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異世界なう―No freedom,not a human―

逢神天景@小説家になろう

第八章登場人物なう*ややネタバレあり

登場人物紹介(ネタバレ注意!)




Side.天川


天川明綺羅
職業:王家直属騎士
武器:剣(神器『ロック・バスター』)
魔法:光
備考:この章における主人公。基本的に爽やかな好青年で、本作における「悩み」担当。数々の苦悩が襲いかかってきたが、何とかはねのけ成長することが出来た。
 そもそもどの能力値も高く、「普通」の世界では「天才」呼ばわりされるタイプの人種。本人も特に嫌味がなく相手のことを思いやり、人間関係の機微にも敏感と天才にありがちなコミュニケーション能力の欠如も皆無な完璧超人。おまけにそれらを本心から行えるタイプ。
 しかし巻き込まれた世界が異常過ぎてどうにも適合することが出来なかったことが彼の不運の始まりである。厳しい言い方をするなら「幼児の万能感を持ったまま現実を突きつけられた男」といったところ。
 それでもモテモテだし勇者だし、結果的に殻を破ることも出来たので結果オーライ。このままカッコいい王道勇者として戦って行って欲しい所存。


空美呼心
職業:王家直属騎士
武器:杖
魔法:回復魔法
備考:この章のメインヒロイン。後ろに(笑)をつけたくなるのはご愛敬。天川に足りていない「毒」担当のバリバリ裏表ガール。しかし同時に恋する乙女でもあるので天川に対しては裏表どちらでもラブな感じ。
 天川よりは余程異世界に適合しているので、後衛で政治的なことを担当している。戦闘時には回復担当だが、天川の実力が高くなるとあんまり回復の機会が無くなるので天川以外を回復することが多い。
 前の世界ではいわゆるクラスのマドンナ。完璧な美少女……というわけではないが愛嬌があり、気遣いが出来て、勉強も運動もそつなくこなす。いつも笑顔で人々の癒しとなる女の子。しかしその本質は本人曰く「エゴイスト」。自分と自分の気に入った人以外は割とどうでもいいと思っている節がある。
 この章では割と出番があった方だが、美味しいところは持っていかれてしまってちょっとしょんぼり。


ティアー・アトモスフィア
職業:王女
武器:杖
魔法:回復魔法?
備考:天川編ヒロインその2。一応ネタバレ回避のために魔法の欄は「?」にしておいた。
 天川編の「毒」は呼心が担っているので、どちらかというと立場や格式、品位みたいな部分を担当して欲しかったが呼心とやや被るという事態に陥る。なんてこった。
 天川パーティーで一番の美人。その見た目とオーラは名乗られていない初見で天川が「王女様だ」と見抜くほど。
 初登場時から最もキャラが変わった人の一人。京助に忠告されてるところとかほぼ別人じゃないだろうか。
 本来であれば「普通の王女様」で終わるはずだった人物。しかし天川に恋したことによって状況は一変する。彼と結婚するために様々な策謀を巡らせるが……?


ヘリアラス
職業:無職
武器:その肉体
魔法:無し
備考:天川編ヒロインその3。
 天川編における「師匠」を担う人物……のはずが、ぶっちゃけこの章だとその辺もラノールに奪われている気がしないでもない。
 しかしそうはいっても枝神。割といいところで彼の危機を救うことになる。どうしても彼女を戦わせると大体の敵がボロクソにやられていくので参加させづらいのが悩みどころ。
 基本的に天川を育てることが彼女の目標なので、どのタイミングでも彼の行動を見守っている。
 今回の章では衝撃的な行動に出るが……?


ラノール・エッジウッド
職業:第一騎士団団長
武器:片手剣、盾
魔法:無し(生活魔法程度なら使える)
備考:天川編ヒロインその4。この章では途中から一切の出番が無くなるのが悩みどころである。
 天川のヒロインの中ではイレギュラーであるヘリアラスを除くと唯一戦闘力があり、天川を越える事実上天川編内ではトップの実力を持つ女性。
 本来であれば貴族の娘でもあり高潔な女騎士。くっ殺が非常に似合う立場ではあるものの正直彼女をくっ殺出来るレベルの実力者がそうそういない。
 天川のことを愛しているが、彼女には彼女の思惑があるためにやはり隠していることがある。
 天川編における「導く人」担当……だったはずがエロとラブコメ担当になりつつある。なんでこうなった。貞淑で高潔で麗しく強い女性というコンセプトは一体どこへいってしまったのか。


追花桔梗
職業:王家直属騎士
武器:杖
魔法:強化付与
備考:天川のヒロインその5。しかし今回はその2を食う活躍を見せた。
 プロット段階では一切存在していなかったキャラであり、天川編において一番の見せ場を全部持って行ったヒロイン。
 コンセプトは「普通の女の子」。どこか裏のある呼心、王女として立場と美貌を使い分けるティアー、枝神であり圧倒的な「上」の立場にいるヘリアラス、騎士団の団長であり高潔な女騎士であり更なる秘密も持つラノール……などなど、そもそも「戦い」というものを身近に置くことに躊躇いが一切ないヒロインたちの中では浮いた存在。
 だが、そんな彼女だからこそ最後のセリフに繋がったともいえる。
 余談だが空美よりは胸があるがラノールよりは小さい。






難波政人
職業:王室直属騎士
武器:剣
魔法:無し
備考:この章から一気に出番の増えた男。感想欄で「死にそう」とか言われているくらいには出番が増えた。
 あくまで普通の高校生、あくまで普通の青年。なんでも出来る天才じゃないし、かといって別の世界に飛ばされた時に心を強く持って元の世界の倫理観を保ち続けることも出来ない。ただ流され続けてここまで来ている。
 しかしそんな彼だからこそ天川は何かを見出した。そしてそんな何かを見出された難波は徐々に自分の力と向き合っていくが……?


新井美沙
職業:王室直属騎士
武器:杖
魔法:氷
備考:作者も予想だにしない成長を遂げた女の子。真顔でコテンと首を倒す様は多分目の前で見たら軽くホラー。
 ヤンデレofヤンデレっぽくなったけど実際は可愛らしい女の子。ちょっと自信が無いだけの可愛らしい女の子。
 ……のはずが空中をスケートでビュンビュン飛び回って魔物たちを片っ端から凍らせていくというのは誰がどう見ても立派な戦士だと思う。魔法師ですらない気がするよ。
 そんな彼女もそろそろ京助に会えるはず。楽しみだね。


井川伸也
職業:王室直属騎士
武器:杖
魔法:転移魔法
備考:異世界人、その中でも唯一のリア充。幼馴染の木原と付き合っている。
 ……のだが、この章では碌な目にあっていない。


木原真奈美
職業:王室直属騎士
武器:双剣
魔法:無し
備考:井川の彼女。普段はガッツリヤンキー口調だが、二人きりになると可愛らしい口調になる……というか可愛らしい口調が本来の口調。
 井川は知っているが彼女はとても人見知りで強がり。だからこそ人前ではつんつんした態度をとって井川にもつれないがその分二人きりになるとデレる。
 ……のだが、本当にこの章において彼女のもろさがでてしまい……


宇都宮野乃子
職業:パティシエ見習い
武器:無し
魔法:飴魔法
備考:新井美沙の親友でかつての恋敵。現在はパティシエ見習いとしてその魔法を色々なところでかわれている。
 性格は割とおっとりしつつもしっかり者でしたたか。前に割と出るタイプで恐らくその魔法ですら前線に出かねないほど。
 新井は彼女に思うところあるようで……?


温水健三
職業:研究員
武器:薬品
魔法:無し
備考:先生。天川明綺羅達の先生であり、それ以上でもそれ以下でもない。しかし状況が変わり、たとえ学校というものがなくとも彼らの「先生」であり続けるその態度にはある意味で図太く、ある意味で生徒想いの先生であると言える。
 どうも志村と仲が良いらしく、色々と薬品や発明品を作ってはお互いに交換し合ったり見せあったりしているらしい。


阿辺裕也
職業:王室直属騎士
武器:杖
魔法:結界魔法
備考:あまりに動きが怪しい男。王都動乱の日には姿が見えなかったが果たして……?








オーモーネル・マイギル
職業:大臣
武器:無し
魔法:?
備考:騎士団派の大臣。シローク・マイギルの父親であり天川を排除しようとしていた筆頭。しかしだからといって国のために動いていることは間違いなく、信念をもって行動している。


シローク・マイギル
職業:第二騎士団団長
武器:直剣
魔法:水魔法(戦闘補助レベル)、生活魔法
備考:第二騎士団の団長。ランクとしてはAランククラスの実力者であり、ラノールたち超越者程ではないが一騎当千の実力者。
 基本的に好青年で他者を思いやり気を遣うことのできる人物。幼い頃から騎士として育てられているため覚悟や姿勢という点が大違いなため分かりづらいが、根本は天川と似ておりなんでも出来る天才肌。
 読者から裏切るんじゃないかと言われていたがそんなことなく最後まで普通に戦ってくれた。




ビザビ・セサミスリー
 草と呼ばれる諜報員……というか、ざっくり言うなら最初から裏切るために相手の懐に入っていた人。天川たちを陥れようと四苦八苦したが力業で突破されてしまった。
 本来であれば魔族の騒動とは無関係に天川たちを陥れるつもりだったが、これ幸いと魔族の件も乗っけた……結果、大変なことになってしまった。




Side.志村




志村実理男
職業:王女直属護衛
武器:銃、強化外骨格パワードスーツ、イプシロンシステム、ヴェスディアンカー、他多数近代兵器
魔法:武器製造補助魔法
備考:ちょいちょい主人公であるはずの天川を喰っていた男。この章の裏の主人公とも言えるが、こいつが出てくる度にフリガナが多くなるので作者としては困りもの。
 マール姫のためだけに戦いマール姫だけのために銃を握る男。自称「魔弾の射手ナイトメアバレット」で他人からはもっぱら「ロリコン」と呼ばれている。まあヒロインの年齢層からして仕方が無いが。
 己のことを「何かを捨てねば強くなれない人間である」と思っており、その通りに様々な犠牲の上に今の実力を作り上げている。
 ……のだが、如何せん天川編がシリアスなためそれと対比するように出れば出るほどギャグキャラになってしまう。そしてギャグキャラになればなるほど暗い過去はどこかへ行ってしまうので結果ただの能天気ミリオタに。
 マール姫の氷のような心を溶かすことが出来たのはひとえに前の世界でネットの中に深く沈み込み、多種多様な価値観に触れていたから。そして何より裏表の無く優しい性格。
 マール姫を心から一人の女性として愛しており、また彼女に付き従うシャンのこともマールとは別ベクトルに愛している。
 いつか彼の過去編もやってみたいところ。


マール・アトモスフィア
職業:第二王女
武器:無し
魔法:精神感応
備考:天真爛漫能天気ロリっ娘。志村の一番の理解者でありどこまでも彼を信じる真ヒロイン。でもロリ。
 天真爛漫ではあるが決して暗愚ではなく、むしろ聡明。後述の魔法によって人の闇にさらされ続けたため、志村と出会う前はピクリとも笑わない子どもだった。
 もう一度他人を信じられる切っ掛けを作ってくれた志村に対しては深く感謝しており、また命を助けられたこともあり誰よりも愛している。
 父母との関係は描かれていないが、少なくとも冷遇されるほどではないが一人だけ城の中でも遠い場所に部屋があることから察される。
 そんな彼女の魔法は「人の心を読む」こと。これはやろうと思えば深層心理にある無意識化の思考すら読み取るもので、戦闘にも政治にもありとあらゆることに応用の効く現状最強の魔法。しかし幼い頃はこの魔法を無意識に使ってしまい、余計なトラブルを招くことがあった。
 今ではコントロールも学び、志村とシャンを守るためにのみ使うことを自身に誓っている。


シャンニーリア
職業:王女専属メイド
武器:デリンジャー
魔法:無し
備考:色々あってマールの傍付きになった獣人。元奴隷で現在も奴隷としての立場にある(主人はマールになっている)。
 基本的にクールで真面目、マールが心を開かせるまでは人族全てを憎んでいた。
 自分のせいで姉ともども奴隷狩りに捕まってしまったことを気に病んでおり、トラウマになっている。
 この小説のレーティングでは書けないこともいくらかされており、徹底的に心は傷ついているのだが志村とマールのおかげで何とか持ち直している。
 経験のせいで年相応の精神はしておらず大人な部分と子どもな部分の差が非常に激しい。マールと一緒に衣装の名前を決めたりと根は少女趣味な模様。




ショック・ポンド
職業:騎士
武器:両刃のチャクラム(に似たモノ)
魔法:???
備考:志村に弟子入りした騎士団の少女(に見えるが一応成人はしている)。接近戦、特にボディの防御が甘い面がありたびたび志村に指摘されている。
 語尾に「~ッス」とつけたり志村のことを軽んじる発言をしたりと年相応の精神をしているとは言い難い。しかし甘い面はあれど騎士団に入ることが出来るだけあって戦闘力は高く、壁を走ったりすることも余裕。
 何らかの意図をもって騎士団から志村の元に送り込まれたようだが真偽は不明。後述のネタバレの姿からして騎士団上層部、本人、そして志村と三者三葉の思惑が絡んだ上での状態だった模様。






Side.京助


清田京助
職業:AランクAG(Sランク内定済み)
武器:槍(神器『パンドラ・ディヴァー』)
魔法:火、風、水
備考:本来の主人公。今回はマジで出番がなかった。


佐野冬子
職業:BランクAG(Aランク内定済み)
武器:剣
魔法:無し
備考:メインヒロイン。しかし今回は出番がなかった。


リャンニーピア
職業:奴隷
武器:ナイフ
魔法:無し
備考:本編のヒロインその2。しかし出番はない


リリリュリー
職業:Bランク魔法師、BランクAG(Aランク内定済み)
武器:杖
魔法:火
備考:本編のヒロインその3。しかし出番は(ry


マリル・ハイネ
職業:住み込み家政婦メイド
武器:無し
魔法:生活魔法
備考:本編のヒロインその4。出番はねぇって言ってるだろ。


キアラ
職業:ニート
武器:無し
魔法:なんでもござれ
備考:本編の枝神。決してヒロインではないのだがやっぱり出番は(ry








Side.M


ブリーダ
 魔族の一人。今回の騒動において魔物を連れ込んだ張本人。今までも人族にちょっかいをかけてきたが、とうとう本格的に王都を落としに来た。
 口癖は「ギッギッギ」。魔物を操って京助たちを攻撃してきたが、今回は結界を併用してより確実性を高めるという殺意に満ちた行動に出た。
 逃げ足にかけては天下一品、京助と接敵して生きているのはこいつと覇王くらい。


ホップリィ
 魔族の一人。やや理知的な雰囲気を漂わせる女性。


モルガフィーネ
 魔族の一人。どちらかというと確実にクレイジー。ホップリィとはあまり仲が良くない様子。


タルタンク
 魔族の一人。比較的落ち着いた口調で話すが見た目が完全にヤクザ。


ルーツィア
 魔族の一人にしてショック・ポンドの正体。この章で序盤から出ずっぱりだった珍しい魔族。
 風を操る新造神器と自在の変身能力を駆使して志村を追い詰めた。比較的常識的な語尾だったショックの時と違いイマイチ訳の分からない語尾を使っている。
 持ちうる能力の全てを行使し志村に挑んだが敗北。この章における中ボスであり志村にとってはボス的立ち位置。
 ショックの時と違いちんちくりんな見た目からナイスバディの美女に変貌する。しかし志村のストライクゾーンを外れていたため一切の躊躇なく殺されてしまった。


エボルト
 ……だったら絶対に京助たちが束にならないと勝てない。でも「チャオ」って言ったらえれなさんかエボルトしか思い浮かばないから仕方が無い。
 新井を勧誘しにきた謎の魔族。次章で名前が出るかもしれない。


ムマノロ
 天川が初めて殺すことになってしまった魔族、「魔王の血」を飲むことでカノンウルフに変身していた。
 魔王の血族ではないものの、高いレベルで魔物の力を使いこなしており天川を苦しめた。



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