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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

23 光さんとプチゲンカ

「えいっ、ひかり先生のおっぱい!」

 むにゅっ、と。

「あ、こら。また先生のおっぱいを触って~!」

「えへへ。でもひかり先生」

「なに?」

「なんか前よりも、おっぱいおおきくなった?」

「えっ」

 私は教え子の言葉に固まってしまう。

「そうよ~。光先生は、大好きな彼氏におっぱいを揉まれまくって成長したの♡」

「ちょ、ちょっと、美恵子!」

「え~、ズルーい! ぼくだってひかり先生のかれしになりたい!」

「ぼくも!」

「ぼくだって!」

 男子たちが騒ぐ。

「ほらほら、みんな! きちんと運動に集中して!」

 私は誤魔化すようにそう叫んだ。



    ◇

「で、実際の所はどうなの?」

 昼休み。

 いつものようにお昼ご飯を食べていた美恵子が言う。

「え、何が?」

「だから、伊織くんとのこと」

「あ、うん……仲良くやっているよ」

「そうか、ヤリまくりか」

「そんな言い方はしないで」

 私は軽く美恵子を睨む。

「けどこの前、温泉旅行に行った時も、ちょっとし過ぎちゃったかも」

「え、温泉旅行なんて行ったの? 二人で?」

「ううん、伊織くんのお友達のカップルとダブルデートってことで」

「へぇ~。若いエキスをたっぷり吸った?」

「うっ……やっぱり、私っておばさんだよね」

「おばさんじゃなくて、お姉さんでしょ。今の時代は年上の需要が高いんだから。もっと胸を張りなさい。その立派なお乳をさ!」

 ベシ!

 ボイン!

「や、やめてよ!」

「ふふ~、てか、マジで大きくなったけど、それ何カップ?」

「お、教えない……」

「ふぅ~ん? じゃあ、揉みまくって確かめようかしら」

 美恵子は指先をワキワキとさせる。

「や、やめてよ」

「ふっふっふ、先生のくせにそんなエロいおっぱいを付けた光先生は……こうしてやる!」

「あっ、ちょっと……いやあああああぁん!」



      ◇



「え、学校でみんなにおっぱいを揉まれまくった!?」

「う、うん」

「それってもしかして、男の先生も!?」

「いやいや、違うから。子供たちと、あと美恵子に」

「ああ、それなら良いけど」

 俺はホッと胸を撫で下ろす。

「いや、それも良くないから。すごく恥ずかしいし」

「何で? そんなに立派なんだから、もっと堂々としなよ」

「もう、伊織くんのバカ。女心が分かっていないよ」

 光さんはぷい、とそっぽを向いてしまう。

「ごめんって、怒らないでよ」

「じゃあ、伊織くん。しばらくおっぱい禁止ね」

「えっ」

「揉んだら罰金なんだから」

 どうやら、光さんはまだご立腹らしい。

 まあ、そんな風に怒った顔も可愛いんだけど。

「分かったよ、光さん。しばらく、おっぱいは触らない」

「良い子ね」

「その代わり……」

 ポンッ。

「ひゃんっ!?」

「お尻は触っても良いよね?」

「こ、こら! 食事中に行儀が……」

 ムニムニ。

「あっ、くうぅ!」

「どうしたの?」

 俺が少し笑って言うと、光さんは軽く涙目で睨む。

「ひ、ひどい。こんなことする子だったなんて」

「だって、光さんって年上だけで、若々しくて可愛いんだもん」

「えっ、若い?」

「うん。この前、大学生ばかりのダブルデートに交じっても違和感なかったし。それでいて、しっかりお姉さんだから、最高だよ」

「そ、そうかしら?」

 あれ、何か急に機嫌が良くなって来たんだけど。

「わ、私って、まだ若いかしら?」

「うん。前から何度も言っているでしょ? 光さんは若いって」

「そ、そっか」

「何、もしかして気にしていたの?」

「そ、そりゃあね。大学生の子たちと一緒に居ると」

「光さんって、本当に可愛いよね」

「こ、こら、またそうやって……」

 モミモミ。

「あんっ!……って、おっぱい触っているじゃない!」

「あ、ごめん、つい」

「わざとでしょ?」

 睨む光さんもまた、可愛い。

「嫌ならやめるけど?」

 また俺が意地悪なことを言うと、光さんは頬を膨らませた。

「べ、別に? 揉みたいなら、どうぞ揉んで下さい」

 そして、光さんは俺におっぱいを掴まれたまま、ごはんを食べ始めた。

「へえ、面白いね」

 俺はニヤリと笑い、光さんのIカップ巨乳をモミモミとする。

 当然、光さんはピクリ、ピクリと反応するけど。

 意外と頑固な性格だから、気にしない素振りでひたすらにご飯を食べる。

「じゃあ、つねっちゃおうかな~……先っちょを」

「えっ」

 光さんは目に見えて動揺していた。

「良いよね、光さん?」

 俺が尋ねるも、光さんは尚も動揺している。

「じゃあ、つねります。スリー、ツー、ワン……」

「ま、待って!」

 光さんの声に、俺はピタリと指を止める。

「……ご、ごめんなさい」

「えっ?」

「意地悪なことを言って」

 シュンとする光さんを見て、俺は我に返った。

「い、いや、俺の方こそごめんなさい。光さんが嫌がっているのに、つい……」

「良いの、私が大人げなかったわ」

 光さんは微笑む。

 ああ、この人はやっぱり素敵なお姉さんだな、と思ってしまう。

「光さん、俺ちゃんとお行儀よくごはんを食べるよ。だから……」

 言いかけた俺の唇に、光さんが指を置く。

「……また、一緒にお風呂に入ろうか?」

「え、良いの?」

「そこなら……いっぱい、揉んでも良いよ?」

「ひ、光さん……たまらないです」

「うふふ」

 今日は光さんとプチゲンカをした。







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