女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

110話 隠されていた本性は(知)




1月8日。始業式です。

冬休み中もちょくちょく一緒に遊んでいたとはいえ、今年に入ってからは会ってないため、やっぱりアフィアちゃんに会えるのは嬉しいな。

アフィア「・・・日向?どうしたの、そんな嬉しそうな顔して。」

日向「ひぇ?そんな顔してた?」

アフィア「うん、すごく。」

いけないいけない、顔に出てたみたいだ。少し気をつけないと・・・。

由良「そうだねーしてたね~!!」グニィ

江美「私たちを置いてイチャイチャとは、ちょーっと見過ごせないなぁ~?」グニィ

日向「いたひいたひ痛い痛い!ひゃめてぇぇ!」

叶恵「全く・・・あんま痛めつけてやんなよー?」

奈々「止めないの?」

叶恵「巻き込まれなくないし、アレはアレでイチャイチャの一環だろうしな。」

奈々「なんだかよく分からないの・・・」

アフィア「たぶん、分からなくてもいいことよ。」

そんなことを言いながら登校する僕達。というか見てないで止めてー!

アフィア「頑張って~」

日向「嘘ォ!?」

2人「日向ぁ?」ニッコォ

日向「あ・・・あはは・・・」

そんな感じで、3学期のはじまりもいつも通りでしたとさ。



放課後。

日向「へぇ、アフィアちゃん日本に行ってきたんだ。」

アフィア「まぁ、親の関係でね。割と楽しかったわ。」

由良「いいよね~日本は。おじいちゃんとおばあちゃんにいつでも会えるし。」

江美「日本に住むのもいいかもしれないわねぇ。」

叶恵「たしかに、それアリだな。」

奈々「奈々も、日本好きなの!」

こんな感じに、アフィアちゃんの冬休みの話で盛り上がっている僕ら。

日向「でも、僕はコッチの方がいいなぁ。アフィアちゃんに会えなくなっちゃうし。」

アフィア「っ!///・・・あ、あんた、よくそんな小っ恥ずかしいこと、照れもせずに言えるわね。」

日向「えへへ、だってこうやって話せて、本当に嬉しいんだもん。」

由良「ま、最初の頃から考えると、ありえなかったね。」

江美「アフィアちゃん、最初の頃は日向にきつくあたってたからねぇ?」ニコォ

アフィア「ひぅっ!?そ、それは・・・その・・・。」

叶恵「それでも諦めなかった日向は、ある意味すごいよ。まぁ、その対象がアフィアちゃんってのはちょっといただけないケド。」グリグリ

日向「あうっ!?いででで、やめてよぉ!」

奈々「にーが可哀想なの!・・・でも、少しくらいなら、バチが当たったって言えるかもなの!」

日向「ちょ、奈々!?そんな子だったっけ!?」

突然の裏切りにビックリ。奈々だけは、いつも僕の味方だったのに・・・!

由良「そんな子だったよ?気づいてなかったの?」

江美「奈々はちょっとばかり、腹黒いところがあるのよねぇ。」

叶恵「奈緒お母さんも、そういうとこあるからね仕方ないね。」

日向「なん・・・だと・・・。」

奈々「?」ニッコリ

日向「ひぇ・・・。」ゾゾ

知りたくなかった妹の事実を、今知ってしまった僕なのでした。・・・嘘やろ?


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