Jack of all trades ~主人公ポジションを奪います~
第四十話 武器テスト2
~デザート 視点~
矢田部に呼び出しを食らった。
何事だろう。
俺は今城の裏庭に来ている。
「ヤガラス!こんな所に呼び出してどうした!?」
「実はこれをデザートにあげようと思ってな。ほれ」
何か不思議な弓矢を貰った。
大きさは普通だが、形が気持ち悪い。
「それはコンパウンドボウっていう弓矢なんだよ。かなり強力だ」
不思議な形だ。
両端に歯車がついている。
そして先端には何やら小さな筒状の物がある。
「これ作るの大変だったんですよ。レーザーポインターっていうガジェットなんですけど、とりあえずスイッチをつけてみてくれ」
スイッチを押してみると先端から真っ赤な細い光の線が現れた。
「これを使えば狙いやすいと思うんだが。あと、実は頼みがあるんだ」
~ベビー 視点~
「……」
彼に呼び出された。
動いて大丈夫なのか心配だが、彼の目を見るとその心配もどこかに消える。
「ベビー、これをお前に」
渡されたのは鉄でできたガントレットだった。
色は青く、まるで夜空の色のようだ。
「装着して力を入れてみてくれ」
彼の言われた通り僕はガントレットをつけ手を握ってみた。
すると拳に先端がとがった十字のようなものが出来、それがねじりながら伸びていった。
見ると剣のようなものが僕の腕についていた。
「ぶっちゃけ、これが一番作るのが大変だったな。なぁ、それあげるからさちょっと手伝ってほしいことがあるんだけどーー」
「……!」
~ティアラ 視点~
ヤガラス様に呼び出された。
エナガちゃんが好きな相手だがまさか告白ではないだろう。
彼とエナガちゃんは何というか、見ていたくなってしまう感じだ。
母性本能というやつだろうか。
「実はティアラさんに手伝ってほしいことがあるんです。そこでこれを作ってみたんですけど」
そう言って渡されたのは先端が丸く、そこから短い棒状のようなものが出ているものだった。
「それは、小型無線機っていうイヤホンの形をしたものです。これで現場の指揮をしてもらいたいのですが」
彼はどうやら結婚式での護衛を任されそこでの手伝いをしてほしいとのことだった。
「できればドーラさんと一緒に監視と指揮を任せたいのですがよろしいでしょうか?」
「わかりました。ヤガラス様のご命令とあらば」
矢田部に呼び出しを食らった。
何事だろう。
俺は今城の裏庭に来ている。
「ヤガラス!こんな所に呼び出してどうした!?」
「実はこれをデザートにあげようと思ってな。ほれ」
何か不思議な弓矢を貰った。
大きさは普通だが、形が気持ち悪い。
「それはコンパウンドボウっていう弓矢なんだよ。かなり強力だ」
不思議な形だ。
両端に歯車がついている。
そして先端には何やら小さな筒状の物がある。
「これ作るの大変だったんですよ。レーザーポインターっていうガジェットなんですけど、とりあえずスイッチをつけてみてくれ」
スイッチを押してみると先端から真っ赤な細い光の線が現れた。
「これを使えば狙いやすいと思うんだが。あと、実は頼みがあるんだ」
~ベビー 視点~
「……」
彼に呼び出された。
動いて大丈夫なのか心配だが、彼の目を見るとその心配もどこかに消える。
「ベビー、これをお前に」
渡されたのは鉄でできたガントレットだった。
色は青く、まるで夜空の色のようだ。
「装着して力を入れてみてくれ」
彼の言われた通り僕はガントレットをつけ手を握ってみた。
すると拳に先端がとがった十字のようなものが出来、それがねじりながら伸びていった。
見ると剣のようなものが僕の腕についていた。
「ぶっちゃけ、これが一番作るのが大変だったな。なぁ、それあげるからさちょっと手伝ってほしいことがあるんだけどーー」
「……!」
~ティアラ 視点~
ヤガラス様に呼び出された。
エナガちゃんが好きな相手だがまさか告白ではないだろう。
彼とエナガちゃんは何というか、見ていたくなってしまう感じだ。
母性本能というやつだろうか。
「実はティアラさんに手伝ってほしいことがあるんです。そこでこれを作ってみたんですけど」
そう言って渡されたのは先端が丸く、そこから短い棒状のようなものが出ているものだった。
「それは、小型無線機っていうイヤホンの形をしたものです。これで現場の指揮をしてもらいたいのですが」
彼はどうやら結婚式での護衛を任されそこでの手伝いをしてほしいとのことだった。
「できればドーラさんと一緒に監視と指揮を任せたいのですがよろしいでしょうか?」
「わかりました。ヤガラス様のご命令とあらば」
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