女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
81話 ちょっとした楽しみ
お昼の時間。僕たちはお父さん達のところに集まり、みんなでお昼を食べていた。
大和「にしても、かけっこは散々だったなぁ。」
由良「ホントよホント!全く、失礼しちゃうわ!」プンプン
江美「日向にカッコイイとこ見せたかったわぁ・・・。」ズーン
叶恵「まぁ、終わったとこ嘆いても仕方ないしぃ?もう諦めたけどねぇぇ?」ガツガツ
日向「叶恵、お行儀悪いよ。口もベタベタと・・・もう。」フキフキ
叶恵「ん・・・あんがと。でも日向もイラつくでしょ?」
日向「んー、そりゃまぁ少しは思うとこもあるけど・・・。」
叶恵も言ってた通り、既に終わったことだしさ。しゃあないよね。
奈々「奈々、にぃに勝ったの!」
日向「そうだね。来年は勝てるようにならなきゃだ。」ナデ
奈々「うへへ・・・。」
由良「むー・・・日向!私も撫でて!」
聖菜「由良?妹に張り合ってどうすんの?」
由良「だって~・・・」
そんな話をしていると
??「お母さんの言う通りよ、由良。日向に甘えてんじゃないわよ。」
そんな声が、後ろから聞こえてきた。振り向くと、そこには。
日向「アフィアちゃん!」
アフィア「日向もよ?あんまり甘やかしちゃうと、あとあとめんどくさくなるわよ?」
由良「むっ。誰がめんどくさいよ!てか何しに来たの!?」
アフィア「あら酷い言いようね。これよこれ。」
アフィアちゃんは手元の、お菓子の袋を見せた。
アフィア「いわゆる、お菓子交換ってやつ?うちの人が、持ってけって。でもその様子じゃ、由良は要らないようね?」
由良「嘘ですすんませんしたぁ!」
叶恵「現金なヤツ・・・。」
江美「由良はそういう子だからねぇ。」
奈々「お菓子には目がないの!」
由良「奈々には言われたくないかなぁ!?私より目がないじゃんかよ!」
奈々「知らないの~」ヒュー
由良「あんたねぇ・・・!」
そんな醜い言い争いがひとしきり続き、お父さんが止めに入った。
大和「どうどう。アフィアちゃんありがとうね。」
アフィア「いえ。あ、日向借りていきますね。」
由良「は?ダメだよ?」
江美「対価がでかすぎなぁい?」
叶恵「日向が行くなら私も行く!」
奈々「私も行くのー!」
日向「ややこしくなるからストップ!みんなはアフィアちゃんに貰ったお菓子食べてて!」
由良「あ、ちょっと!?」
リリィ「おぉ、行動力凄いね~」
奈々「にぃ・・・」
僕はみんなを振り切って、アフィアちゃんのところへ行った。
が。
アフィア「あ、忘れてました。大和さんもだそうです。」
大和「え?あ、うん。了解。」
おかげで、なんか締まらない感じになってしまった。
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