Instagram

インスタのおすすめに共通の知り合いが居たからなのか、弦斗さんがいた。
弦斗さんのインスタを開いて東京に帰ったことを知った。
元々東京から北海道に転勤してきていていずれは東京に帰ることは前から知っていた。
もう、あえない、、
遠くから見るくらいならいいよね？
そう思って勇気を振り絞りフォローするのボタンをおした。
直ぐにフォローが帰ってきた。
ドキドキがとまらない。
「お知り合いでしたか？」
ちょっと悲しくなった。
そうだよね、私の顔は知ってるけど実際話したことないし名前なんて知らないよね。
「おすすめに出てきたのでフォローしちゃいました笑笑」
「もしかして、鉄板焼き屋さんの子？」
「そうです！」
最初はそんな会話だった。
弦斗さんは毎日連絡をくれるわけでもなく
気が向いたら返信をくれた。

「いつ東京くるのー？」
からかわれてる、そう思ってた。
ただ、何回か言われてるうちに東京に行きたい。弦斗さんに会いたい。
そう思うよになった。
最初はただ、見てるだけで良かったのに
私をみてほしい、
連絡を返してほしい、
会いたい、
人間ってほんとに欲張りなんだなあと実感。
会えばなにか変わるのかな。

私たちはLINEを交換した。
「俺のとこ来いよ。」
「俺の嫁にほしい。」
そう言われるようになった。
本気で言われてるのかはわからない。
ただ、嬉しかった。

コメントを書く

Instagram

コメント

「恋愛」の人気作品

書籍化作品