女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

67話 カムラとのイチャイチャ(?)タイム




カムラ「・・・も、もういいわよ」

大和「お、おう」

カムラのほうを振り向くと、体をタオルで隠したカムラがふよふよと浮いていた。

いつもと違うカムラに、少しドキッとしたような気もしなくはないが、気の所為だと自分に言い聞かせる。

カムラ「じ、ジロジロ見ないで!変態!」

大和「見てねぇよ!」

カムラ「そんなことより、あんたも早くしてよ。じゃないと意味無いでしょ。」

大和「てめぇ・・・。まぁいい、見んじゃねぇぞ。」

カムラ「あんたなんか見るもんですか」

喋らなきゃいいのに、ちくしょう。

俺はちょっとイラッとしながら脱ごうと手をかけ・・・止まった。

視線を感じる。すごーく感じる。振り向くと、カムラもふいっと振り向いた。

大和「おい、見るなって言ったろうが」

カムラ「見てないっての。自意識過剰なんじゃない?」

バレバレだと言うのに、これである。

仕方なく、俺は後ろからの視線を無視して脱ぐことにした。

・・・途中、カシャというカメラのような音がしたんだが・・・これこそ気の所為だと思いたい。



風呂はやはりとてもいい。心が安らぐ。

カムラ「んしょ、んしょ」ゴシゴシ

大和「・・・」

こいつが居なければ、だが。

俺の事を洗うと言い出した時は、とち狂ったかと思ったが・・・引き止めることに失敗し、このザマである。上目遣いは・・・反則やで。

カムラ「ふぅ、これで背中は終わりっと。」

大和「お、そうか。お疲れさん。」

カムラ「何言ってんの?まだ洗うとこあるじゃない。」

大和「いや、あとは自分でやるから。」

カムラ「腕とか足とか・・・前・・・とか////」

大和「自分でやるから」

赤くなるくらいなら、言わなきゃいいのにと思う今日この頃。

カムラ「なんでよ!洗わせなさい!」

大和「いやです」

カムラ「私じゃダメなわけ?」

大和「犯罪者になりたくないので」

カムラ「・・・?なんで犯罪者になるのよ?」

大和「傍から見たらこれ、小さい子に○○○させてる奴にしか見えないんだよ。」

カムラ「なっ・・・///////は、恥ずかしげもなく、よくそんなことが言えるわね!」

大和「恥ずいよ十分な!だからダメだ!」

カムラ「もー分かったわよ・・・。じゃあ逆に洗ってよ。」

大和「それもキツい。同じ理由でな。」

カムラ「なんでよー!」

大和「・・・背中だけなら洗ってやるから、それ以外は隠せよ。」

カムラ「・・・うん。」

カムラを洗ってやったあと、カムラ用の小さい湯船にお湯を組み、浴槽の近くに設置して、浸からせた。



大和「・・・で、なんで俺と入ったんだ?強制じゃないんだから、断りゃいいのに。」

カムラ「・・・あのねぇ。好きな人との混浴チャンスを逃すバカがどこにいるのよ?」

大和「は?・・・はぁっ!?」

カムラ「うひゃ!?」

大和「す、好きってお前・・・か、家族としてだよな?」

カムラ「・・・違うと言ったら?」

大和「うっそだろお前?今までそんなこと1回も・・・」

カムラ「言えるわけないじゃない。理子さん達と結婚するのは分かってたし、妖精だし。」

大和「・・・お、おう。」

カムラ「まぁ、そんなことはどうだっていいのよ。既○事実さえ作っちゃえばこっちのもんだし。」

大和「・・・ん?」

なんか今、不穏な言葉が聞こえた気が・・・

カムラ「2人きりになれるなんて好都合だわ。この機会に・・・」

ガラッ

リリィ「許すと思うか」

カムラ「バレたか」

リリィ「あんたに渡したカメラに、盗聴器がついてるんでね。ついでに、撮った写真は私のスマホに自動転送されるから。あんたは見れないよ。」

リリィ「は・・・はぁぁ!?そんなのアリ!?」

大和「何これ・・・」

最後の方適当になったが、とりあえずこれから、自室の鍵を閉めようと思う俺なのだった。


☆コメント返信のコーナー☆


・ラム&ロムさん
「VMOの方を優先してやりたがるのは、日向君も子どもっぽいところあるのね。」

→まぁ、日向君はまだ7~8歳、小学2年生ですからね。あまりにも大人っぽいから忘れがちですが。

大和「そろそろ、数年後ーみたいな感じでもいいんじゃねぇの?」

たとえいいとしても、それをお前が言うのは違う気がする。

大和「あ?なんでだよ。」

お前も登場人物の1人だし、日向君の父だからに決まってんだろ。このメタ発言野郎め。


「女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「学園」の人気作品

コメント

  • ラム&ロム

    大和が自室の鍵をつけようと思うのは何度目だろうか…。

    1
コメントを書く