第11話、おいおいそれは無いぜぇ〜

「ふぅ、ただいまぁー」

「あぁ、お帰り浩太。今恭佳ちゃんが居るけど良いよね？」

「えっ、今なんて言った？」

「恭佳ちゃんが家にいるって言ったんだけど何か？」

「てか、なんで西原が家にいんだよ」

「それはね、恭佳ちゃんがチョコ作りたいって言ってたからよ」

「あぁ、そうゆう事ね」

まぁ、確かに西原が1人でチョコを作ると大変な事になるからな

えっと、もしかしてだけど試食ってまさかだよな

「それでなんだけど、早速チョコを作ったから食べて欲しいんだけどぉ」

「えっ、」

「嫌なの？」

「い、嫌ではないよ。むしろ大歓迎だよ母さん。はっ、はは」

嫌とか言える訳ねぇーだろぉぉー

何だよ、今の顔。

生まれて初めて笑う母さんが怖いと思ったよ

「はいそれじゃあ、あーん」

「うんうん、美味しいね、うん、、、」

「本当に？良かったー」

「ちょっと俺トイレ行ってくるわ」

おぇぇぇえええ、何だよあれ。

何を入れたらあんなに不味くなるんだよ、

「あのね、浩太くん。」

「どうした、西原？」

「えっと、美味しいって言ってくれたからつい作りすぎちゃって、もちろん食べてくれるよね？」

「、、、はっ？本気で言ってんのそれ？」

「もちろん私はいつでも本気よ」

「嘘だろぉー」

「嘘じゃないわよ」

「誰かぁー嘘じゃ無いよといってくれぇー」

こんな感じで、1日が過ぎていった。

続く

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