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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

17 光さんのおっぱい禁止令!?

 人々が行き交う街の一角に俺は佇んでいた。

 今日は光さんとのデートだ。

 もう付き合ってそれなりに経つけど、いまだにドキドキしてしまう。

「伊織くーん!」

 ハツラツと爽やかに響き渡る声。

「あ、光さん」

 俺は自然と笑顔になって顔を上げる。

 普段、光さんはTシャツにズボンというラフなスタイルだ。

 それは俺好みで非常にそそるのだけど。

 デートの時は、スカートを穿いて少し気合を入れてくれるから、それがまた嬉しい。

 服も普段よりもゆったりしている……それなのに。

 走ると揺れるおっぱいがすごかった。

 周りのエロ男どもも、その乳揺れに視線が釘付けになっている。

 そして、俺もすっかり見惚れていた。

 しかし、そこでハッとする。

 いかん、いかん!

 俺は今日、自分の中で一つのルールを決めていた。

 それは……光さんのおっぱい禁止令である。

 今日1日、俺は光さんのおっぱいに対して、『見ざる、聞かざる、言わざる』の精神で臨みたいと思う。

 それは、つまり。

 光さんのおっぱいを見ないこと。

 光さんのおっぱいの揺れる音を聞かないこと。

 光さんのおっぱいについて言及しないこと。

 この3点をしーっかりと守って行きたいと思う今日この頃だ。

「お待たせ、待った?」

 くぅ~!

 間近で見ると、本当に可愛い人だ。

 こんなに美人で可愛くて、おまけに巨乳の素敵なお姉さんが俺の彼女だなんて……あっ、だから、おっぱいは禁止だって!

 しかし、今日は助かった。もし、光さんがいつものようにラフな格好だったら、そのエッチな巨乳が強調されて、俺は軽く死んでいただろう。

 今日ばかりは胸を隠すゆったり系ファッションに感謝だ。

「どうしたの? 私のことをそんな風にジロジロ見ちゃって」

「あ、いえ……すみません。光さんがあまりにも可愛くて……」

「や、やだ……恥ずかしい」

 くぅ~!

 この年上の彼女さんがクッソ可愛すぎる!

 今すぐに抱きしめたい! そして、おっぱいを揉みしだいて……って、だから、ちがーう!

「い、行きましょうか」

「う、うん」

 お互いにドキドキしながら、手を繋いで歩き出す。

「どこから行きます? お店とか見て回りましょうか?」

「うん、それも良いけど。今日は、伊織くんとゆっくりお話がしたいな」

「と言うと……カフェにでも行きますか?」

「うん、行きたい」

「じゃあ、行きましょう」

 と言う訳で、俺は光さんとカフェに行く。

 そして、お互いにアイスコーヒーを頼んだ。

「伊織くん、ガムシロいる?」

「あ、はい」

「じゃあ、入れてあげる」

「ありがとうございます」

 光さんは笑顔でガムシロを注いでくれる。

「ふふ……でも、何かこのお店、ちょっと暑いわね」

「ああ、確かに。人気で混んでいるから、人口密度が高いんですかね」

「ちょっと、上着を脱いでも良いかな?」

「えっ? あ、はい」

「じゃあ、失礼して……」

 光さんはプチ、プチ、とボタンを外すと、羽織っていたアウターを脱ぐ。

 すると、たわわなお乳の谷間が見えた。

「……ッ!?」

 俺は顎が外れるくらい、驚愕した。

 普段なら、スケベに鼻の下を伸ばして光さんの巨乳をガン見する所だけど。

 いま、光さんのおっぱい禁止令が出ている状況下において、これはまずい。

 もし、初めから谷間を強調するような服装だったら、ここまでの衝撃は受けなかっただろう。

 いつの時代も、ギャップの力は凄まじい。

 今日は清楚にゆったりと、その立派なお乳様を隠しているのかと思ったら……とんでもない爆弾を仕込んでいらっしゃった。

 ひ、光さん……あなたは可愛い顔をして、とんでもないお方だぜ。

 もう、その谷間の引力によって俺の視線が……って、いかん、いかん!

「どうしたの、伊織くん?」

「あ、いや、何でもないです」

 落ち着け、俺。

 光さんのおっぱいなんて、もう何度も見ているじゃないか。

 生乳だって拝んでいる俺ならば、この程度の谷間に動揺することはない。

 しかし、巨乳は生で見るよりも、服を着ている方がエロい。

 それはもはや、自然の摂理である。

 って、だから、また光さんのおっぱいのことばかり考えているしぃ!

 こ、ここは、適当に話題を振って気を逸らさないと。

「光さん、最近どうですか? 学校での先生っぷりは」

「相変わらず楽しいよ。まあ、子供たちは可愛いけど、生意気だね」

「へぇ~」

「前にも言ったけど、男の子なんていつも私のおっぱいに触って来るから」

「ゴフッ!?」

 俺は飲みかけのアイスコーヒーを噴き出す。

「きゃッ! い、伊織くん、大丈夫?」

「し、失礼しました」

 俺は手の甲で口元を拭って言う。

 くっ、俺としたことが。

 学校の話をすれば、自ずとその話題が出ることは分かり切っていたことじゃないか。

 クソッ、また俺のライフゲージが削られちまったぜ。

「プ、プライベートの方はどうですか?」

「うーん……実は、ここだけの話なんだけど」

「あ、はい」

「最近、新しい下着を買ったの」

「そうなんですか」

「その、ね……また、胸が大きくなったから……新しいブラを」

「ゴハァ!?」

 俺は吐血も混ざったアイスコーヒーを噴き出す。

「きゃああぁ! い、伊織くん!?」

「な、何でもないです……」

 ク、クソ、まだとんでもない爆弾を隠し持っていらっしゃった!

 ていうか、前よりも大きくなったって、どれくらい大きくなったんだ?

 でも、ブラを買い替えるってことは、カップ数も上がったということで……

 あー、メッチャ聞きたい。

 普段なら聞くけど、今日ばかりは……

「……え、Hカップになっちゃった」

 ダラダラダラダラ……俺の口からはありとあらゆる液体がこぼれ落ちる。

「い、伊織くん!? ちょっと、大丈夫?」

 もう、限界だ。

「……光さん、今すぐこの店を出ましょう」

「伊織くん?」

「俺、やっぱり……光さんのおっぱいを我慢するなんて無理だ」

 我ながら、情けない心情吐露である。

「……ふふ、何か様子がおかしいと思ったら、そういうことだったのね」

 光さんは微笑んで言う。

「はい、すみません……」

「でも、良かった。私、少し不安だったの」

「へっ?」

「私、カップ数も上がったし、伊織くんに喜んでもらおうと思って、今日は自分でもその……おっぱい攻撃を仕掛けてみたんだけど、伊織くんがいつものように反応してくれなかったから……寂しくて」

「ひ、光さん……もう、股間が痛すぎるんで、早く……」

「た、大変。破裂しないよね?」

「た、たぶん……」

 この後、俺は光さんとホテルに行ってメチャクチャした。







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