女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

128話 夏にやるべき事・・・?(連)




夏ですから、やっぱり海とかプールとか行きたい訳でして。

でも、日菜もまだ生まれたばかりだし、お母さんも大変そうだということで、今年は行かないことになりました。

その代わりではないけど、アフィアちゃんがたくさん遊びに来てくれました。だから僕は満足です。・・・僕は、ね。

由良「海行きたーい!」

江美「行きたいわぁ!」

叶恵「プールでもいいよ!」

奈々「・・・お姉ちゃん達、まだ言ってるの?」

睦月「・・・止めるのもめんどくさい」

衣玖「衣玖はお家でいいなぁ~」

この通り、いつもの3人が駄々をこねているというわけ。最初は止めたりしてたんだけど、そのうち面倒くさくなって、誰も止めなくなった。

けど、さすがにしびれを切らしたのか、お父さんが立ち上がった。

大和「・・・お前ら、いい加減にしろよ。理子が大変なの、お前らもわかってるだろ?」

由良「でもさぁ、家にいても暇なんだよ~!」

江美「せめて何処かに連れて行ってよぉ。」

大和「仕方ねぇだろ。理子になんかあったら嫌だから、俺は動けねぇし。かと言って、車動かせんの俺だけだし。」

叶恵「もー!なんでお父さん以外は免許ないのー!?」

お母さんs「めんどくさかったから!」

リリィ「うちは使用人が居たからなぁ・・・」

ジェリー「私はそもそも・・・いや、なんでもないです。」

3人「ちくしょー!」

由良達は頭を抱えた。

大和「そういうわけだから。大人しくしてろ。」

由良「こうなったら・・・日向ぁ!私たちと遊びなさい!」

聖菜「ダメよ由良。日向はね、理子のお手伝いしてるんだから。」

日向「由良たちもお手伝いすればいいのに。」

江美「いやぁ・・・そういうのはちょっと」

雫「全く、少しは日向君を見習いなさいな。」

叶恵「あははー・・・めんどくさいからパス」

加奈「お前ってやつは・・・はぁ。」

カムラ「なんていうか、さすがにダメじゃない?いくら何でも面倒くさがりすぎでしょ。・・・それとあんた達、少しでも宿題やったの?もう1週間だけど。」

カムラさんがそう言うと、3人とも目を逸らした。フーフーと、音のならない口笛とともに。

日向「・・・まさかとは思うけど、毎日日記は書いてるよね?流石に。」

3人「ナンノコトデショウカ」ダラダラ

日向「・・・自由研究の下準備は?やるって言ってたよね?」

3人「ハハハハハ」ダラダラ

カチン。

日向「連行します」ガシッ

由良「えちょ、日向!?」

江美「やぁ、あんな事やこんな事されちゃうわぁ」

叶恵「はーなーせー!」

日向「勉強しましょうね」ズルズルズル

3人「いやぁぁぁぁぁ・・・」

奈々「にーがキレたの!」

睦月「なむなむ・・・」

後ろからなにか聞こえるけど、とりあえず無視。連行です連行。


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