女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

178話 アフィアちゃん、来たる(嬉)




土曜日の午後。僕は午前中からソワソワしていた。だって、久しぶりにアフィアちゃんと遊べるんだよ!?

え?月曜日?あれは・・・由良とゲームしてただけだし?うん。

理子「ふふ、日向?楽しみなのはわかるけど、もうちょっと落ち着きなさい。」

日向「え、あ・・・ごめんなさい。」

大和「ははは・・・まぁ、気持ちは分からんでもないさ。」

えへへ、怒られちゃったや。

由良「なんか、前もこんなこと無かったっけ?」

江美「あったね。アフィアちゃんが家に来て、日向がソワソワしてたこと。」

叶恵「なんか懐かしいな。・・・というかそう思うと、日向って変わってないよね。」

奈々「大人っぽくなったけど、にーはにーのまんまなの!」

睦月「・・・そこがまたいい。」

衣玖「うんうん!」

日向「な、なんか恥ずかしいな・・・」

叶恵達に言われ、少しむず痒くなる。そんなかなって思うんだけど・・・。

そんな感じでだべっていると・・・玄関のピンポンが鳴った。

日向「あ、アフィアちゃんかな?僕出てくるね!」タッ

理子「転ばないようにね~?」

お母さんの忠告を後ろに受けながら、僕はドアを勢いよく開けた。

アフィア「うわっ・・・と。こんにちは。」

日向「こんにちは!」

大和「いらっしゃい、アフィアちゃん。」

いつの間にか後ろにいたお父さんと、アフィアちゃんを出迎えたのだった。



由良「アフィア、そっちいった!」ズババ

アフィア「了解!」ダダダ

衣玖「お兄ちゃん、そこから南西」ババッ

日向「はいよ。・・・衣玖とだとやっぱ心強いな。」

江美「・・・何が楽しいの?あれ。」スッ

叶恵「やると割と楽しいぞ。・・・チェンジ、ブルー。」スッ

奈々「うっ・・・ないの・・・」スッ

睦月「奈々は顔に出やすいから・・・」

由良とアフィアちゃん、僕と衣玖は、それぞれ2対2に別れてバトルロワイヤル・・・って言うのかな?俗に言う100人でやるFPSゲームをやってた。

あ、ちなみに衣玖はめっちゃゲームが上手いよ。リリィさんに手ほどき受けただけなんだけど・・・才能なのかね。

江美と叶恵、奈々、睦月の4人は、UMOをやっていた。奈々は苦手みたい。

本当は日菜も一緒に遊びたいんだけど・・・どうしても1人余っちゃうんだよねぇ。今はジェリーさん達と遊んでるみたい。

日向「あぁ・・・きっつぅ。」

由良「やったぜおい!日向打ち取ったリィ!」

アフィア「うっさ・・・」

衣玖「由良お姉ちゃん、覚悟なさい。」

僕とアフィアちゃんは早々に離脱してしまったため、2人で少し下がった。

日向「どう?アフィアちゃん。楽しいかい?」

アフィア「えぇ、とっても。来てよかったわ。」

日向「えへへ、ならよかった。」

思ってた形ではなかったけど、少しの間だけ2人きりで話せて嬉しい僕なのでした。

ちなみに、由良はきっちり衣玖に倒されましたとさ。


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