女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

219話 喧嘩する=仲良い・・・のか?(業)




あれから数日が経ち、テスト前日。

ゲームは隠され、勉強づけの日々であった。ここまで耐えた僕たちを褒めて欲しいね。

しかし今日は、今までとは比べ物にならないくらいの、勉強スケジュールが立てられた。

もちろん、反対の言葉は上がったけど・・・

理子「いいけど、点取れなかったら次のテストまでゲーム没収だよ。しかも、今回より条件厳しくするからね。それでもいいのね?」

という言葉で、何も言えなくなった。横暴だけど、テストの点が悪いのは自業自得だし・・・はぁ。

朝から机に向かうけど、やっぱり中々集中出来ない。眠いし、ゲームしたいし・・・。

だけど、その現象は一瞬でに起きなくなった。なぜならば・・・!

アフィア「そこはこの式を使うの。すると、今度はこの式が代入出来るようになるから・・・」

アフィア講師の登場である。お母さん達がお願いして、アフィアちゃんに講師をしてもらうように仕向けたみたいです。

すっごくわかりやすい授業で、勉強も楽しくなる!一石二鳥だね!

由良「・・・アフィアには頼りたくなかったんだけどな。」

アフィア「なんですって?なら、あなたには教えないわよ。」

由良「・・・はー、あーはいはいごめんなさいねー。」

由良はすっかり不貞腐れちゃったみたい。叶恵はちゃんと聞いてるみたいだから、まだいいけどね。

江美「助かったわアフィア。私だけじゃ手に負えない部分もあったから・・・」

アフィア「いいのいいの。私の勉強にもなるし、出b・・・いや、なんでもないわ。」

・・・うん、最後のは聞かなかったことにしましょう。

午前中はずっとこんな感じだったけど、午後には由良も、アフィアちゃんの授業を聞くようになったし、なんなら、由良からすすんで質問するようにもなっていた。

仲良くなってくれたみたいで、素晴らしいことだよね!

アフィア「そこの部分は、マイクがどこに行こうとしてるかを聞いてるから・・・」

由良「・・・なるほど、そう考えればいいのね。分かりやすく教えてくれて、ありがとう泥棒猫さん。」

アフィア「どういたしまして。また分からないところあったら、すぐ聞いてねくそブラコンさん。」

2人「・・・あ?」

・・・仲良くなった、のかなぁ?いちいち余計なことを言うせいで、小競り合いはあるけど・・・。

あ、ちなみに。奈々は、専属の奈緒講師による授業を受けてます。きっと素晴らしい授業なんだろうね!うん!!

・・・あとでフォローしてあげよう。多分、僕らなんかより遥かにきついだろうし・・・。

えっとまぁ、そんな感じに勉強を進め、各自明日からの期末テストに備えるのであった。・・・雑?知らない子ですね。


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