深窓の悪役令嬢

白金ひよこ

知らぬお嬢様は高枕

 お母さまによってトリメントが貴族社会に浸透してから早数週間。
 結果から言うと、私のところにやってくる手紙は減っていなかった。……違うな、訂正しよう。寧ろ、日に日に、増えていた。開けるのも億劫になって開封しないでおくと次の朝には倍になっている。……なんでだ。

「はぁぁああ……」

 思わず溜め息が漏れた。しかしそれも仕方ないだろう。
 私は同じような定型文が並んだ文字の羅列を見てそれをそっと机の端に寄せた。

 美しい装飾のされたそれは紙切れ一枚でも高価だと言うことが分かる見事な代物だが、そんな魅力的な便箋に対し、その中身は全くもって魅力を感じさせないものばかり。
 仰々しい言葉で飾り付けられてはいるが、結局は利になりそうだから友達になりませんかーーと、そう言うことだ。申し訳ないが、そんないざとなったら切り捨てられそうな"お友達"はごめんである。

 第一まだ社交界デビューもまだなんてレベルじゃない6歳の令嬢をお茶会に誘ってどうする?!
 行けないだろ! ていうか行っちゃいけないんじゃないの?! それとも子供だから寧ろ良いの?! 貴族社会よく分からない!!!

「お嬢様、少し宜しいでしょうか」
「ええ。入ってちょうだい」
「失礼します」

 多すぎる手紙に半ばやさぐれていたところに響いたノック音。
 独特な控えめのノックで分かっていたが、やはり部屋に入ってきたのは私のレディースメイド侍女であるメアリだった。

「おやすみのところ申し訳ありません」
「いいのよ。それで、何? また手紙?」
「はい。今度はヴェナブルズ男爵夫人からの……」
「内容はいつもと同じでしょう? もうーー悪いけど、いつもと同じものを同封して送ってちょうだい」
「かしこまりました」

 いつもと同じものとは、これもまた仰々しく飾り立てられた言葉で綴ってはあるものの、中身は結局ただのお断りの言葉と、言わずもがなトリメントの作り方を簡単に記したレシピである。
 初めから全てそうすればよいのだろうけど、一応手紙の中に知った名前がないかは自分で確認しておきたかったため、全ての手紙を差出人だけは目を通すようにしていた。……だけなのにこんなに疲れるとか、もう本当、どれだけあるんだって話よね……。

「……あの、お嬢様、温かいお飲み物でもお入れいたしましょうか?」
「! ……ええ、そうね。お願いするわ」

 疲れた表情をしたのが目に入ったのだろう。相変わらず気の利く彼女は、そう言って既に私が目を通して手紙を軽くまとめて紐で結んでくれた。もう少ししたらお願いしようとしていたが、言わなくてもやってくれるなんて本当に仕事の出来るメイドだ。お父様に言ってお給料上げてあげたくなる所存。

「この手紙だけでもお嬢様のなさったことが如何に影響力の大きいものなのかが分かりますね」
「もう、そんな大げさなものじゃないわ」
「いいえ。お嬢様のお作りになったトリメントは、既に社交界の最先端でございます。こぞって貴族のご婦人、ご令嬢方がまだその効果を存じ上げない方々に自慢していらっしゃるそうですよ」
「……」

 いつの世も女性は美でマウントを取りたがるよね……。
 皆で仲良く共有し合おうよ。どうして知らない人に強気になるというの。自分だって誰かに教えてもらったんだろうに。
 自分が綺麗なら隣の人もあっちの人も綺麗な方が嬉しいんじゃないの? 合コンに自分以下の女しか連れて行かない理論と同じなの? 私なら美人に囲まれた方が嬉しいけどな……価値観の問題なのか……。

「僭越ながら私も、使用人の中では最初に使わせていただいたものですので、最近では初めてお嬢様から作り方を教わったときのことを毎日のように他の使用人から尋ねられます」
「なんか面倒に巻き込んでしまったみたいで悪いわね」
「面倒だなんてとんでもございません。大変光栄ですわ。今なら料理長のあの時の気持ちが分かります」

 ああ、オブラットが正式に医学学会で大々的に発表されてその制作者に自分の名前が載ってから私のことを一目見るたびに拝みだすようになったトム料理長のことね……。
 真似して他のメイドたちが私を見るたびに手を合わせだすから本当にやめてほしいんだけど。いつからシンディお嬢様は仏様になったの?
 ただでさえこの前宿題を全部終えてしまったことを報告したらマダム・アンバーが奇声をあげて踊りだしたんだからやめてほしい。神様仏様どうかやめてください。私は普通がいいんです。アイアムノーマル! I’m just an ordinary person. I’m not special!

「そんな大したものじゃないわ。オブラットもトリメントも、きっと私が思いつかなくてもそのうち誰かが同じことをしたわよ」
「お嬢様。ご自分のなされた偉業は素直にお認めになっていいのですよ」
「偉業?!」

 薬を包むためのペラ皮とトリートメントが?!
 私が開発したのがなんかこう、人の命を救えるような医学的なものだったら分かるけれども。
 いやそうでなくても、せめて国に貢献できるようなものだったらよかったのだけど、生憎あれらは私が完全に自分の為に作ったのがたまたま他の人にも需要があったというだけのものだ。そんな風に称えられるようなものでは決してない。

「いいえ、偉業ですわ。世の女性たちが美を追求する気持ちは当然ですが、自ら先頭に立って追求するというものは多くありません。誰よりも最先端にいたいと願いながら、その実は誰かがその方法を見出してから自分にだけ教えてくれないものかと思っているのです」
「……メアリも?」
「私は本来でしたらそのような場にすら立つことの出来ない人間ですよ。今回のトリメントにしても、奥様のように社交界の場にいかなければ知ることすらないものです。特に私のようなものは」
「……」

 メアリはトワール公爵家に行儀見習いとして奉公に来ている準男爵家令嬢だ。……確かブランシェット準男爵の三女だったか。
 黒髪ストレートに眼鏡、女性にしては高めの身長、整ってはいるが、どちらかと言うと地味めな顔立ち。賢くて気が回るが、恐らくそれはこの世界の女性としては不必要な要素。加えて大して裕福でもなければ地位も高くない準男爵家の三女。
 ……尋ねるまでもない。きっと両親から期待されることなく、表向きは行儀見習いとして奉公に出されたのだろう。しかしその実はきっと既に社交界デビューを華々しく飾るつもりはなく、嫁の貰い手が見つかれば御の字、出来なければこのままメイドとして……というところだろうか。

 悲しいかな。名家中の名家であるトワール公爵家に生まれたことが私にとっての最大の難関であるのに対し、そうでないことでこのように僅か十歳かそこらで親元を離れ、行儀見習いという名目で将来の自分の持参金を自ら稼がなければいけない人もいるのだ。

 我がラヴァンティラ王国の貴族は、大体が15歳になると貴族の学校に通う。これは殆ど義務といってもいい。社交パーティーと同じだ。一応拒否権はある。だがそんなことをすれば貴族社会から弾かれることは目に見えている。理由もなくわざわざそんなことをする貴族はいない。

 どの家の貴族も、15歳になった自分の子供が学園に通う日を今か今かと待っている。それは人脈を求めて、出会いを求めて、奉公先を求めて……。
 学生の時、学園で培ったものが今でも残っているという貴族は少なくない。同じことを息子娘に期待するのは当然、同じように学園に行かせたいと思うのが普通だ。
 だがその実、貴族であれば全員が全員、学園に通えるというわけではない。

 勿論通うことは可能だ。15歳になった貴族であれば誰でも学園に通う権利がある。それこそ犯罪者にでもならない限り。
 しかし学園に通うには学費がかかる。授業代に教科書代、場所代、光熱費や建物の維持代……加えて貴族の子息・令嬢が学校で不自由しない為に用意された多くのものの中には到底平民では手に入らないような贅沢品もあり、必然的にその費用は高くなる。
 しかしそれは社交パーティーに出るために必要なドレスや宝石と同じだ。自分の家で開くならその費用も当然かかる。その為それについてとやかく言う貴族はまずいない。
 何故ならその程度のお金を惜しむような貴族であると思われたくないから。費用の高さは貴族の見栄。富裕層の開くパーティーならその中身はまずおいておいて、兎に角どれだけお金をかけたかだけで勝負が決まると言っても過言ではないのだ。
 だが、貴族であれば全ての貴族がそうであるかというと、そんなはずもなく。

 貴族の中には領地の経営が上手くいかずにお金がない家、最早家柄と歴史のみで落ちぶれた家、そもそも富裕層ではない家、その他借金をして貧乏貴族になった家もある。
 学園は我が国の教育水準を高めるためだけのものではなく、社交界デビューを控えた貴族子息・令嬢たちのの予行演習、作法や行儀見習いの場所でもある。
 また社交界デビューをしたものが人脈を更に広げる場でもある。普通の貴族ならば決して疎かにするべきではない、大事な3年間。

 けれど当然、先述したような家では学園に通わせることは容易ではない。
 その為学園に通わせるのは家を継ぐ長男のみだったり、器量のよい娘だけだったりする。
 そしてその場合、大体次男以下や器量のよくない娘たちは学園に通う代わりにどこかの裕福な貴族の元に行儀見習いとして奉公に行くのだ。我が家でも、そう言った形で奉公に来ているメイドやバトラーが大勢いる。
 しかし実はそんな彼らですらまだそれでも良い方で、家の長男すら学園に通えなかったり、社交界デビューすら出来ずに最早貴族である名前だけが残っている家や、半ば乗っ取られる形でどこかの有力貴族もしくは裕福な平民と縁を結ぶ家も珍しくはない。

「お嬢様にお仕え出来て私は幸せものです。シンディお嬢様のレディースメイドだったというだけで、どこに出ても馬鹿にはされませんわ」
「ふふ、何それ。そんな肩書なくても、メアリなら大丈夫よ。だって気配り上手で、優しいもの」
「……光栄ですわ」

 控えめに笑う彼女は、確かに美女とは言い難い。加えてどちらかというと知的な雰囲気のある、控えめな女性だ。華やかな女性の方が声のかかりやすい社交界では有利とはいえないのだろう。
 おまけに家は裕福ではない準男爵家。……その三女。これらは彼女の持つ人の好さを簡単に打ち消すくらい大きなものだ。
 せめてもの救いであるトワール公爵家のレディースメイドだったという肩書。確かにないよりはずっといいだろうが、どんな肩書もどんな人柄も、お金と家柄というこの二つを前には意味をなさない。
 絶世の美女であるというのならまた話は別かもしれないが、その場合は恐らくお金を理由にどこかの行き遅れたお坊ちゃまや年の離れた男性の第二妻、最悪愛人ということにもなりかねないし。

「社交界での厳しさは……知ってはいないけれど、分かっているつもりよ。だけど、それでもいつかはきっとメアリの人柄の良さを分かってくれる人がいるはずだわ。だって、私がそうだもの」
「それはお嬢様が凄いお方だからです」
「私は凄くなんてないわ。メアリは、私のしたことがなんだかとても大きなことのように思えているみたいだけど、それは違う。お父様が……ひいてはご先祖様が、トワール公爵家という名前が凄いのよ。もし私が普通の平民だったら、同じことをしてもこんな風に感謝されたりしなかったわきっと」
「そうでしょうか……不躾ながら申し上げますと、お嬢様なら例え平民の生まれであっても、その類まれなる才能とアイデアであっという間に市場を盛り立て、一代にして爵位をいただきそうですわ」
「……」

 一概には否定できない自分がいる……ていうか私、そんな感じの小説、今までに何回か読んだことあるわ……。
 うん、前世の知識は本当にそれだけでチートだよね。私もこんなバッドエンド回避するために人生を費やす悪役令嬢じゃなかったらそんな平民人生送りたかったよ。
 まぁ流石に奴隷からの成り上がりとか、明日食べるものもないような貧乏人生は嫌だけどさ。人間やっぱり普通が一番だよね。幸せだった、何物でもなかった日本人人生……。アイラブジャパン……。

「……もうっ、冗談ばかり言っていないで、お仕事が終わったなら早く行かないとご飯を食べ損ねてしまうわよ?」
「ふふ。そうですね、それでは失礼して……ってあ! 申し訳ありません。危うく言い忘れるところでした。実はお嬢様に、エミリから伝言がございまして」
「エミリから?」

 エミリとは、メアリの同期にして同室の我が家のハウスメイドである。
 しかし肩書はハウスメイドであるが、その実は大体が私のおつかい。以前に私が調子に乗って本を何冊も頼んだところ、腰を痛めて階段の上り下りに支障をきたしたというメイドだ。……あの時は本当に悪いことをしたと思っている。

 そんな彼女は、普段は家の掃除などを担当しているが、私が何かお使いを頼んだりするときはそっちを優先する。
 そういう為にわざわざ新しく雇ったメイドだと聞いたときは、お父様いくらなんでもそれはと言いたくなったが、そうすることでエミリがトワール公爵家のメイドという優良就職先を手に入れられたのだから、こういうときは寧ろ率先してお願いするべきなんだなと私は学んだ。

 そうだよね、トワール公爵家みたいな貴族がもっとお金を回さないと経済は回らないしね、うん。
 そう思ってこの前なんかお父様が大量に取り寄せた質の良い蜂蜜、一瓶ずつ使用人全員に配っちゃったからね。そのせいでまた泣きながら崇められたけど……。
 まあ蜂蜜に関しては、どうせまたなくなったらお父様が買ってくるんだろうし、なくて困るようなものじゃないしね。ていうかあのお父様は、賞味期限というものをご存じないのだろうか?
 生憎私は赤いTシャツがトレードマークの熊さんではないので、全ての蜂蜜をお母さまと二人で消費するのは普通に考えて無理である。

「あら、エミリが誰かに伝言なんて珍しいわね。いつもは本人が直接言いに来るのに。何かあったの?」
「……彼女は今、先日頂いた蜂蜜を喜びのあまり持ったまま飛び跳ねたせいで落として割ってしまったらしく、旦那様方がお帰りになるまで必死に掃除している最中でございます」
「……そう……あの……新しいの上げるから気落ちしないでと伝えてあげて……」

 エミリは少し、……うん、少しだけ、気の抜けているメイドである。いや、ドジっ子メイドってほどじゃないんだけど、少しそそっかしいというべきか。
 容姿は金髪碧眼という、社交パーティーならすぐに声をかけられそうな派手で綺麗な見た目をしているが、彼女はれっきとした平民生まれの平民である。
 見た目が貴族の令嬢顔負けなレベルで整っているという理由だけで我が家での奉公が決まった上、数年後には結婚する相手も既に決まっているという、人生の勝ち組だ。

 そんな見た目も中身も人生も正反対のエミリとメアリだが、意外なことに仲は良いらしく、以前トリメントのお礼ですと、町で買った無糖の紅茶クッキーをお土産に買ってきてくれた時には驚いた。面識はあるだろうとは思っていたけど、まさか休日に二人で仲良くお出かけするような仲だとは。人って分からないものだなぁ。

 以前、失礼を承知でメアリにエミリのことを尋ねると、彼女は笑いながら「彼女と一緒にいるとあれこれ考えて後ろ向きな思考になることも馬鹿らしくなる」と言っていた。そういう友人がいるって、とても素晴らしいことだよね。
 本当、この世界が二人みたいな人間ばかりなら、シンディだって悪役令嬢にならなかっただろうし、その取り巻きなんていないし、そもそも誰もバッドエンドなんかにならない幸せな世界になるのに……。

「それで、伝言って?」
「はい。実は、先日お嬢様が王宮図書館でお借りしたいとおっしゃっていた本の中に、現在既にどなたかに貸し出し中のものがあったようでして」
「あら……」
「いかがいたしますか? 次回予約をすれば、返却されたときにすぐお借りできるそうですが」
「うーん。そうね、それじゃあそうしてちょうだい」
「かしこまりました。それでは今度こそ、失礼します」

 既に貸し出し中……か。
 別に借りたかった本というわけでもないからそこまでしなくてもいいんだけど、そうしないと周りからはじゃあなんで借りようとしたのかって感じになるからそうしておくかな……。
 それにしても、最近頼んだ本は確か歴史書当たりのラインナップだったはずだけど、一体どこの誰がそんなものをわざわざ借りたりしたのだろうか。なんだか、無性に気になる。

 一体何故そんなことが気にかかるのかというと、それは王宮図書館においてあるような歴史書は王宮にいる学者や貴族がわざわざ借りるようなものではないからだ。
 そういうのを生業にしていて頻繁に歴史書を日常で使うような方たちは自分用にしっかりしたものを購入する。よって、王宮図書館で歴史書を借りるような人はそういう人ではないと言うことだ。
 加えて王宮図書館にある歴史書は、殆どがその場で少し調べものに使う為にあるようなもの。わざわざ借りるほどではない。まぁ勿論私の場合は直接王宮図書館に行くことができないから必然的に借りることになるのだが。

 しかしそうなると必然的に、王宮図書館でわざわざ歴史書を借りるような人間はかなり限られると言うことなのである。
 王宮図書館に個人で出入りすることが出来るような貴族は15歳になれば学園に通うのが普通。そして学園には王宮図書館とまではいかなくてもそこそこ潤った図書館がある。
 ということは既に学園に通えるくらいの年齢の人間ではないはず。歴史書なんて授業でさらっとやるだけだろうし、図書館にも教科書もあるのにわざわざ王宮図書館で借りる必要性なんてないしね。
 つまり15歳以下。それも、個人で王宮図書館に出入りする、もしくは使用人に借りてこさせることの出来るような有力貴族だ。……凄い気になる。学園に通う前の年であんな歴史書をわざわざ借りる人なんて……。

「一体どこの誰なんだろう……まぁ、どんなに気になったところで、どうせ誰なのかなんて分からないから仕方ないけどね」

 そんなことを呟いてベッドに体を沈めた私だったが、こんななんてことないことが後にあんなことになるなんて知っていれば、そんな呑気なことはしなかったと思う。少なくとも、黙ってメアリを行かせるなんてことは絶対にしなかったはずだ。
 そう。この時の私はまだ知らなかったのだ。

 本を次回予約する際は、いつものように書類にサインをして借りるだけではないと言うことを。
 普段本を借りる時は、司書さん以外は誰がどんな本を借りたのかはプライベートを考慮して知られないようになっているが、次回予約の時はその本を他に借りたいと思っている人の為、カウンターにある予約表に次回予約の本の名前と予約者の名前が書かれていることも。
 私が気になっていたその歴史書を借りていた誰かが、その予約表を見て、シンディ・トワールの名前を知ることも。
 
 そう。知らなかったのである。
 知っていれば、今頃全力疾走でメアリを追いかけて、やっぱり予約はしなくていいと、屋敷中に聞こえるような声量で叫んだことだろう。
 ……そんなことをすればシンディの仮病がバレるのでもっと大変なことになるのだが、そんなことはそれこそ、最後まで知らないことである。 

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