聖剣に選ばれたスライムは、魔物なので勇者失格です!?
その勇者は魔物となった
『そうよ。魔王の力で魔物になってしまったの。全く、厄介な事になったわね。勇者になる貴女が魔物になるなんて。
これでは勇者として魔物を倒し人々を助ける前に、貴女が悪い魔物として人々から殺されかねないわ。
それにしても魔王も中々いい手を考えたのね。光の神である私の魔法障壁を打ち破るのが不可能と考え、勇者を魔物に変える搦め手で私達の邪魔をするなんて。』
転生途中で魔物になるなんて厄介だな。これじゃあ魔王を倒すの、かなり苦労しそうだな。
だけど、、、魔王から直々に魔物にしてもらえたんだよね、私。それなら案外強力な魔物になってるかも?だってスライムじゃなくてダークスライムだよ、名前にダークって付いてるもん。
「あのあの、私魔物になったんですよね。なら人間より身体能力とか魔力とか色々上がってるのですか?」
『えっ?そんなわけないでしょ。貴女を魔物にしたのは魔王よ、むしろ人間より弱くなってると思うわ。知らないけど。』
「知らないんですか!?あなたって光の神ですよね、神様でも知らない事があるんですか!?」
『神様だからよ。私は人々を照らす光の神、魔物の事なんか知りもしないわ。でも、、、変ね。貴女から溢れ出ている魔力、素人の私が見てもかなりの量に感じるわ。
あの魔王、勇者にこんな力与えるなんて、一体何を企んでるのかしら?まぁ、この魔力と聖剣があれば魔王を倒すのも楽になるし、感謝するべきなのかもね。』
倒すべき相手から力を貰う、その理由を私は知らない。だけど、魔王も何かとっても大事な考えがあって、そんな行動をしたと思う。
例えば、暴走しているのは自分の意思ではないとか。それなら私がその行動を止めてあげないとね。
「光の神様、話はそろそろ終わりにして転生したいけどいい?早くあの魔王を止めてあげないと。」
『あっ、そうね。それでは異世界の門を開いてっと。貴女の行く道に光あれ、頑張ってね。』
こうして私は光に包まれて転生し、、、聖剣のある森に召喚された。
これでは勇者として魔物を倒し人々を助ける前に、貴女が悪い魔物として人々から殺されかねないわ。
それにしても魔王も中々いい手を考えたのね。光の神である私の魔法障壁を打ち破るのが不可能と考え、勇者を魔物に変える搦め手で私達の邪魔をするなんて。』
転生途中で魔物になるなんて厄介だな。これじゃあ魔王を倒すの、かなり苦労しそうだな。
だけど、、、魔王から直々に魔物にしてもらえたんだよね、私。それなら案外強力な魔物になってるかも?だってスライムじゃなくてダークスライムだよ、名前にダークって付いてるもん。
「あのあの、私魔物になったんですよね。なら人間より身体能力とか魔力とか色々上がってるのですか?」
『えっ?そんなわけないでしょ。貴女を魔物にしたのは魔王よ、むしろ人間より弱くなってると思うわ。知らないけど。』
「知らないんですか!?あなたって光の神ですよね、神様でも知らない事があるんですか!?」
『神様だからよ。私は人々を照らす光の神、魔物の事なんか知りもしないわ。でも、、、変ね。貴女から溢れ出ている魔力、素人の私が見てもかなりの量に感じるわ。
あの魔王、勇者にこんな力与えるなんて、一体何を企んでるのかしら?まぁ、この魔力と聖剣があれば魔王を倒すのも楽になるし、感謝するべきなのかもね。』
倒すべき相手から力を貰う、その理由を私は知らない。だけど、魔王も何かとっても大事な考えがあって、そんな行動をしたと思う。
例えば、暴走しているのは自分の意思ではないとか。それなら私がその行動を止めてあげないとね。
「光の神様、話はそろそろ終わりにして転生したいけどいい?早くあの魔王を止めてあげないと。」
『あっ、そうね。それでは異世界の門を開いてっと。貴女の行く道に光あれ、頑張ってね。』
こうして私は光に包まれて転生し、、、聖剣のある森に召喚された。
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