セカンド・ワールドの魔王

魔王なおチュウ(魔闇直樹)

1-1 もう一つの始まり

 時は2116年。

 いじめ、見下し、差別、戦争。

 自分の可能性を引き出せない。

 相手の可能性を見出せない。

 そして、悪の道へと進む者もいる。

 このような過去を悔やみ、そのようなこの世界を平和にするために、VRMMOのゲームの世界を、もう1つの現実と定めた。

 世界を2つにする事で、可能性を広げた世界。

 そして今日9月17日……

「待ちくたびれた」

 ある1人の少年が高ぶる感情のままそう呟く。

「ついに、この時がきた!!」

 彼の名前は、【先法 真理守】(せんほう まりす)

 今日は彼の13歳の誕生日。

 この世界では、一定の年齢になると、セカンド・ワールドというVRMMOの世界に入る事が許される。

 そして、そのことを義務付けられる。

 彼の地域では、13歳になるとSWセカンド・ワールドに入る事になっている。

 ほんの数分前に食事を済ませ、誕生日という事で、学校を休み、やることを済ませた真理守は、チェンジ・ヘルメットを被る

 そして彼は、感情を高ぶらせ、念願のセカンド・ワールドを起動する。

「行くぜ!ワールド・チェンジ」

 ここから真理守の2つ目の物語が始まる。

「セカンド・ワールドの魔王」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「SF」の人気作品

コメント

コメントを書く