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アパートのとなりに引っ越して来た年上のお姉さんが美人でしかも巨乳だったけど、紳士でいたいからひたすら目を逸らしていたら『普通に見て良いよ』と言ってくれた

三葉 空

10 まさかのモテ期が到来?

 講義中、俺はまたボケーッとしていた。


 この前、灯里さんの部屋で灯里さんの同僚であり友人の美恵子さんと鍋をして飲んだ。


 その際、灯里さんのおっぱいを揉んで……恥ずかしかったけど、何か嬉しかった。


 光さんも同じ気持ちだったみたいだし。


 その後、美恵子さんがふざけて、


『じゃあ、このまま3人でしよっか?』


 って言った時は、光さんが少し不機嫌そうになったけど。


『ごめんなさい、俺は光さんのことしか抱きません』


 俺がキッパリとそう言ったら、光さんはすぐご機嫌になってくれた。


 その後、気を利かせて美恵子さんが帰って行き……


『あっ、伊織くん……すごい……あぁん!』


 灯里さんの巨乳をモミモミしながら、エッチしたんだよなぁ。


 可愛かったなぁ。


「はぁ~……幸せすぎる」


「おい、キモい顔してんなよ」


 となりに座っていた康太こうたが言う。


「いやぁ、すまん」


「何だ、また年上の彼女とイチャコラしたのか?」


「まあな」


「全く、幸せなのは結構なことだけど、勉強もしっかりしろよ。単位を落として留年しても知らねーぞぉ」


「んだよ、チャラ男のくせに真面目だな」


「俺は恋も勉強もきちんとヤル男なんだよ」


「すごいな~」


「ダメだこりゃ」


 康太は肩をすくめた。


「んじゃ、俺はこれから用事があるから。先に帰るわ」


「女か?」


「バイトだよ。じゃな」


「あいよ~」


 俺はふやけたまま、康太に手を振った。


「……けどまあ確かに、ちゃんと勉強はしないとな。今までも、真面目に頑張ってきたわけだし」


 自分で頬を叩いて気合を入れ直す。


「あの、山本くん」


「ん?」


 すると、一人の女子が声を掛けて来た。


「えっと……村瀬むらせさん? どうしたの?」


 同じ学部の村瀬凛乃むらせりのは、肩の辺りで切り揃えたセミロングヘアを揺らして口を開く。


「あ、ごめんね。ちょっと、山本くんに声をかけたくなって」


「俺に?」


「そう。山本くん、最近ちょっと雰囲気が変わったなって」


「あ、分かる?」


「何かあったの?」


「ここだけの話にしてくれる? 実はさ、彼女が出来たんだ」


「え、本当に? この大学の人?」


「いや、同じアパートの隣人で、最近引っ越して来た年上の素敵なお姉さんで……っと、喋り過ぎた」


「うふふ、その彼女さんのことが好きなのね」


「ああ。俺みたいな平凡で冴えない男が、あんな巨乳で爽やかな美女と付き合えるなんて……あっ、また」


「巨乳で爽やかってどいういうこと?」


「小学校の先生なんだよ。だから、すごく爽やかで、おっぱいが大きいんだ」


「ふぅん? そのおっぱいを、いつも揉んでいるの?」


「ちょ、ちょっと、村瀬さん」


「良いから、教えてよ」


「そ、それはまあ……揉んでいます」


「エッチもした?」


「し、しました……」


「どおりで、童貞臭さが無くなった訳だよ」


「えっ、やっぱり女子って分かるの?」


「まあ、何となくね。あっ、でも別に童貞臭いのが悪い訳じゃないよ? むしろ、私は結構そそるし」


「じゃあ、童貞じゃなくなった俺は、村瀬さんの眼中にはない訳だね」


「ううん、むしろ興味が湧いたよ。だから、こうして声を掛けたの」


「えっ?」


 村瀬さんはくすりと笑う。


「この後、少し時間ある?」


「まあ、講義はもう終わりだけど……」


「じゃあさ、ちょっとお茶しない?」


「でも、俺には光さんが……」


「大丈夫、これは浮気じゃないよ。同じ大学の友人と、ちょっとお喋りするだけ。それに、他の女子とも触れ合っておいた方が、山本くんにとってもプラスの経験になるし、大好きな彼女さんにも喜んでもらえる男になれると思うよ」


「光さんに喜んでもらえる男に……」


「そう。あたしで良ければ、恋愛の指南をしてあげるよ。割と経験はある方だからさ」


「あ、やっぱり。ちょっとビッチぽいもんね」


「こら、怒るぞ?」


 そう言いつつ、村瀬さんはぺろっと舌を出す。


 正直、ちょっと可愛いなと思ってしまう。


 いやいや、俺には光さんだけだ。


 おっぱいだって、光さんの方が大きいし。


 まあ、村瀬さんもそこそこあるっぽいけど。


 って、だから俺はぁ!



「ふふ、さっきから何を悶えているの?」


「へっ?」


「やっぱり、伊織くんはまだ童貞臭いね」


「えっ?」


ふいに名前で呼ばれたから、ドキっとしてしまう。


「じゃあ、LINE交換しよ。後で待ち合わせしたいから」


「あ、そうだね」


 ピロン♪


「ふふ、楽しみにしているよ、伊織くん」


 村瀬さんは微笑みながら去って行った。


 俺はしばしその姿を見つめながら……


「……まさか、モテ期か?」


 少しばかり、鼻の下を伸ばしていた。








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