女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
233話 あの子からのお誘い(焦)
昨日は結局、10時過ぎまでゲームをした。久しぶりにみんなでやったもんだから、中々終わらせられなかった。
最終的には、「これ以上やるならコードぶった切る」と聖菜お母さんに脅されて、やめることが出来た。・・・どっちかというと、それを言われて焦ってたのは、僕達よりもリリィさんだったけどね。
そして次の日、僕は昨日同様に学校へ来ていた。昨日同様に先生の授業を聞いて、復習を行った。
中守先生の授業はわかりやすい。要点をちゃんと教えてくれるから、理解が早い。・・・ほかの授業でも、やればいいのに。人気出ると思います!
まぁ、その話はおいておくとして・・・問題は、やはり宿題。明日は土曜日なもので、土日で2日間空いてしまう。その分、宿題も多めということ。
夏休みなんだから、土日も何も無いんじゃ、なんて思ってたけど・・・先生は普通に働いてるんだもんね。仕方ないね、うん。
僕は心の中でため息をつきながら、お家に帰るのであった。・・・はぁ、勉強めんどくさい・・・。
家に着くと、何故か家の前にアフィアちゃんがいた。
日向「あれ、アフィアちゃん?どうしたのうちの前で・・・」
アフィア「あぁ日向、おかえりなさい。ちょっと日向に聞きたいことがあって、待ってたのよ。」
日向「聞きたいこと?それなら、中で聞くよ。外じゃ暑いでしょ?それと、家の中で待ってればよかったのに。」
アフィア「ちょうどインターホン鳴らそうとしてたところだったのよ。」
日向「ふぅん。まぁいいや、どうぞ。」
アフィア「おじゃまします~」
僕とアフィアちゃんは、2階へ。途中で由良といがみ合ってたけど・・・まぁ、喧嘩するほどってやつだね。
日向「それで、話って?」
アフィア「うん、ちょっとしたお誘いなんだけれど・・・」
お誘い?また一緒にお出かけできるってことだよね?嬉しいなぁ、まさかアフィアちゃんから誘ってくれるとは。
日向「それなら、皆も呼んできたほうg」
アフィア「ダメ」
日向「え?」
アフィア「・・・いい?日向。1回しか言わないからよく聞きなさいよ。」
日向「う、うん。」
ど、どういうことだろう・・・お出かけってことは、みんな一緒にじゃないの?それともあれかな、クラス生徒だけのパーティとか・・・あ、でもそれなら由良達もだよなぁ。
とにかく、僕はアフィアちゃんの言葉をじっと待った。アフィアちゃんは、深呼吸をしてから、真っ直ぐな目で言った。
アフィア「稲木日向、あなたにデートを申し込みます。・・・2人きりの。」
・・・へ?ふたりきり、デート?
日向「・・・はぇ?」
アフィアちゃんの言葉のアンサーとして、僕の口からでたのは、そんな間抜けな声だった。
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