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異世界なう―No freedom,not a human―

逢神天景@小説家になろう

152話 お久しぶりだね、なう

「AGの犠牲者が急増してるんですー……」


 少し用事があって……というか待ち合わせをしていたのでギルドに出向くと、シェヘラが少し暗い顔で俺に相談してきた。ただいつもよりハッキリ喋ってくれている。慣れてくれたのかな。


「今日はどもらなかったね」


「ふぇぇぇ……忙しすぎてどもる暇も無くて……」


 だいぶキてるねコレは。
 とはいえ、俺に出来ることもそうあるわけじゃない。そっと飲物を差し入れするくらいだ。


「はい差し入れ、頑張って」


「あ、ありがとうございます。ふぇぇぇ……優しさが身に染みるぅぅ……」


「ん、犠牲者っていうのは……Bランク以上の魔物のことだよね」


「はい。ふぇぇぇ……幸いまだ死者が出ていないのが幸いですが、重傷者が多くて……」


 アンタレスは本来、強力な魔物が周囲にいない。だが……俺がこの街に来た頃くらいから、Bランク以上の強力な魔物がこの辺によく現れるようになったんだと。
 それでも俺やマルキムがいるし、Cランクチームなどが倒せないまでも追い払うことはできたりするので一般人の犠牲者は少ない。


「……俺も見つける度殺してるんだけどね」


 半年前出た命令により、俺達高ランクのAGは自由にクエストを受けられない。半端なクエストで死なれたり大怪我されたりすると困るというわけだ。……ちなみにマルキム曰く「だからオレはBランカーのままなのよ」とのこと。要領のいい人だ。
 まあ、街の周囲の魔物を殺すくらいなら怒られる事も無いのでそこまで不便でもない。


「頻度が多いとはいえ一日に何匹も出てくるわけじゃないし、見回りにも限度があるからなぁ」


 シュンリンさんと外で修業している時に出くわしたら切り刻んで魔魂石を頂くんだけど、そうじゃない場合の方が多いし。
 そんなことを思っていると……「おい! 回復系の魔法師は!」とギルド内に叫び声が響いた。
 聞き覚えのある声だったので振り向くと、そこには血まみれのサリルの姿が。


「サリル、どうしたの?」


 俺の待ち人だったサリルが現れたはいいものの、ちょっと尋常じゃない様子なので慌てて彼に駆け寄る。


「くそっ、ストライクオーガだ! 流石にAランク魔物は……!」


 そう言っている彼の腕の中には血まみれの男が。彼のパーティーメンバーである……クレイブ、だったか。
 肩からばっさりといかれており、腕が千切れかけている。相当腕のいい魔法師じゃないとアレをどうにかするのは無理だろう。
 どう見ても虫の息で――うん、キアラを呼ぶのは間に合わない。そして時間稼ぎが出来そうな回復魔法師が……いない、な。
 昔はギルドに必ず回復系の魔法師がいたんだけど、この街では治癒院が出来たせいで腕のいい魔法師はそちらに努めるようになってしまった。
 それが悪いことでは無いんだけど、今はタイミングが悪い。恐らく治癒院まで行っては間に合わないと思って一か八かギルドに来たんだろう。そして実際その通りだ。むしろよくここまで保ったもんだ。
 目の前で死なれるのは寝覚めが悪い。というか、世話になっているサリルの仲間だ。死なせたくはない。


「ちょっとどいて。……痛いよ、死ぬな」


 キアラを呼ぶ前にまず応急的に手当てしないと。俺はその千切れかけている腕を支え、炎で無理矢理接合させようと――


(カカカッ! 待てキョースケ! ンナコトしたら死んジマウゼェ! オレ様の言う通りにシヤガレ!)


 ――したらヨハネスに止められた。


(どうするの?)


(マズハ水魔法で血止めダ! 腕の方はトニカク血を止めるッキャネェ!)


 ヨハネスの言う通り、俺はまず水でズタズタになっている断面をギプスのように固定する。そして位置を調整して血管に薄い膜を張って血を止める。その際、中に液体の回復薬を流し込んで回復を早めさせる。
 さらに胸の傷だ。ざっくりいっているが幸い重要臓器は避けている(らしい。ヨハネスが解析してくれた)。そうはいっても血が流れ過ぎているので血止めをする必要はある。
 手を切断面に触れさせる。そして体の中にまるで手足のように水を這わせていく。ヨハネスに言われるままやっているけど……これ、死ぬほど繊細な作業だ。針の穴に糸を百回連続で通すような。
 水で血管の一本一本を元の位置に戻し、繫げ、断面に直接回復薬を注ぎ込む。水で位置をキープさせてから次の血管に。
 それらを十か所同時に……ヨハネスが指示を出してくれなくちゃ絶対に無理な芸当だ。


(ソコヲ下に……ソウダァ! ソノ位置をキープだ!)


 傷口を全て繫げ――でもこれでもその場しのぎにしかならない――俺はふぅ、と額の汗を拭う。


「おお……血、血が止まった!? キョースケ! お前、回復魔法を使えたのかよ!」


「なわけない。応急手当……まあ、高度な止血くらいのものだよ。今からキアラを呼ぶ。彼女なら治せるはずだ」


 そう言ってケータイを取り出してキアラにかける。きっちり3コール目にキアラが出た。


『おお、どうしたんぢゃキョースケ。妾のことが恋しくなったのかの?』


「ごめん、大至急ギルドにお願い」


 端的に伝えると、彼女も流石に緊迫感が伝わったのか『二秒待つんぢゃ』と言ってケータイを切った。
 そしてすぐに俺のいる場所へ転移してくる。


「ほぅ……」


 眼を細め、容体を確認するキアラ。そして俺の方を見ると、「良く出来ました」とでも言いたげに微笑んだ。


「な、治せるのか姉ちゃん!」


 サリルがキアラに縋りつくように言うと、キアラはニヤッと笑って胸を張った。


「妾を誰ぢゃと思っておる」


 パチン! とギルド中に響くほど鋭いフィンガースナップ。その瞬間クレイブの身体が輝く。そしてその光が消えた時、傷一つ無い身体がそこに横たわっていた。


「――死人以外は死なせぬよ」


「「「「「「「おおおおおお!!!」」」」」」」


 ギルドが喝采に包まれる。サリルは俺達への挨拶もそこそこに彼を治癒院へ連れて行った。傷は完璧に治っているけど痛みが消えるわけでも無いし、意識だって混濁している。どうせ一日か二日くらいの入院は必要だろう。
 キアラは中心でやんややんやと褒め称えられている。そりゃまあ奇跡にも等しいことを一瞬でやってのけたのだからこの扱いにもなるだろう。
 俺はその間に窓口へ行き、とあることを申請し、待つために壁際によった。
 そうして一分か二分してすぐに皆の輪から出てきたキアラは、特に疲れた様子も無く俺の腕にしなだれかかってくるので腕でどかす。


「キョースケよ」


「ああ、ごめんね急に呼び出して」


「それは良い。お主の頼みぢゃからな。それよりもあの応急処置はお主ぢゃろう?」


 頷く。


「――ふむ、良い腕ぢゃ。褒めてやろう。よしよし」


 いきなり頭をわしゃわしゃと撫でられるので、俺はぱしんと弾く。


「子ども扱いしないでよ」


「ならば大人扱いしよう。んー……」


 アヒルみたいに唇を突き出して俺の方へ近寄ってくるので慌てて顔を逸らす。


「大体、これ全部ヨハネスに言われてやったことだから」


「言われてすぐ出来るのは魔力制御と魔力操作が上達した証拠ぢゃ。しかも断面が水魔法で塞がれておった。お主は水が一番苦手ぢゃったろう?」


 確かに俺は水魔法が苦手だ。忘れられがちだが、この世界では数多ある属性の中から三つの魔法を使えると「優秀な魔法師」に分類される。それは属性への適性もそうだけど、三つも一気に覚えるのが難しいからだ。
 だから俺は基本的に炎、風、水の順番でよく使う。そのせいで水の習得がちょっと遅れていたんだけど……。


「んー……まあ、やってみたら出来た」


「基礎を固めておる証拠ぢゃ」


 キアラにシュリーが言われたことを、俺も真似してやっている。それの成果が出ているのかもしれない。
 取りあえずギルド内はお祭り騒ぎのようになっているので俺とキアラは少し騒ぎから離れる。
 活力煙を咥えて火をつけると、キアラも煙管を取り出した。


「何やってたの?」


「普通に日に当たりながら煙管をふかしておったわ。さっき修業を終えたところぢゃしのぅ」


 ぽわっ、と吐き出した煙を輪っかにするキアラ。壁にもたれかかって俺の方に流し目を送ってくる。


「お主は何故ギルドに?」


「サリルから呼ばれたんだよ。相談があるとかなんとか」


 ほんの三日前くらいに、近いうち相談させてくれないかと結構深刻そうな顔で言われて、こちらもしっかり時間を取ったのだ。
 それで彼の仕事終わりに待ち合わせ……ということでギルドで待っていたんだけど、こんなことになってしまったというわけだ。


「ほぅ。サリルと言えば……さっきの髭男かの?」


「髭男って……まあ、合ってるけどさ。そうだよ、CランクAGで斧使い。低い身長とそれに見合わぬ怪力、そして立派な髭が特徴のベテランさ」


 さらに『白い尾翼』というCランクパーティ―を組んでいる。メンバー全員がCランクAGで、場合によってはBランク魔物すら倒せる優秀なパーティーだ。


「怪力と言ってもお主の方がパワーはあるぢゃろう」


「いや流石に魔力で補強しなきゃ無理」


 変な所に食いつかないで欲しい。
 キアラは俺に半歩近づくと、ニヤリと笑って袖を掴んできた。


「――どうするんぢゃ?」


「何が?」


「とぼけんでよい。アレは魔物の傷ぢゃ。そしてあ奴がCランクというならそれ相応の実力があるということぢゃ。なのにああもボロボロ……お主が行くんぢゃろう?」


 見透かされているような目で見つめられて、俺はふいっと顔を逸らす。


「……別に? 俺は関係ないし」


 俺がそう言った瞬間、窓口のシェヘラから「キヨタさーん、臨時クエストの受注が認められましたー。ふぇぇぇぇ……なんでAランク魔物とかが出てるんですかぁぁ……」と大きな声で呼ばれてしまう。
 サッと俺の顔を覗き込もうとしてくるので、慌てて壁の方を向く。


「関係ない、のぅ……」


「関係ないったらない。それはそれとしてちょっと体が鈍ってるから狩りに行くよ」


 そう言ってキアラの顔を見ないままズンズンとカウンターへ進み、受付をしてAGノートに書きこんでもらう。
 そしてキアラのところに戻ると――


「ではマスター、斥候はお任せください」


「ヨホホ! Aランク魔物なら相手にとって不足アリ……デスが頑張りましょうデス!」


「マリルさんは私が置いてきた。ハッキリ言ってこの戦いにはついていけない」


 当り前でしょ冬子。


「ってキアラ……なんで皆いるの?」


「暇そうにしておったからの。集めてきた」


 いやそうじゃなくて。


「……一人でいいのに」


「いやホントに最近私は戦いに出ていなかったからな。……お前はピアさんとダンジョンに行ったようだが。ようだが!」


「いやあの日のことは冬子も知ってるでしょ……」


「マスターが私のことを激しく求めてくれた日ですね」


「京助!?」


「キョースケさん!?」


「もうホント黙れ!?」


 けらけら笑うキアラ、睨みつけてくる冬子、どや顔のリャン、若干涙目のシュリー。収集がつかないので俺はパンと手を叩いてギルドの外へ向かう。


「……じゃあ行くよ。『頂点超克のリベレイターズ』、出動!」


「ああ、了解」


「了解ですマスター」


「ヨホホ! 了解デス」


「ほっほっほ。では行こうかの」


 四者四様の返事を背に、俺はギルドの扉を開けた。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




 外の森に出ると、どこからかかなり高い魔力を感じた。シュリーやキアラも気づいていて、同様の方向を見つめている。


「近いね」


「ふむ……それよりも小さい魔力もいくつか感じるのぅ」


「もしや、別のパーティーも出くわしたか?」


「さぁ? ……どの道急いだほうが良さそうだ」


「マスター、こっちです」


 リャンが先頭で、俺、キアラ、シュリー、冬子の順番で続く。風の結界で警戒はしているけどどこから襲われても大丈夫な布陣だ。
 ……全員、ソロ狩り出来そうなレベルだからオーバーキル気味の布陣なんだけど、まあいい。
 数分走ると、そこには転々と血の跡が。


「少し前の血の跡ですね。先ほど致命傷を負っていた方かもしれません」


「リャン、血の跡はどっちに続いてる?」


 尋ねると、俺達が魔力を感じている方向を指さした。やはりあっちにいると見て間違いない。この大きい魔力が、さっきクレイブをやった魔物がいる方向だ。


「なんて魔物なんだ?」


「ストライクオーガ。右手に牙……というか顎がある魔物。その顎から炎を出してくるから要注意。左手には大きな爪もあるからクレイブがやられたのはそっちだろうね」


「ヨホホ! ちなみに炎の魔法には耐性があるデス。……なので今回は支援に徹するデス」


 ちょっと苦笑いのシュリー。まあ彼女は炎魔法しか使えないから仕方ない。俺も炎系が使えないとなると少し辛い。


「――五秒後、接敵です」


 リャンがそう言ってナイフを取り出す。俺達も全員武器を取り出したところで――ストライクオーガを目視出来た。


(ん……?)


 それを視界に捉えた刹那、違和感をおぼえた俺は足に風を纏わせて飛び上がった。


「ハッ!」


 一気に飛び出して空を駆ける。数歩で何十メートルとあった距離を詰めると、二本の角と腕に肉食獣の顎がついた魔物――ストライクオーガがいた。


「食ったら不味そうな見た目してるね」


 魔物を喰うなんて話聞かないけど。
 こちらに気づくのが一瞬遅れたストライクオーガの腕に飛び降りながら槍を振るう。


「ブルモゥ!」


 反応が遅れたストライクオーガは防御が間に合わずそれを喰らうが――そこはAランク魔物。きっちりと筋肉で俺の槍を取り込んだ。
 すかさず風の刃でその周囲を切り裂き槍を引き抜くが、顔を真っ赤にして今度は爪を振るってくる。
 バックステップで躱し、地上に降り立った俺は槍をしっかりと構える。
 消えそうになっていた小さな魔力というのはどうもホーンゴブリンだったようで、地面に数体踏みつぶされている。辛うじて息はあるようだが、いずれ死ぬだろう。
 ……違和感の正体はこいつらじゃない、ね。


「さて、ストライクオーガ。最近は結構弱い敵とばっかりやっていてね、槍が訛ってないか心配なんだ。だから――」


 槍を構えた俺に、ストライクオーガが右腕の顎から炎を出しながら突進してきた。それを槍で横から叩いていなし、ステップと同時に懐に潜り込む。
 そして腰を落とし、シュンリンさんに習った「俺の構え」で思いっきり腹に槍をぶちかました!


「――俺の経験値になってくれよ?」


 以前よりも腰が入り、威力の増した突きがストライクオーガをフッ飛ばす。相手がその場からズレる程の一撃。これがシュンリンさんから習った槍の一つ、『打槍』。その名の通り刺すのではなく打つ技。貫通力よりも重さを重視した一撃。
 骨や内臓などに直接ダメージを与えるので、外皮が固い相手に有効だ。


「ゴフッ……ブルッ……」


 先ほどの勢いはどこへやら。いきなり腰が引けるストライクオーガ。
 その瞬間を見逃す俺――の、仲間たちではない。冬子が一気に足の腱を切り裂き、リャンが目を突き刺し視界を封じストライクオーガを怯ませた。


「京助! 何故突出している!」


「万が一を考えてね。ストライクオーガからもう一つ魔力を感じる・・・・・・・・・・


 よく見ると、眼が虚ろだ。いや、この魔力……昔、覚えがある。俺がこの世界に来てすぐに出会った魔族の――


「ふむ……そうぢゃの。メインアタッカーはキョースケ、トーコとピアはそれのバックアップを。リュー、妾と一緒に魔法で援護ぢゃ」


 キアラがそう指示を出した瞬間、俺達はバッと位置につく。冬子とリャンがつかず離れずくらいの位置に行った瞬間、俺は走り出した。


「ブルモゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」


 眼のナイフを無理矢理引き剥がし、右腕の顎を構えるストライクオーガ。そして特大の火球を連射してきた。
 俺は風の結界でそれを逸らそうとするが、予想以上の威力で押されてしまう。止むを得ず、俺は魂を右腕から這わせ刃に纏わせ――火球の核部分を先ほどとは違い貫通力を高めて突く!
 火球はやはり魔法的な存在だったらしく、槍で貫くことが出来た。……魔法を物理現象のように扱えるのが魂の特性ってところかな。
 火球をぶち抜き、そのままの勢いで近づく。軽く跳躍し顎から下をかちあげると同時に空中で一回転。その勢いで首元に槍を突き刺した。


「ブル……!」


 浅い。刺しどころが悪かった――この感触は骨だ。またシュンリンさんに怒られてしまう。敵の骨の間を抜いて重要臓器に刺すのは基本スキルだと言うのに。
 風魔法を使って肩の肉をえぐり取り、水魔法を用いて体を拘束。
 そのタイミングでシュリーからの炎が。収束されたそれが先ほど俺が抉った場所に直撃する。いくら炎に耐性があるといえど体内に打ち込まれてはたまったものじゃなかったのか、のけぞり、俺から距離を取った。
 隙を逃さず俺は距離を詰め、ストライクオーガの爪を弾き――『音速突き』を繰り出した。


「ブ……ル……!」


 シュンリンさんが教えてくれた槍、その二。衝撃波を槍に纏わせて敵を貫けばどでかい風穴をぶち抜くことが出来る。『衝槍』、だそうだ。
 どてっ腹をぶち抜いて崩れ落ちそうになっているストライクオーガの首を切り裂き、魔魂石を取り出してアイテムボックスにしまう。


「……警戒したけど、杞憂だったかな? ……いや」


 活力煙を咥え、火を灯す。
 煙を吸い込み……ふぅ~、と吐き出した。


「お疲れ様、京助。ところで……」


 冬子が駆け寄り、頭上を見上げた。
 キアラ、シュリー、リャンも俺に駆け寄ってきて……空を見上げる。


「ハロー、ギギギ。……お久しぶりだね」


「ギッギッギ……久しぶりだなぁ。人族特筆戦力、キョースケ・キヨタ」


 俺が唯一取り逃した敵――ギギギが、そこに浮かんでいた。



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