ぼっち転生 〜チート能力がぼっちでいる事を許してくれない〜

えいちゃん

チュートリアル②

「いでよ、磁石の戦乙女マグネットヴァルキリー!」

磁練彌の周りの空中に漂っていた砂鉄たちが一つにまとまりだし一人の真っ黒な戦乙女を作り出した。

そして、同時に磁練彌は地に足をつけ俺が持っていた木に記されていたNの紋様が消えた。

これが奴の奥義!!
だが、あれを使うと他の能力は発動できないみたいだな。

奴があれを発現さしたと同時に直前まで浮いていた奴の身体は地に足をつけている。

そして、俺が持っていたさっき奴の能力によって投げられた木の紋様が消えていることから分かる。

つまり、奴がおそらく設置していたであろう空き家の三階建てマンションの罠は消えているということだ!!

それにしても戦士といえど仮にも乙女であろう?

それなのになんで高校生二年生のthe平均身長の約170cmである俺よりも高いんだよ!
けっこうショックだぞ!2m半ぐらいあるじゃねえか!

それにしてもあんなに似るものなのか?

まぁいい。奴がトラップを解いたのならこちらにも勝機がある。こっからは時間と運の勝負だ。

うまくいけば仲間がもう一人増えるんだ!!
やってやらぁぁ!! 


「どうした?我が戦乙女ヴァルキリーにびびって声も出んか?」

「そんなわけねぇだろ。今ちょうどその乙女のバストの事を考えてたいたところだよ!!
なんだ、お前そんなのがタイプなのか?
自由自在に作れるであろうにどうしてそんなに慎しすぎる胸してんだよ!」

「な!?なんなんだお前!?お前の頭の中は生死をわかつ戦いをしているときにまでどうしてそんなにいかがわしい脳内してんだ!?
貴様はあれか、性欲魔人か!?」

「男なんてみんなそうなんだよ!!なのになんだ?お前はそういうことについてあまり詳しくありませんとでも言うか。そんな事お父さん絶対信じないぞ!」
「いつお前がわいのお父さんになったんだ!?」

「うるせぇ!大体さっきからうぜぇーんだよ。
一人称統一しろよ!!なんだ迷ってんのか?
我か俺かわだすで迷ってんのか?あぁ言うのはな、 統一するからかっこいいんだよ!」
「うるさいわぁぁぁ!!大体一回もわだすなんて使ってないだろう!!勝手に変なイメージつけさすんじゃねぇ!!」
「は?誰からのイメージ気にしてんだ?
なんだお前転生したからって自分を漫画の主人公だとでも思ってんのか?ないね!
お前はせいぜい頑張っても○魂のあんぱんポジションなんだよ!」
「あんぱんポジションってなんだぁ!!せめて人名で言え!!」
「じゃあメガネ。」
「メガネってなんだ!!っていうかどこに○つけてんだせめて銀の方をかけ!
どうでもいいんだそんなこと!もう切れたささっと死ネェェ!!」
「お前の喋り最後にちっさい文字きすぎて読みにくいわ!学ねぇのか?赤ん坊なのか?だから性欲ないのか?」
「その減らず口を二度と叩かなくしてやろう。くらえ我が磁石の戦乙女マグネットヴァルキリーの砲弾を…」

磁石のマグネット戦乙女ヴァルキリーが手を俺のほうに向け掲げる。
すると、手に吸い付けられるように鉱物が集まり始める。


「なんだあれは?」
「ジハジハジハ!これがお前の最後だ!
さぁ、作るスピードを上げろ!砂の砲弾を喰らわせてやれ!」
「砂の砲弾?なるほどな。奴の手に鉱物を集めて俺にぶっ放すってことか。ちっ、間に合うか?」
そしておれはマンションに向けて走り出した。


「そうだそうだ逃げろ逃げろ。どうせこの砲弾からは誰も逃れられないからな。ジハジハジハ」


なぜかって?実はな、俺は磁石の戦乙女を使っている途中はもう一つの、物に磁力を与える能力を使えないと奴は思っているだろう。だが、それは違う!

俺は磁石の戦乙女を発動中でも磁力を与える能力を使える。
そしてそれは奴の体に対して発動した。
いつかって?

俺は磁石の戦乙女発動中、もう一体の小さな磁石の人形を作った。

そして、そいつには俺と同じ触れた物に磁力を発生させられる能力を待っている。
これが俺の複合技 磁石の人形マニェーテバンボラ

こいつは今の段階では小人のように小さく遅く動いて磁力をつけることしかできんが、今はそれで充分。
さっきの会話をしてる途中に奴の裏から回らして付けたんだもんねー。
そして奴にはNをそしてこの砲弾にはSをつけてある。だから絶対逃れられないもんね!ジハジハジハ。

俺は走った。1秒でも早くマンションへ、、いや…


東條晃
仲間とリンクする能力

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