女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
77話 ラッキーセブンは関係ない(朝)
1週間後。
大和「よし、晴れたなっと。」カラララ
日向「だね。・・・よいしょ」
僕はてるてる坊主を取ろうと背伸びをする。
日向「ん~!んん~~!!」グーッ
しかし、全然届かない。
大和「はは、ほらよ。」スッ
お父さんが僕にてるてる坊主を渡す。
僕は受け取ったてるてる坊主に、一つ一つ顔を書いていった。
理子「んー、いい朝!こんな日は・・・練習の成果が出そうだね?日向?」
日向「ちゃかさないでよお母さん・・・」
由良「なーに日向?私にいいとこ見せたいの?」
日向「由良にじゃなくて、アフィアちゃんに・・・」
江美「なーんでアフィアちゃんなのかなぁ・・・私でいいと思うんだけど?」
叶恵「私は?私でもいいんだよ?」
奈々「奈々でもいいの!」
睦月「かわいい妹がこんなにいるんだから、アフィアさんじゃなくてもいいと思う。」
日向「自分で言うかなぁ、そういうこと。」
リリィ「まぁまぁ。それにしても・・・ラブラブだねぇ、日向君?」
日向「勘弁してよ・・・」
こういう茶化しはもはや恒例。いい加減慣れた・・・と思う。
ジェリー「さ、早くご飯食べちゃってください。今日、頑張らなきゃなんでしょ?」
日向「あ、うん。」
ジェリー「よし。ほら皆も。」
皆「はーい・・・」
僕たちは席に座り、朝ごはんを食べ始めた。
時間はすぎて、学校にて。
登校した僕は、真っ先にアフィアちゃんのところに行った。
日向「アフィアちゃんおはよう!」
アフィア「おはよ。」
叶恵「アフィアちゃ~ん?お・は・よ♪」
ゴゴゴ
アフィア「えぇ、お・は・よ♪」ゴゴゴ
最近、アフィアちゃんと叶恵はよく喋るようになった。僕にとってとても嬉しいことです。
日向「えへへ、アフィアちゃんと叶恵が仲良くなってくれて、嬉しいな。」
叶恵「うんうん、私たちずっと友達よぉぉ?」ゴゴゴ
アフィア「そうよ、友達よぉぉ?」ゴゴゴ
日向「えへへ・・・」
モブ1(あの子たち、なんかすごい・・・)
モブ2(あんまり近づかないようにしよ・・・)
僕は仲良くおしゃべりしているアフィアちゃんと叶恵を横目に、今日のプログラムを眺めていた。
僕が1番気合いを入れてるのは、もちろんかけっこ。しかも、僕が一緒に走る人の中には、クラスで1番に早い子がいる。その子に勝って、アフィアちゃんにいいとこ見せられるといいな。
先生「はいみんな席に着いてー!」
先生が教室入ってきてそう言った。よし、今日は頑張っていいとこ見せるぞ !
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