんですから」

「あ、そう? じゃあ、晴海ちゃん。俺のことも伊織って呼んで良いよ」

「はい、伊織さん。よろしくお願いします」

 ニコッとする彼女の笑顔が眩し過ぎる。

 これが1年生のフレッシュさか。

「けど、今は6月だよね。引っ越すには、ちょっと中途半端と言うか……」

「実は最初は実家の方に住んでいまして。けど、お友達が一人暮らしをしているのが羨ましいから親に頼んで、このたび晴れて一人暮らしを許してもらったんです」

「そっか、じゃあこれからドキドキワクワクだね」

「はい!」

「そういえば、引っ越しの片付けとかもう済んだの?」

「いえ、それがまだでして……」

「そっか。女の子だけじゃ大変だもんね……よし、良ければ俺が手伝うよ」

「えっ? そ、そんな、悪いですよ」

「気にしないで。あ、ちなみに今日の講義は?」

「あ、お休みなんです」

「それもまた偶然。俺も休みなんだ」

「うふふ。じゃあ、お言葉に甘えちゃっても良いですか?」

「良いですとも」

 俺はポンと胸を叩いて言う。

「ていうか、女子の新居に俺みたいなムサい男がお邪魔するなんて、ちょっと申し訳ないなぁ」

「うふふ、気にしないで下さい」

 それから、俺たちは晴海ちゃんの部屋に向かう。

「お、結構ダンボール箱があるねぇ」

「す、すみません」

「いや、やりがいがあるよ。じゃあ、重そうなのは俺が運ぶから、晴海ちゃんは軽いやつを運ぼうか」

「はい!」

 晴海ちゃんは笑顔で頷いた。



      ◇



 二人でテキパキと動いたおかげで、お昼前には作業が終了した。

「ふぅ~、終わった、終わった」

「伊織さん、ありがとうございます。助かりました」

「いやいや、可愛い後輩のためならお安い御用だよ」

「えへへ。あ、お昼ごはんの時間ですね」

「そうだね。近くにコンビニで何か買おうか」

「はい」

 俺と晴海ちゃんは歩いてコンビニに向かう。

「そういえば、晴海ちゃんってサークルは何に入っているの?」

「音楽のサークルです。そこでガールズバンドを組んでいます」

「え、マジで? パートは?」

「私はボーカルです。あと、ギターも弾いたり」

「へぇ~、そうなんだ! じゃあ今度、歌とか聞かせてよ」

「はい、良いですよ。ちょっと恥ずかしいけど……」

「そんな恥ずかしがることないって。でも、晴海ちゃんってモテるでしょ?

「へっ?」

「いや、可愛いし。その……む、胸も大きいよね」

「あっ……や、やだ、伊織さんったら……ずっと私の胸を見ていたんですか?」

「いや、まあ、お尻も可愛いなって」

「もう~、エッチな先輩ですね~!」

 晴海ちゃんはふくれっ面になる。

「嫌われちゃったかな?」

「うふふ、平気ですよ。伊織さんが優しくて良い人だってこと、私にはちゃんと伝わっていますから。伊織さんこそ、モテそうです」

「まあ、その……一応、彼女がいるから」

「そうなんですか? どんな人ですか?」

「実は、同じアパートのとなりに住むお姉さんなんだ……巨乳の」

「あ~、やっぱりおっぱい好きの変態さんですね~!」

「いやはや、申し訳ない」

「じゃあ、お昼ごはんを食べながら、みっちりと年上の巨乳な彼女さんのこと、聞かせてもらいますね」

「お手柔らかにお願いします」

 こうして、俺は同じ大学の可愛い後輩女子、晴海ちゃんと知り合った。







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