女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
199話 怒らせたらアカンやつ(難)
叶恵「ほら日向おせぇぞ!もっとキリキリ歩けや!」
日向「ま、待ってよ叶恵!せっかくだから、もう少しゆっくり行こうよ・・・。」
奈々「賛成なの!もっと・・・ゆっくり・・・」
叶恵「なーに言ってんだ2人とも!時間は有限なんだぞ?早く行くのが吉だろ!」
日向「そりゃそうだけどさ~・・・」
奈々「さすがに体力がもたないの・・・」
叶恵「だらしねぇなぁ・・・」
僕達は、近所の総合グラウンドへ歩いて向かっていた。だけど、叶恵の歩くスピードが早すぎて、着く前にヘトヘトです・・・。
あ、ちなみに。今回は2人の行きたいところが違いすぎるため、前半と後半で行くところを分けることになったよ。・・・説明文乙?知らんな(白目)
というか・・・なんかよくわかんないんだけど、叶恵がやけに張り切っているというか、元気が有り余ってるみたいなんだよね。
まぁ、暗いよりかはいいけどさぁ。元気なところも叶恵のいい所だし。
そして、数十分後。
叶恵「やーっと着いたな!」
日向「ぜぇ・・・ぜぇ・・・早すぎるよ・・・」
奈々「もう・・・運動したくないの・・・」
叶恵「おいおい、来るまでに疲れててどうすんだよ!」
2人「誰のせいだと思ってんの!」
叶恵「・・・誰のせいなんだ?」
マジで言ってんのこいつ?天然というか、アホというか・・・。
叶恵「まぁ、そんなことどうでもいいだろ。サッカーしようぜサッカー!」
日向「自分勝手だなぁ・・・まぁいいけど。奈々はどうする?」
奈々「ベンチで休憩してるの・・・。」
僕と叶恵は、サッカーボールを持ってグラウンドへ。少しのアップ後、ドリブル合戦になった。
・・・まぁ、ボロボロに負けたけどね。サッカー苦手。
叶恵「あたしに負けるって・・・それでいいのか日向少年!」
日向「もう少年って歳でもないんだけどな・・・。苦手なんだよぉ。」
叶恵は腰に手を当てて笑いだした。・・・すると、急にスッと真顔になった。
叶恵「はは・・・お?何かベンチに人が集まってないか?」
日向「ん?ホントだ・・・あそこって、奈々がいた所じゃない?」
叶恵「・・・行ってみるか。」
ベンチにかけよってみると、そこには・・・
モブ1「ねぇ君、1人でしょ?お兄さん達と運動しない?」
奈々「な、奈々は疲れてるので・・・」
モブ2「なら俺らと一緒に休憩しようぜ?」
モブ3「楽しいこと、してあげるよ!」
・・・うん。典型的なヤツらに絡まれてた。
日向「叶恵、どうし・・・ってあれ?」
気づくと隣に叶恵は居なくて。
叶恵「おいおめぇら。なに人の妹に手ぇ出そうとしてんだ?あぁ?」
モブ1「あ?なんだお前。俺らの邪魔すんなよ。」
モブ2「そうそう。離れてた方がいいよお姉さん?・・・いや、お兄さんか?www」
モブ3「男見てぇなやつにゃ興味ねぇから帰りな。」
あぁ・・・馬鹿なヤツら。どうなっても知らんぞ。
叶恵「そうかそうか。そんなに○ろされてぇのか・・・○玉潰してやる。」ギロォ
・・・The、鬼の形相。あの目、人○す目をしてるよ・・・。
モブ1「ひ・・・き、今日は帰るか。」
モブ2「そ、そうだな・・・じゃ、じゃあね。」
モブ3「えちょ、お前ら!?・・・あ、えぇと・・・さよなら!」
あ、逃げた。情けないヤツら・・・いや、案外尺の都合だったりして。
叶恵「おいこら待てや!脅し耐性もねぇヤツらがナンパとか、100年はえぇんだよ!○○ポ野郎どもが!」
日向「叶恵ストップストップ!それ以上はいけない!」
叶恵はモブ達が見えなくなるまで、鬼の形相を辞めることは無かった。・・・怖ぇや。
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