女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~
66話 事の発端は奴にありて
理子「さて・・・リリィちゃん?どういうことかな?」
お父さんとカムラさんがお風呂へと消えたあと、お母さん達はリリィさんを囲むようにして座った。
リリィ「いやぁ、あのですね。日向君が自由研究をやらなくてはならなくてですね。」
理子「なにそれ聞いてない」
加奈「さては日向、隠してたな?」
日向「あ、あはは・・・なんのことかわかんないや。」
雫「こういうとこも、大和君そっくりですね・・・。」
聖菜「ね。って、そうじゃなくて。それでなんで大和君が、カムラと一緒にお風呂入るのよ。」
リリィ「それで、アフィアちゃんと一緒に、共同研究ってことにして、やることになったんすよ、はい。」
奈緒「・・・それで?」
リリィ「妖精の飼い方ってことで、カムラちゃんを拉t・・・お借りして、2人に飼って貰おうかなと・・・。」
愛菜「それで、その引き換えに大和先輩とお風呂の権利をゲットしたと。」
リリィ「そゆことです。」
ジェリー「ご主人様とお風呂なんて羨ま・・・じゃなくてけしからんです!」
日向「本音が漏れてる・・・」
由良「さっきから何をしてるのー?」
江美「せっかくじぃじとばぁばと、VMO大会してたのにぃ・・・」
叶恵「日向もやらなーい?」
日向「VMO?やるやるー!」
理子「はーいちょっと待とうねー」ガシッ
日向「は、離してー!」
聖菜「当事者の一人だもの、逃がすわけないよね?」ガシッ
雫「大和君なら、HA☆NA☆SEって言ってましたね。」
加奈「日向はさすがに知らねぇよな。」
日向「な、なんのことか分からないけど、離してよー!僕VMOやりたいー!」
奈緒「ちょっと可哀想なのです・・・」
愛菜「別に、関わったわけじゃないんだから、行かせてあげてもいいと思う。」
理子「・・・はぁ、仕方ないわねぇ。行ってらっしゃい。」
日向「ほんと?わーい!」タタ
リリィ「あ、じゃあ私も・・・」スス
みんな「ダメです」ガシッ
リリィ「ほわぁぁっ!?」
ジェリー「あなたが1番の当事者でしょう?」
リリィ「そ、そんなぁ・・・」
理子「さぁて、私たちを敵に回したらどうなるのか・・・教えてあげなきゃねぇ?」
聖菜「覚悟はいい?」
リリィ「(よく)ないです」
雫「(答えは聞いて)ないです」
叶恵「(容赦し)ないです」
リリィ「え、ちょ、や、やめ・・・いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
リリィさんの叫び声が、隣の部屋から響いてきた、が・・・無視。僕の頭には既に、VMOしかなかった。
いやぁぁぁぁぁぁぁ・・・
大和「・・・なんか聞こえてきたんだが」
カムラ「気のせいよ、きっと。それよりこっち見ないでね!?」
大和「わーってるよ、たく・・・。」
前も言った気がしますが、VMOはこっちで言うU○Oっぽいやつです。
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コメント
ラム&ロム
VMOの方を優先してやりたがるのは、日向君も子どもっぽいところあるのね。