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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

18 健気な光さん

 ここ最近、俺は光さんとエッチをしまくっていた。


 朝、お互いに出掛ける前に。


 夜、お互いに眠る前に。


 そして、休みの日は一日中しているなんてのもザラだ。


 美人で可愛くて巨乳な光さんとエッチ三昧な日々を送ることが出来て、俺はとても幸せなのだけど……


「……ま、まずい」


 その成果、大学の講義の単位がちょっと危なかった。


「あーあ。そんなサルみたいに盛ってエッチしまくるから。それが童貞の悪い所だよなぁ」


「うるせえよ、ヤリチン野郎」


 俺は嫌味を言った康太を睨む。


「ていうか、お前は何人も同時進行しているのに、よく単位を落とさないな」


「まあ、その女の中に頭の良い大学奴や、高学歴のOLとかいるから。教えてもらっているんだ」


「お前はすごいなぁ」


 むしろ、感心してしまう。


「けどまあ、単位はきちんと取った方が良いぞ。留年とかしたら、親にも迷惑がかかるだろ?」


「ちっ、クズのくせに真っ当なこと言いやがって」


「それから、年上の素敵な彼女さんにも嫌われるんじゃないか?」


「えっ……ひ、光さんに?」


 それだけは絶対に避けなければ。


 あの素敵な笑顔を俺は失いたくない!




      ◇




「……と、言う訳なので。俺はしばらく、光さんとエッチなことはしません」


 光さんの部屋で一緒に晩ごはんを食べていた時に、そう言った。


「そ、そう……仕方ないわね」


 光さんは頷いてくれる。


「けど俺、すぐに成績を復活させて、また光さんにエッチなことをしまくりたいです!」


「い、伊織くん。声が大きいよ」


「あ、すみません……」


 頭を下げた拍子に、光さんの巨乳と目が合った。


 ちなみに、光さんはエプロン姿である。


 可愛く清楚なエプロンを押し上げる巨乳を今すぐに揉みしだいて……


「……って、ダメだああああああああああああぁ!」


 ガンガン!


「い、伊織くん!?」


 目の前でテーブルに頭を打ち付けて流血する俺を見て、光さんはひどく困惑した。


「ひ、光さん……どうやら、光さんとこうして対面すること自体がダメなようです」


 俺はゆらり、と立ち上がる。


「伊織くん?」


「ごめんなさい。しばらく、一人で勉強に集中します。料理、美味しかったですよ」


「あっ……」


 俺は何か言いたげだった光さんに背を向けて、部屋を出た。




      ◇




 減量するプロボクサーの気持ちが、少し分かるかもしれない。


 光さんのおっぱい断ちをしている俺は、


「でさ~、あいつが皆の前で罰ゲームをおっぱじめて……」


 おっぱい!?


 俺はキャンパス内で何気なく会話をしていた連中を睨んでビクっとされてしまう。


 いかん、おっぱいに近いワードにも過敏に反応してしまう。


 それくらい、今の俺は追い込まれていた。


 けどそのおかげで、少しずつまた成績が戻って来ている。


「大丈夫か、伊織?」


 一緒に昼メシを食っていた康太が言う。


「ああ、俺はイケる。まだイケる。フッフッフ……」


「何かヤバい薬をキメているみたいだな」


「フッフッフ……」


「ちょっとくらい、抜けよ」


「いやいや、ここまで来たら、極限まで己を苛めたいんだ」


「ドMかよ」


 康太は呆れて言った。




      ◇




 家に帰って、コンビニ飯を食らってから、またすぐに勉強を始める。


 普段なら、光さんの温かい料理を食べて、エッチをするんだけど。


 今の俺に、そんなパラダイスなど必要ない。


 今はただ、己に修練を課すのみだ。


 ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴る。


 こんな時間に、誰だ?


 集金屋か?


 俺は極限まで集中力を高めていたので、無粋なその訪問主を無視することに決めた。


「あの、伊織くん? 居るかな?」


 その声にハッとした。


「ひ、光さん?」


 俺は声を上ずらせながら立ち上がり、玄関ドアまで向かう。


「あ、伊織くん」


 ドアを開けると、そこには光さんが立っていた。


「ど、どうしました?」


「あ、ごめんね、勉強の邪魔かと思ったんだけど……どうしても、顔を見たくて」


「いや、そんな……んっ?」


 俺はふと、違和感を覚えた。


 いつもの光さんと何かが違う……


「あっ、おっぱいがない!?」


「い、伊織くん、声が大きいよ」


「す、すみません。とりあえず、中に入って下さい」


「う、うん」


 バタン、とドアを閉じる。


「何か飲みますか?」


「ううん、大丈夫」


「それで……あの……」


「おっぱいの話?」


「そ、そうです。光さんの立派なお乳が……何で無いんですか?」


「あのね、伊織くんが私の胸を見ると勉強に集中出来ないから、しばらく会えないって言ったでしょ?」


「ええ、まあ」


「でもやっぱり、どうしても伊織くんに会いたいから……スポブラをしているの」


「へっ?」


「そうやって、胸を隠して来たの……ダメかな?」


 光さんは少し不安げな顔で俺を見つめた。


「ひ、光さん……」


 俺はプルプルと震える。


「ご、ごめんね。やっぱり、迷惑だよね。私、帰るから……」


 立ち上がりかけた光さんの手を掴む。


「待って下さい、光さん」


「伊織くん?」


「俺、メチャ嬉しいです。光さんがそんなことをしてまで、俺に会いたいだなんて……可愛いすぎるよ」


「そ、そんな、可愛いだなんて……」


 光さんは頬を赤らめる。


「光さん、ちょっとだけ、エッチしても良いですか?」


「えっ? でも、良いの?」


「はい。確かに、大学の単位は大事ですけど……大切な光さんの表情を曇らせたままなのは嫌です」


「い、伊織くん……実は私……ずっと伊織くんが欲しくて……もう限界で……」


「ごめんなさい、光さん。俺、少し自分勝手でしたね」


 俺は光さんを抱き締めて言う。


「ううん、そんなことないよ」


 そして、俺と光さんは見つめ合い、キスをする。


「……久しぶりの伊織くんのキス……嬉しい」


 その可愛らしい顔に、俺の理性がプチ切れた。


「光さん……光ぃ!」


「えっ、呼び捨て……」


「あ、ごめんなさい、つい……」


「ううん、良いの。嬉しいわ……」


「じゃあ、光のおっぱい、いただくね」


 スポブラを取った反動で、ブルルン!と巨乳が揺れる。


「うん、来て……伊織」


 そして……


「伊織いいいいいいいいいいいいいいいぃ!」




      ◇




 そして、後日……


「やったぜ! 光さんとエッチしたおかげで、むしろスッキリして単位ゲットだぜ!」


「まあ、何事もバランスが大事だからな。これからも、ほどほどにエッチしろよ」


「おう。じゃあ、今日からまた光さんとエッチ三昧だぜぇ!」


「人の話を聞いていたのか、バカ野郎」


 呆れる康太を無視して、俺は光さんとのエッチを妄想しまくっていた。








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