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るたん

北海道→東京

「行ってらっしゃい。お仕事頑張ってね!」「行ってきます。るいも札幌行く時気をつけるんだよ。」「うん!まーちゃんと楽しんでくるね」そう言って彼を見送る。今日は、いつもよりメイクを丁寧にでも、派手すぎないように、そして、お洒落をして外に出た。」
 8時5分にバス停に着いた。乗りたいバスは8時11分、六分前だ。8時9分、二分前にバスが到着し2人がけの椅子に1人で座る。
 降りるバス停は最終地点だからうたた寝していると、「次は、終点旭川空港、旭川空港」そのアナウンスを聞いてるいは起きた。
 バスを降りて旭川空港に入る。羽田空港行きの手続きをすませ音楽を聞きながらスマホをいじりながら時間まで座る。

「旭川空港空港に着きました!」
「るたん、おはよう。」
「おはよーございます!」

 9時15分離陸。到着まで1時間45分るいはまた眠る。
 羽田空港到着。
 るいは辺りをキョロキョロしながら誰かを探す。
「るい!」 
 るいは声のする方を向き笑顔でかけよる。
「はい。」と言いながらその男は両腕を広げて笑っている。るいは少し照れた表情でその男にハグをした。
「お腹空いた。るい何食べたい?」
「弦斗さんおすすめのところありますか?」
「えー、ラーメンしか言わないよ俺。」
「ですよね笑」
 なんて会話をしながら空港をでた。


「お邪魔しまーす。」
「はーい。」
一人暮らしの男の人の家に入るのって初めて。
意外と家の中きれいだなあ、
「はい、おいで!」とソファに座りながらまた私に腕を広げてる。
10歳、年上なだけあって大人の余裕をかんじる。
私は彼に腕を引かれそのまま引き寄せられた。
すごく長く感じたが実際はどれくらいの間抱きしめられてたんだろう。
「じゃ、シャワーあびてくるね 」そう言って彼はシャワーを浴びに行った。
1人で待っている間ドキドキした。
もう、これは浮気だよなあって考えながら
でも、これまでに考える時間がいっぱいあった。
東京にきて弦斗さんに会いに来てる。正解は分からないけどこれでいい。そう思うしかない。

  

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