女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

63話 囚われの元次期魔王候補(仮)




忍「で、自由研究は何をするつもりなのかしら?」

リリィ「ふっふっふ、任せてください。取っておきの教材がございますゆえ・・・」ゴソゴソ

日向「取っておきの教材・・・?」

アフィア「いったいなにかしら?」

リリィさんはリュックをゴソゴソとあさり、何かを掴むとガバッと取り出した。

リリィ「じゃーん!妖精の飼い方~!」

カムラ「だーしーてー!」ジタバタ

日向「(´・ω・`)うわぁ...」

2人「」キョトーン

リリィさんがカムラさん(inビン)を取り出し、僕はドン引き、アフィアちゃんとそのお母さんに関しては、何これ?という感じだった。

リリィ「あ、ちゃんと呼吸できるように、蓋を網にしてるよ!」

日向「誰に説明してるの?」



忍「・・・そ、その生き物何?」

リリィ「妖精です。」

アフィア「え?」

リリィ「ですから、妖精です。」

2人「・・・はぁぁぁ!?」

アフィア「え?え?嘘でしょ?日向、リリィさんの冗談よね?」

日向「ところがどっこい。ホントなんだなぁ。」

忍「こんな生物いるのね・・・」

カムラ「こんなって何よ!こんなって!失礼しちゃうわね!というか早く出せ!」

リリィ「おや、そんな口悪い子は・・・日向君、この子君のおもちゃにしていいよ。」

日向「え?ほんと?」

カムラ「嘘です嘘ですごめんなさい!お願いですから出してください!」

リリィ「しゃあないなぁ。」パカッ

カムラ「ふぅ、やっと・・・」フワフワ

リリィ「誰が自由にしてやると言った?」ギュッ

カムラ「・・・ファッ!?紐!?といてー!」

リリィ「無理っすー。さて日向君とアフィアちゃん。自由研究の始まりよ!」

アフィア「えぇ・・・?あ、でもよく見ると可愛いわね。」

日向「ね。昔はよくお人形さんとして遊んでたんだ。」

カムラ「え・・・そ、そう?あなた見る目あるわね~」テレテレ

アフィア「さっき怯えてたのはそういうことね・・・。」

日向「それは主に妹たちが原因だけどね。」

アフィア「あぁ、納得。あの子たちならやらかしかねないわね。」

カムラ「で、結局私は何すりゃいいの?」

リリィ「2人の従順なペットになりゃいいのよ。」

カムラ「嫌!!ぜ〜ったいろくな事にならないもの!」

リリィ「1日3食、寝床付きよ?」

カムラ「バイトか!それでもいや!」

リリィ「じゃあ、お菓子とジュース、大和君とお風呂の権利でどう?」

カムラ「や、大和さんとのお風呂の権利って何よ!?」

リリィ「入りたくないの?」

カムラ「・・・。」

日向「あの、カムラさん。嫌なら別に・・・」

アフィア「そうよ。別に私たちのために・・・」

カムラ「いや、やる。」

2人「へ?」

リリィ「お?」

カムラ「そのかわり、対価は絶対だからね?」

リリィ「はいよ。」

忍「えーっと・・・よく分からないけど、頼んでいいのね。」

カムラ「ええ、任せて!」

そんなわけで、僕とアフィアちゃんは、妖精の飼い方とかいう意味のわからない自由研究をすることとなった。


☆コメント返信のコーナー☆


・ラム&ロムさん
「リリィちゃんの言動から、大抵下ネタを連想してしまうのは心が汚れた証拠だろうか…」

→大丈夫です。汚れてるのはあなたの心じゃなくて・・・コッチっすから。
あぁ、昔はあんなにいい子だったのに・・・いつの間にかお嬢様キャラも抜けて、変な言葉も覚えてしまって・・・作者は悲しいですよオヨヨ。

リリィ「いや、あんたが書いてるんじゃん。それに、別に私は昔から変わっておりませんことよ?」

今更ぶったって遅いやい!

大和「まぁまぁ・・・」


〘今日の一言〙

久しぶりのキャラ出そうとすると、大抵名前忘れてるんですよね。カムラって名前、すっかり忘れてましたわ。

カムラ「こいつぁひでぇや」


コメント

コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品