女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
238話 たまに居る、疲れを知らない奴(遊)
日向「アフィアちゃん!おはよ!」タッ
アフィア「おはよう日向。随分と早かったじゃないの。」
日向「えへへ、楽しみすぎてちょっとね。そういうアフィアちゃんだって、まだ早いのにもう外にいるじゃん。」
アフィア「う、うっさいわね。ほら、行くわよ!」
日向「あ、待ってよぉ!」
僕とアフィアちゃんは、徒歩で駅に向かった。それなりには距離があるんだけど、どうせだから話しながらゆっくり向かおうということになったのだ。僕としても、アフィアちゃんとたくさんお話ができるのは嬉しいからね。
道中は、昔のこととか学校でのこととかを話した。・・・でもやっぱり、思い出せたのは最初の出会いのところだけみたい。寂しい気もするけど、大きな一歩だよね!
そんなこんなで15分ほど歩き、駅に到着した。噂通り、なかなかの大きさ。もはや駅というより、デパートのそれだった。
アフィア「拡大するらしいってのは聞いてたけど・・・まさかここまでとはね。」
日向「僕も驚いてるよ。昔来たことあるんだけど、その時はこんなに大きくなかったし。」
駅の中に入ると、やはりデパートだった。通りに何個もの店が展開されている。
アフィア「・・・これなら、普通に1個デパート作った方が良かったんじゃないかしら。」
日向「でも、近くにデパートあるしさ。それにほら、どっちかっていうとお土産とか外国製の物産とかが多いし、そのあたりは駅ならではだよね。」
アフィア「デパ地下が地上にある、と言ったところかしらね・・・まぁ、デパ地下とは全然違うけれど。」
日向「ねー。さ、どこ行く?」
アフィア「そうね・・・せっかくだから、あそこ行きましょうか。」
アフィアちゃんが指さした先にあったのは、ゲームセンター。僕は、ニヤリとする。
日向「ふふ、どうせなら対決しよっか?」
アフィア「いいわね、望むところよ。」
僕達は格ゲーなりゾンビゲーなり、様々なゲームを楽しんだ。
格ゲーはほぼ互角、ゾンビシューティングゲーはアフィアちゃんのほうが上手かった。僕もリリィさんに鍛えられてる・・・って言っていいのか分からないけど、結構自信があったために、この結果にはビックリした。
アフィアちゃん、ゲームの才能があるね。・・・まぁ、もっとも僕がシューティングゲーム苦手なのもあるけどさ。まぁ、それは置いといて。
アフィア「ふふふ、やっぱりゲーセンでやるゲームはひと味違うわね。」
日向「あ、アフィアちゃん、そんな連続で・・・疲れないの?」
アフィア「まぁね、その手のスタミナは、そんじゃそこらの連中とは訳が違うわよ。」
日向「あ、そっすか・・・」
アフィア「日向もやるでしょう?まだまだ付き合ってもらうわよ?」
日向「う、うん。」
なんだか、アフィアちゃんのことがよく分からなくなってきた僕なのであった。
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