女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

117話 修了式の後日談(笑)




修了式の次の日、アフィアちゃんがウチに遊びに来ました。ほんと、嬉しい限りよ。

・・・ただ

奈々「ア姉!ア姉!」キャッキャッ

アフィア「お願いだからやめてぇぇ!」

睦月「・・・やったぜ」

リリィ「そ、そんな・・・私が負けるとは・・・。」

忍「うふふ・・・」

大和「あはは・・・」

なに、このカオス。



1つ1つ説明していこう。

まずアフィアちゃんと奈々だけど、昨日のやつが随分と気に入っちゃったらしく、アフィアちゃんのほうがこんな状態。大変だねぇ・・・。

次、睦月とリリィさん。簡単に言えば、自称プロゲーマーのリリィさんに、睦月が長年の研究の末に勝ってしまったとの事。・・・兄としては、もっと別のことに注力して欲しいと思う。

そして、お父さんとアフィアちゃんのお母さんは・・・意味がわからぬ。何故いるのだ。アフィアちゃんのお母さんもお父さんも、さっきから微笑んでばかり。

隣にいるお母さんのほうが、少しオドオドしてるくらいだった。

・・・まぁ、とりあえず奈々とアフィアちゃんに話しかけよっか。

日向「奈々、そろそろ辞めてあげな。アフィアちゃん、ごめんね?」

奈々「むー・・・わかったの。」

アフィア「ふぅ・・・ありがとう日向。助かったわ。」

日向「ううん。奈々、たまにこういうことあるからさ。面白いって思ったこと、ずーっと続けようとするんだよ。」

アフィア「まぁ、呼ばれて悪い気はしないのだけどね・・・。」

苦笑いするアフィアちゃん。笑いながら話し合っていると、昨日と同じく奈々の様子が・・・あぁ、ムスッとしてる。

奈々「むー・・・なんかつまんないの。にー、もっと奈々にも構って欲しいの!」ブンブン

日向「わ、わかったよ。わかったから、その腕持ってブンブンすんのやめて・・・。」

アフィア「・・・あんたも大変ね。こーんな可愛くて兄思いの妹がたくさんで!」プン

日向「あはは・・・アフィアちゃんもご機嫌ななめ?」

アフィア「誰のせいで・・・全く。」

奈々の目がキラキラしたと思ったら、今度はアフィアちゃんがムスッとしておる。何この無限ループ。

日向「アフィアちゃん、ごめんね?大丈夫だよ、妹は妹だから。」ナデナデ

アフィア「ん・・・何が大丈夫よ、もう。」

奈々「・・・にー?」ゴゴゴゴゴ

日向「あーはいはい・・・。」ナデナデ

アフィア「・・・ふん。」プイッ

日向「あー・・・うー・・・」ワタワタ

ワタワタと忙しなく、アフィアちゃんと奈々の頭を撫でる。結局、10分近く撫で続けましたとさ。・・・腕が痛い。



アフィア「・・・」プイッ

奈々「・・・」ムスッ

日向「アワワワ・・・」ナデデデ

アフィア&奈々(かわええ)


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