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学園でもなく、ましてや、幻想でもなく

駒乃利久

田中の冒険

どうしようか?
いや、どうしようもない。
では、駄目なのだ。
文字数稼ぎのために、一つの記事で
サッカー部の強さを伝える新聞を……

それでも駄目だ!

山田は悩んでいた。
どうすれば、面白い新聞が出来るのかということを、

「あの、ぱっとしない山田さん」

田中だが、田中なのだが、
今は否定することはしない、
なぜなら、僕の尊敬する阿月さんの命運がかかっている。確かにいつも、部屋が暑くて、迷惑していたが、阿月さんの炎は本当に極寒の絶対零度のような冬の暖房にはもってこいだった。
しかし、僕に何が出来るというのだ?

運命の歯車が狂う音がしたい。
突如として、時間が止まったような、
田中だけの時間が出来た。

おっと、ここでファンタジー要素が出たのか、いや、これは否定して、
田中だけの頭の脳内会議である。
残念だったなフハハハ。

僕は、阿月さんのために出来ること、
薪をくべるのか?
しかし、阿月さんの目は
少なくとも人間の目、人間だと信じたい。
だから、薪をくべたら、失明するのは確実だ。
さっきの文字数稼ぎのスポーツ記事、
それもマンネリ化して、つまらないという意見箱の意見をもらったし、生徒集会で、生徒意見で直に言葉で言われていた。
だけど、、それでも筋肉の美というのを一部のファンのような人間は好きだとも言ってたしなぁ。
くそ、思い付かないぞ、どうすれば、どうすれば、どうすれば、

ぱっとしない田中さんは悩んでいた。
夕焼けに沈む太陽が自分勝手に見えて羨ましい。
次第に沈む太陽がタイムリミットを伝えているようで、田中の胸のうちの脈動を早まらせていた。

ここで聞こえてくるのは天からの声か?

「見ないでよ!見たら引っ掻くからぁ」
「しかしなぁ~これは不可抗力で」

  向こう窓に視線を感じて
  田中は見てみると、芸術部の誰かが
 凄まじい早さでキャンバスに描いているようだった。

  おっと、これは、

 「じゅるり」

 田中はあまりの天命を頂いたかのような奇跡の瞬間に出くわすことが出来た。

 「よし、いくぞ、皆!天見(あまみ)と鈴木(すずき)は実習棟の芸術部の方へ、僕と駿(はやお)は教室棟の屋上へ」

 「どうしたんで……しゅっか!」

 無理やり田中に引っ張られて風のように去っていく駿(はやお)
 その様子を見て、天見と鈴木は
 
 「急ごう!」

 芸術部のいる方へと向かっていく。

ー続くようだー

 登場人物

新聞部部員
 田中
 駿
 天見
 鈴木




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