女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

36話 久しぶりのただいま(グダ)




聖菜お母さんのドジっぷりが炸裂したあと、僕たちは歩いて近くの駅まで向かい、そこでバスに乗って、空港へ向かった。

飛行機を待っている間、僕はずっと妹達と遊んでいた。理由は簡単で、そうでもしないと勝手にフラフラとどっかへ行ってしまうから。

特に睦月や衣玖は、よくそれで迷子になってしまう。その度に呼びに行くようになってしまうため、この方が効率がいい。みんなと遊ぶの楽しいし。

そして、飛行機の中では大爆睡。飛行機に乗る前まで騒いでいたのもあるし、楽しみで寝れなかったのもあるのだろう。まぁ、そういう僕も寝てたんだけどね。

そんなこんなで、色々あったけれど、全員無事に日本に着くことができた。



理子「んーっ!ひっさしぶりの日本だー!」

大和「いやー、やっぱこっちはビルがすげぇな・・・。」

雫「こうみると、日本って凄いですよね。」

聖菜「だね。にしても久しぶりだ~・・・」

加奈「おいおい、懐かしむのもいいけどさ、そろそろバスの時間なんじゃないか?」

奈緒「えぇ、あと10分もないのです!」

愛菜「さすがに急ごう。お父様達が待ってる。」

大和「そうだな、急ごう!」

日向「ま、待ってよ~・・・」

由良「お母さん達早い~・・・」

僕たちは、軍隊アリのように、またカモの親子の様に、お父さん達について行った。

バスに乗って、空港から移動して、約3時間。そこから歩いて、ようやくお父さんの実家、じぃじとばぁばの所についた。

ジェリー「着きましたね。」

リリィ「えぇ、なかなか遠かったわね。」

大和「さすがに長かったな。さ、行こっか。うーいただいまーっと。」ガチャ

江美「ちょ、お父さん早い・・・」

お父さんは僕達を待たずにそそくさと中へ行ってしまった。

お母さん達は苦笑いし、僕達と一緒に中へ入った。

蒼龍「おぉよく来たなぁ。全くあいつは、1人でササッと入っちまうんだから・・・。」

佳穂「きっと恥ずかしいのよ、あの子。こういうの苦手だし。」

理子「あはは・・・お久しぶりです、お父様、お母様。」

蒼龍「理子ちゃんも大変だろう?あいつ変なところで頑固だから・・・」

理子「まぁ、そうですね。でも、そこも含めて大和ですから。」

佳穂「ふふ、あの子は本当に幸せものね。」

日向「じぃじ!ばぁば!」

由良「久しぶりー!」

蒼龍「おぉみんな、元気だったかい?」

江美「元気だったわよぉ!」

叶恵「おじぃちゃんとおばぁちゃんも、元気だった?」

佳穂「えぇ、元気だったわよ。」

奈々「おじぃちゃん遊ぼ!」

睦月「おばぁちゃんも・・・遊ぼ。」

衣玖「みんなで遊ぶ!」

蒼龍「そうだね、みんなで遊ぼっか。」

大和「はは、悪いね父さんに母さん。来てすぐだというのに・・・」

お父さんが奥からひょこっと顔を出す。

佳穂「いいのよ、私もみんなと遊びたかったし。」

理子「大和~、私の家いこ!」

大和「あいよ~。じゃあ、みんな頼むな。」

蒼龍「おう、任せとけ!」

加奈「あたいたちも居るから、なんなら2人でイチャってても大丈夫だぞ~」

大和「はっはっは、さすがに無いだろ。なぁ?」

理子「・・・。」

大和「おい」

聖菜「あはは・・・」

僕たちは、そんな感じで、こっちに来ても相変わらずだった。


☆コメント返信のコーナー☆


・ラム&ロムさん
「大和の息子(意味深)は元気だね~(ゲス顔
1人じゃ寂しくて眠れないなら日向君と一緒に寝たら?ニヤニヤ」

→日向「・・・?僕は元気だよ?」

大和「そうだな、お前はいつも元気だよな。」ナデ

日向「な、撫でないでよお父さん。」

大和「はっはっは、恥ずかしがるな。」

大和(ホントのことなんて言えんよなぁ・・・息子は〇棒のことだったり、寂しくて1人じゃ寝れないのも、理子達と寝るための口実だなんて・・・。)

愛菜「世の中、隠語が多すぎ説。」

大和「そうだよなぁ、ほんと。」

日向「???」



実際のガーナは、交通に関してこんな感じじゃないんですが、あくまでフィクションなので。そのへんは・・・ね?

コメント

  • ラム&ロム

    パスポートと有効期限が5年間なので、今の年齢で発行しているということは、日向君たちが日本へ行くのは初めてかな?
    まぁ、赤ちゃんでもパスポートは発行は出来るけど、さすが長旅になるからねー。じっちゃとばっちゃが、日本からガーナへ孫に会いにきてくれていたんだろうけど、ホントにありがたいね。
    ちゃんと親孝行しなよ、大和君?

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