女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
186話 楽しかった次の日は(追)
次の日。
日向「昨日は楽しかったな~」ホワホワ
由良「言ってる場合?宿題終わらないよ!?」カリカリ
江美「先生めぇ、ここぞと言う時に大量に出しやがってぇ・・・!」
叶恵「うかうか遊んでられんよなぁ・・・」
奈々「ううぅ・・・分からないの・・・」
睦月「宿題が多いのが、高校生だけだと思うなかれ。」
衣玖「・・・もう疲れたよぉ」
日菜「日菜、あんまり宿題無かったよ。」
理子「・・・あと数年すれば分かるわ。」
大和「定期的にやればいいものを・・・。」
僕達は、ゴールデンウィークの宿題に追われていた。
まぁ、言ってしまえば・・・昨日本当は行くべきじゃなかったんだよね。全然宿題終わってなかったし。
アフィアちゃんとのお出かけだから、自分に無理言って行ったけど・・・後始末は高くつくなぁ。
日向「しかもさぁ、なんでよりによってこんな難しい問題なのさ。全くわかんないんだけど。」
由良「解き方教わっても無理って、もうダメだと思うんだ。」
江美「ほんとほんと。教科書見ても謎が増えるだけだしぃ・・・」
叶恵「しかもさぁ、なんでクラスによって違う問題出すんよって話だよな。」
こんな感じで、互いに愚痴を言いながら少しずつ解いていく。・・・明らかに間違ってるのもあるけど、無視無視。
理子「どれどれ・・・嘘でしょ?これ分からないの・・・?」
聖菜「理子、そんなこと言うもんじゃないよ?」
雫「理子ちゃんは優等生でしたから・・・」
加奈「それはお前もだろ?」
お母さん達は茶化しにくるし・・・正直ちょっと邪魔かな。まぁ、お菓子持ってきてくれたし、いっか。
奈々「・・・分からないの。全然、分からないの。」グスン
奈緒「大丈夫なのです!私も高校生の時、下から2番目だったし!」
愛菜「・・・それ、慰めになってないよ。」
愛菜お母さんが奈緒お母さんにツッコむ。睦月もうんうんと頷いていた。
・・・いや、頷いているように見えて、眠くてカクンカクン言ってるだけだった。
奈々「・・・お母さんと、お揃い?」
奈緒「そう、お揃いなのですよ!」
奈々「・・・えへへ」ニパー
愛菜「・・・それでいいのか奈々親子。」
ジェリー「いいんじゃないですか?本人が喜んでるみたいですし。」
愛菜「・・・そんなもんかね。そしてそこの小娘は寝ない。」ブニッ
睦月「あぶっ・・・お母さん、ほっぺつつくのはやめて。」
愛菜「なら寝るな。」
睦月「寝てないし。勉強してるし。」
愛菜「は?寝てたし。」
奈緒「まぁまぁ2人とも、そのくらいにするのです。そのケンカ、ずっと続きますから・・・」
奈々「ケンカはメッなの!」
愛菜「・・・わかってる。ちゃんと勉強してね。」
睦月「・・・わかってるよ。」
愛菜お母さん達は、そんな微笑ましいやり取りをしていた。勉強は捗ってなさそうですね。
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