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異世界なう―No freedom,not a human―

逢神天景@小説家になろう

160話 お祭りなう

 あれから、自宅に帰った俺たちは疲れで完全にへばっていた。冬子なんて家に着くまでもたず、俺が背負って帰ったくらいだ。ちなみにリャンは家までは我慢していたけど玄関をくぐった瞬間ぶっ倒れた。
 確かにダメージはキアラの魔法で癒えていたし、比較的短期決戦だったために肉体的な消耗も覇王戦に比べれば大したことはなかったが(終扉開放ロックオープンもしてなかったしね)、それでも初めてのSランク魔物戦だったんだ。疲労しないわけがない。


「キョースケ、妾たちと一緒に風呂に入ってトーコとピアを洗う手伝いをするか、その後入るか選ぶがよい」


 そうキアラから言われたので後者を選ぶと、キアラにしては珍しく「すまんのぅ」と言って、シュリーを伴ってさっさと入ってしまった。


「あ~……疲れた」


 テーブルにへたり込む。そこにマリルがよく冷えたジュースを持ってきてくれた。


「お疲れさまですー。あ、灰皿置いておきますね」


 灰皿と一緒に隣に座るマリル。


「ん、ありがとうマリル。……でも珍しいね、リビングで吸っていいなんて」


 この家は基本的に自室か外じゃないと吸ってはいけないルールになっている。マリルと冬子が苦手だからだ。


「やー、今日くらいはー。お酒はお風呂から上がってからにします?」


 活力煙を咥えると、マリルが火をつけてくれる。俺はゆっくりと煙を吸い込み、ふ~……と大きく吐き出した。煙が肺から全身へと染み渡っていく。
 忘れがちだが、この活力煙はあくまで疲労回復のための薬だ。甘い香りがして美味しいから吸っているだけで。
 しかし、こうして疲弊しきった日に吸うと本来の役割というか用途を思い出す。


「ああ、美味い。……ごめんね? 遠慮なく吸って」


「大丈夫ですー。……煙が嫌いなだけで、匂いは嫌じゃないですからー」


 小さい声で「キヨタさんの匂いですからねー」と呟くマリル。慣れたってことだろうか。
 こっちに来てずっと吸っているから、確かに体からこの匂いがしてもおかしくはない。煙草吸ってる人って煙草臭いからね。


「改めてキヨタさん、SランクAGに昇格おめでとうございますー」


「ありがとう。あんまり実感沸かない……っていうか、認定式まではまだSランカーにはならないらしいけど」


 苦笑しながら、ジュースを一口あおる。
 マリルは少しだけ遠い目をしながら、俺の瞳をのぞき込んでくる。俺を見ているというよりは、俺を通して過去を思い出しているような雰囲気だ。


「出会った頃から、何かやるだろうっていう予感はありましたけど……まさかたったの一年そこらでSランクになるとは思ってませんでしたねー」


 そういえば、マリルがこの世界で最初に出会った女性だ。付き合いの長さで言えば、異世界で出会った人の中では最も長い。
 言われてみれば、彼女に出会ったばかりの俺は今から考えればヒヨッコもいいところだった。それが今や、特権階級の一角か。


「これからもお側でサポートさせていただきますねー」


 ニコリと微笑むマリルに、不覚にも少しドキッとしてしまう。美人はずるいよ。
 俺はそれを悟られないようにさりげなく目線をそらしながら頷いた。


「ん、よろしくね」


 側で、か。昔はギルドの受付として。今は……なんだろう、メイドさんとして?
 ちょっと彼女との関係性を表す言葉がいまいち見つからず、ふむと考えていると……廊下からシュリーの声が聞こえてきた。


「ヨホホ、キョースケさん。お風呂あきましたデスよ」


 返事と共に振り返ると――


「へ? あ、ああ。ありがと――」


 ――何故か、裸の美女を抱えた女性が二人立っていた。


「って、服着せろ!?」


 あられもない姿で米俵担ぎされているリャンと冬子。どうもキアラが魔法で二人を軽くしているようだ。ちなみに『謎の光』さんが視界を遮っていろいろ見えなかった。キアラの仕業だろうね。
 キアラはいつも通り笑うと、やれやれと肩をすくめた。


「面倒ぢゃからこのままベッドに放り込もうと思ってのぅ。キョースケよ、襲うならチャンスぢゃぞ」


「いや襲わないから」


 俺は音速で二人に背を向けながら答える。


「まあ、取りあえず空いたからの」


「はいはい」


 年頃の男子には目の毒過ぎる。
 俺がそう思ってため息をついていると、隣のマリルが「なるほど」と頷いた。


「寝る時には下着をつけませんからねー」


「へぇ、そうなんだ。っていやいや、裸で寝るわけじゃないでしょ?」


「というかトーコさんの大きさ的に普段から下着いらないでしょうし」


「冬子が聞いてたら剣抜いてるよ」


「無い乳、無い乳、のーぶらぺったんこ~」


「斬られたね」


 っていうかなんで『およげ! たい○きくん』の節で歌えるの。たい焼きだけに鉄板ってか。やかましいわ。


「だって手のひらサイズ……」


「いや知らないけど」


「年齢的に将来性も薄いですよ? ペチャパイだけに」


「命知らずにも程がある」


 冬子が聞いてないと思って言いたい放題だね。というかペチャパイなんて単語、久々に聞いたよ。
 そこまで言ってマリルはふと立ち上がると、リビングの窓を開けた。


「始まったみたいですねー」


「え? ……ああ、宴か」


 どんちゃん騒ぎしてるんだろうね。大災害があったのに街が無傷……なんだから、そりゃ喜ぶか。
 マリルは暫く街の方を見て……少しだけ寂しそうに窓を閉じた。


「行きたいの?」


「一人で行ってもしょうがありませんし」


 まあ確かに、お祭りでソロプレイとか相当な上級者じゃないとキツいだろう。


(……我慢、ってほどじゃないのかもしれないけど)


 俺はふぅ、と一つ息を吐いてグリグリ活力煙を灰皿に押しつける。
 マリルはそんな俺にきょとんとしてからこちらを向いた。


「どうしたんですかー? キヨタさん」


「いや、ちょっと汗流してくるから待ってて」


「へ?」


 俺が何をしようとしているのかすぐ気づいたのか、マリルはパタパタと手を振った。


「い、いえ。そんなどうしても! ってわけでもないですし、その……キヨタさんもお疲れでしょうし……」


 あわあわと所在なさげに手を彷徨わせるマリル。動揺してるマリルっていうのも珍しいね。
 俺は灰皿の活力煙をゴミ箱に捨てて、一つ伸びをする。


「お祭りをちょっと見るくらいなら平気だよ」


 そもそも冬子たちがぶっ倒れたのは魂の使いすぎだ。あれを使うと極端に眠くなる。
 どうもシュリーとキアラも寝てしまったようだけど、彼女らは魔法師だから元々体力が少ない。Sランク魔物相手に飛んだり跳ねたりすればそりゃ疲れる。
 一方の俺は、極論を言えば普通に疲れただけだ。そしてその疲労は一応キアラの魔法で抜けている。無理すればお祭りをちょっと回るくらいならわけない。


「あんまり遅くまでは無理だけど、それでいいなら」


「ほ……ホントに、いいんですか……?」


 口をわぐわぐさせるマリル。俺は頷いてから、ちょっと冗談めかして肩をすくめる。


「それとも、俺と一緒じゃ嫌?」


「そ、そんなわけないですっ!」


「じゃあ決まりだね。汗だけ流してくるから待ってて」


 俺はそう言うと、さっさとお風呂へ。……ゆっくり湯船に浸かるのは、また後でいいや。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




 お風呂から上がると、脱衣所に俺の服が用意されていた。……俺が普段着ないような、ちょっとゆるふわ? な服が。
 赤紫で七分丈のチノパンに黄緑と緑のストライプの長袖シャツ。その上から羽織る用であろう、膝まであるフード付きで袖のない浅黄色のパーカー。正直、俺の趣味じゃない。


「なん……だ? これ」


 さっき、俺は普通に自分で私服を用意したはずなんだけどな……。いつも通りの麻のシャツにジャケットとズボンとかで良いのに……。というか俺、こんな服持ってたっけ?
 それ以外の服は片づけられているので、裸で風呂場から出るわけにもいかずその服を着てリビングへ行く。


「マリル、俺のいつもの服どこにやったの――って、マリル?」


 そこにいたのは、マリルだけどマリルじゃなかった。服装がいつもとまるで違う。紫色で足首まであるワンピースと、その上からワインレッドのカーディガンを羽織っている。化粧の感じもいつもと違うし。髪型の違いは……分け目が違うくらいか。


「あ、キヨタさんー。うん、よく似合ってますねー。オルランド伯爵から送られてきている衣装の中からいつもとテイストが違う感じで合わせてみましたー。というか、私服はこっちで決めるっていっつも言ってたじゃないですかー」


 いつもと違う雰囲気のマリルに面くらいながらも、オルランドから送られてきた服か、と納得する。
 ……そういえば、俺のセンスに任せたら真っ黒になるから私服は女性陣が選ぶ決まりになってたっけ。私服で行動するのが久々で忘れてた。


「後は髪型も変えますねー。ちょっとこっちに来て座ってくださいー。すぐすみますからー」


 そう言われて洗面所に行き、座らされる。まず前髪を横に流され、バッテンのピンで止められてから後ろの髪が跳ねるようにワックスをつけられた。
 伊達メガネをつけられて、完成。


「はい、これでパッと見た感じキヨタさんとは分かりませんねー。いつも通りの格好で外に出たら騒ぎになっちゃいますからー」


 逆台形のレンズで、少し太めで薄緑色の縁。これもまた俺の趣味に合うとは言い難いが、服装には似合ってるんじゃなかろうか。


「ああ、そういうこと。ん、ありがとうマリル」


 自分で言うのもなんだけど、俺はこの街を救った英雄だ。このタイミングで普通に街に行けば、大騒動待った無しだ。


「晩ご飯も外で食べちゃうつもりですしねー」


 そう言う彼女と一緒に玄関に行くと、俺のいつもの靴じゃなくブーツが置いてあった。これを履けということだろうね。
 ブーツなんて履き慣れてないから悪戦苦闘していると、マリルはメガネを外してケースに入れてからハンドバッグに仕舞った。
 変装の一種か。確かに、普段メガネの人がメガネを外すと一気に誰だか分からなくなるし、その逆も然りだもんね。


「でも前見えるの?」


 なんとか履けたブーツの履き心地をとんとんとして確かめながら尋ねると、マリルが苦笑する。


「流石に全く見えない訳じゃないですけど、いつも通りとはいきませんねー。だから、はい」


 スッとマリルから右手を出された。まるで握手するように。


「一緒に手をつなぎましょー」


「いいよ。それとも、エスコートした方がいい?」


 その手を右手で取りやや気障ったらしく言うけど、マリルはふにゃ、と顔を綻ばせてから首を振った。


「いえー。一緒に、歩きましょう。誰かと歩幅を合わせて歩くことなんてなかなかありませんからー」


「そう? なら、行こうか」


 俺とマリルは手をつなぎながら家を出る。外はもう暗いけど、街は煌々と輝いている。こういう時、郊外に俺の家はあるんだなぁと実感する。マリルは普段買い物に行くのに不便じゃないんだろうか。


「そんなに離れてないですよー? 三十分も歩けば着きますし。いい運動ですよ」


 前の世界の俺だったら、三十分歩くとか拷問に等しかったね。


「そう? まあ馬があっても乗れないし停める場所もないか」


「キヨタさんなんて馬より走った方が速いじゃないですかー」


 まあね。
 そんな会話をしていたら、マリルがはたと何かに気づいたような顔をする。


「向こうでキヨタさんなんて言ったらバレますね。何か他の呼び方で呼んでもいいですか?」


「え? ああ、確かに」


 他の呼び方か。
 あだ名なんて特に無いしな……。


「んー……キョウ君、なんてどうですかー?」


 えらく可愛らしい感じに。
 ……まあ、なんでもいいけどさ。


「いいよ」


 俺がそう返答すると、マリルはぱぁぁぁぁ……と顔を綻ばせて「キョウ君、キョウ君」と連呼してきた。


「な、何回も呼ばれると恥ずかしいな……」


「じゃあもっと呼びますね。キョウ君! キョウ君!」


「なんでさ!?」


 そんな彼女と笑いあいながら、のんびり街をめざした。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




 流石に街は中々の熱気に包まれていた。ジョッキを持ち歩きながら歩いている人や、皿を持って歩いている人がいる辺り、祭りだなぁって感じがする。


「それにしても、この短時間でよく準備したもんだ」


「普段の祭りだったらそうはいかなかったでしょうけどねー。今回のコレは『お祭り』じゃなくて『お祭り騒ぎの許可』みたいなもんですしー」


「ああ、そう言われればそうか」


 ちなみに、俺とマリルは声を変えてある。キアラみたいに認識阻害の魔法は使えないが、声を変えるくらいなら風の魔法を応用すれば何とかなる。
 声も恰好も普段と違えば、流石に誰にもバレないだろう。


「じゃあキョウ君、どこから回りますー?」


 マリルがニコニコしながら周囲を見渡す。キアラやリャン程じゃないが、マリルも大酒のみだ。こうも周囲に酒があればテンションが上がるのも道理だろう。


「取り敢えず何か腹が満ちるモノを――っと」


 ドンッと人と肩をぶつけてしまう。
 ヒョイと軽く頭を下げて行こうとしたら、俺にぶつかってきた人に声をかけられてしまった。


「オイ」


 ジョッキを持った鎧姿のオジサン。赤ら顔の額にしわを寄せて俺を睨んできている。


「……何か?」


 目を合わせずに返事をすると、その男はグッと顔を近づけてくる。俺だとバレたわけじゃなさそうだから……マリル狙いかな。
 ほんの少しだけ剣呑な空気を醸し出すと……そのオジサンはスッと俺らの向かおうとしていた方向と別方向を指さした。


「あっちにすげぇ美味い肉まんじゅうを出してる店がある。普段はトポロイモンと肉で餡を作った饅頭を売ってる『メガ・ミートポロイモン』って店だ。あそこの店主が普段は仕入れない高級肉……こんな機会じゃねえと食えねえからな。食った方がいい」


 丁寧におススメの店を説明してくれた。


「……あ、ありがとう」


 多少ひきつった顔でお礼を言うと、そのオジサンは「何、良いってことよ」と言って去って行ってしまった。なんだろう、俺が荒んでるのかな。


「じゃあ行ってみましょうー」


「そうだね」


 手をつないだマリルはずっとニコニコと嬉しそうにしている。祭りが好きなのか、それともこうして誰かと出かけたかったのか。あの一件以降遊んでるの見たことなかったからね。羽を伸ばしたかったのかもしれない。


「お祭りの雰囲気ってのもいいもんだね」


「そうですねー。あ、このお店ですね」


 さっきのオジサンにおススメされた店についた。いつもトポロイモン饅頭を買っている店だから店員とは顔見知りだけど、果たしてこの変装はバレないか。
 中に食事スペースもあるし、メニューはそっちの方が豊富なんだけど、ここは店先で作っているお饅頭を直接売ってくれる。食べ歩きにはもってこいだ。


「らっしゃい。アブラキ牛饅頭かい?」


 そんなお肉なんだ。


「それ二つで」


「まいど!」


 特に何も言われず、そのお饅頭を包んで出してくれる店員さん。バレなかったようだ。
 代金を支払い、いざ実食。


「美味しい」


「出ましたね、そのなんの特徴も言わない食レポ」


「シンプルがベストなんだよ」


 あぐっともう一口。ジューシーな肉汁が口の中に広がり、舌の上にピリッとした辛味が残る。料理は全くしないから分からないけど、何らかのスパイスでも使われてるんだろうか。


「でも本当に美味しいですねー。これ、普段から売らないんですか?」


「そりゃあ無理だ。高すぎる。今日は領主様がお金を出してくれるからいいが、普段売ろうと思ったら小金貨三枚とかになっちまう」


 だいたい三千円くらいか。それは確かにちょっと売れないかな。高級志向の……っていうなら話は別だけど、この店の雰囲気的にそれは合わないし。


「じゃあ今日だけのスペシャルってわけだ」


「そうそう。だからもう一つどうだい?」


 ニヤっと笑って、おそらく出来立てであろう肉まんじゅうを俺たちに差し出してくる店員。なかなか商売上手だ。……お金を払うのは俺じゃないけど。
 もう一つ貰い、ふと思い立ったことを言ってみる。


「そうだ、これ完全予約制とかにしたらどう? 普段からお店に置いたら売れないかもしれないけど、こんだけ美味しいんだからこれっきりになるのは勿体ないし」


「そうですねー。それこそティアールさんの商会と連携とればもう少しコスト抑えられるかもしれませんしー」


「ほー。おっと、別のお客さんだ。また今度聞かせてくれ、キョースケさん」


「ん、そうだね――え?」


 頷いて去ろうとしたところで、俺は振り返る。
 今、俺の名前言った……?
 もう店員は次のお客さんの接客に勤しんでいるので話しかける余地は無いけど……。


「皆、見て見ぬふりしてくれてるのかな……」


「かもしれませんねー。結構完璧なつもりだったんですけどー」


 ちょっとむくれるマリル。


「俺もこれでバレるとは思ってなかったな。喋り方かも」


「ああ……。確かに、キョウ君の喋り方は知ってる人が聞いたらすぐに分かりますもんねー」


 合点がいったという風にうなずくマリル。自分で言っておいてなんだけど、そんなに特徴的だろうか、俺の喋り方は。
 マリルは俺の手をくいくいと引くと、次はバーを指さした。


「今夜は飲みましょー。べろんべろんになり過ぎないくらいにー」


「ん、構わないよ」


 バーで飲む、ということをしたことは無い。お祭り騒ぎの最中だから静かに飲む……なんて出来ないだろうけど、スポーツバーに来たと思えばいいかもしれない。


(スポーツバーか)


 昔……まだいろいろ緩かったころ、一度だけ父さんに連れていかれたことがあったな。贔屓のチームが勝てるかもしれないって日に母さんが用事で家にいなくて、晩飯も兼ねて何故かスポーツバーに。
 あの日、煙草を吸いながら飲む大人が無性にカッコよく見えたっけ。


「今や俺が吸う側、か……あ、吸っていい?」


「外ですから構いませんよー。でも歩き煙草は危ないのでお店についてからにしてくださいねー」


「……了解」


 苦笑して、彼女と繋がっている手に緩く力を籠める。それと全く同じ力が返ってきて、何となく嬉しい気持ちになる。
 一緒に歩いてる、って感じだね。



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