女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
122話 睦月の暴走と危険な賭け(共)
話は少し逸れたけど、そんなわけで・・・睦月の暴走とも取れる行動を、どうにかしなきゃいけない。
そもそも、なんでいきなりこういう風な態度を取るようになったんだろ?小学校にあがるまでは普通だったのに・・・。
気になった僕は、今週1週間は耐えしのぎ、土日に聞いてみることにした。
・・・ん、だけどさ。
睦月「お兄ちゃーん・・・ふふふ」スリスリ
日向「なんだこれ(白目)」
由良「きぃーっ!離れなさい睦月ぃぃ!」
江美「睦月ぃ?ちょーっとそれはやりすぎよぉ?」ゴゴゴ
奈々「睦月!さっさと離れるのー!!」
叶恵「お前ら落ち着けぇ!」グググ
アフィア「そんなことしたって解決しないでしょうが!」グググ
もう、心が折れそうです。本当に睦月だよね?性格が違いすぎるんですが・・・。
睦月「・・・ねぇ、お兄ちゃん」
日向「え、あ・・・な、なに?」
突然話しかけられた僕は、動揺して上手く返せなかった。なんだろう・・・?
睦月「・・・あのね、今日一緒にお風呂入りたいなぁって。」
日向「もうダメだおしまいだ(白目)」
3人「コラァァァァ(なの)!!」
2人「鎮まれぇ!」
こんな具合で、1週間耐えれるのか・・・いや、これは逆にチャンスなのでは?一緒にお風呂に入れば、その時に聞けるじゃないか!そうすれば、すぐにでも重しがなくなる!
日向「睦月、今日は一緒に入ろっか。」
ニコッ
睦月「・・・ほんと!?やったぁ!」
5人「日向ぁぁぁぁぁ!!」
日向「っえ!?」
さっきまで抑えてくれていた、アフィアちゃんや叶恵までもが、何故か由良サイドに回ってしまった。しかも、奈々や江美に至ってはキャラ崩壊してるし!・・・それは睦月も同じか。
アフィア「日向君・・・?覚悟はいいかしら?」ゴゴゴゴゴ
って、言ってる場合じゃなかったね。というか、なんで怒ってるんだろ・・・?
まぁ、とにかく。
日向「・・・優しく、お願いします。」
アフィア「OK、本気で参ります。」ゴゴ
今はこのお叱りを受けようではありませんか。(諦観)
あのあと、たまたま居合わせた体育の先生のおかけで、誰も傷つくことなくその場は収まった。
そして、今。
睦月&衣玖除く妹s「・・・」ゴゴゴゴゴ
アフィア「・・・」ゴゴゴゴゴ
日向「ヒェッ」
睦月「お、お姉ちゃん達・・・?」
衣玖「???」
お風呂に向かおうとしたところを、睦月と衣玖以外の全員に止められているところです。何故かアフィアちゃんまで居ます。
アフィア「どうしても、一緒に入るつもりなのね・・・?」
日向「う、うん。(早く解決したいから)」
由良「・・・さすがに、許せないかなぁ。」
日向「でも、由良とも入ったことあr」
由良「黙らっしゃい!」
日向「あっはい」
なんか遮られた。何故なんでしょうね。
江美「・・・日向がその気なら、こっちにだって切り札があるのよぉ。ねぇ、リリィさん?」
切り札?それに、なんでリリィさん?
そんなことを思っていると、リリィさんの口から、物凄いかる~く説明されてしまった。
リリィ「はいよ~。簡単な話、みんなも入っちまえばいいんすよ。」
日向「・・・は?」
リリィさん「私を除く、ここにいる女の子全員と、お風呂へレッツゴー。オーケイ?」
日向「ノー!それに、そんな人数入れないよ!」
奈々「1人ずつ入るの。今日は睦月で、明日は奈々。」
由良「明日は私だけどね。まぁ、これ決定事項なんで。」
叶恵「さっさと風呂入っちまえ!」ドン
日向「うおっ!?な、なんでぇぇ!?」
・・・なんていうか、入れることにはなったけど、そのために大事なものを失ってしまった気分になりました。
・・・なんかグダってるって?なんかね、ネタがないらしいよ、知らないけど。
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