女の子を助けたら いつの間にかハーレムが出来上がっていたんだが ~2nd season~

ko-suke

26話 お母さんの怒り方あるある(産)




大和「どう?友達はできたかい?」

奈々「うん!いっぱいできたの!」

奈緒「それはよかったのです!皆となかよくするのですよ?」

奈々「わかってるの!」

日向「奈々は元気いっぱいだなぁ。」

由良「そうだねぇ、私たちまで元気になってくるよ。」

江美「その言い方、おばさんくさいわよぉ。」

由良「まーだピッチピチの7歳よ!小2よ!」

叶恵「たしかにピッチピチだね。まだまだこれからだね!」

日向「そんな言い方、小学生は使わないと思うんだけど。」

アフィア「まだまだも何も、全部そうでしょ。まだ小2だもの。」

日向「はは、確かにね。」

入学式は無事に終わり、僕達は家まで歩いていた。

由良「・・・あり?アフィアちゃん、家そっちだよね?なんでこっちに?」

アフィア「え?日向に来て欲しいって言われたからだけど・・・」

4人「はぁぁ!?」

アフィアちゃんの言葉を聞いた瞬間、4人が大声で驚いた。

日向「ど、どうしたの?」

由良「どうしたの?じゃないわよ!なーに勝手に他人の家に来る予定立ててんのよ!」

日向「だって・・・」

由良「だってじゃない!既存の予定がめちゃくちゃになるのよ!」

江美「そうよぉ、それに、日向の家は私たちの家でもあるんだもの。言って欲しかったわぁ。」

叶恵「さらに言うなら、ライバルをそう易々とターゲットに近づけるもんですか!」

奈々「にー、不倫ダメ!」

日向「不倫じゃないよっ!?結婚してないし!」

大和「はは、愛されてるな日向。」

日向「お父さんも笑ってないでさぁ・・・」

苦笑いする僕氏。

日向「というか、由良?さっきの事なんだけど・・・」

由良「え、何よ?」

日向「なんか、言い方がお母さんみたいだったよ?なんていうか、子供が勝手に予定立ててきた親みたいな感じで・・・」

由良「おっおおおおかあさん!?」

めちゃくちゃ動揺する由良。お、これはいいぞ?

日向「うん、おかあさん。」

江美「確かに、さっきのはお母さんみたいだったわねぇ。」

叶恵「理子お母さんの怒り方だったね。」

大和「口調はそうだけど、雰囲気的には聖菜だったぞ?」

奈緒「そりゃ聖菜先輩の子ですから。でも、そっくりだったのです!」

奈々「あはは、面白ーいの!」

由良「え?え?え?」

アフィア「全く、少し落ち着きなさいよ。深呼吸しなさい。」

由良「う、うん。ヒッヒッフーヒッ!?」ベシ

アフィア「・・・ふざけられる余裕があるなら、大丈夫そうね。」

由良「え、何が・・・?」

大和「・・・由良、もしかして素であの深呼吸したのか?」

由良「え?深呼吸ってあれじゃないの?」

奈緒「oh......」

日向s「・・・?」

アフィアちゃんの言ってる意味はよく分からないけど、とにかく大丈夫みたい。ならいっか。

僕達は、昔流行ったらしい芸人のノリで、小さいことは気にせず家に向かうのだった。


☆コメント返信のコーナー☆


・ラム&ロムさん
「日向君の些細な変化に気づき、解決してあげたいと思ってるアフィアちゃんマジ正妻。」

→アフィア「せっ・・・!?ま、まだ妻じゃないし!」

由良「・・・まだ?」

江美「なんでアフィアちゃんが・・・」

叶恵「あたしたちだって、日向を愛してるのに・・・」

奈々「ま、まだ希望はあるの。にー、誰が正妻なの!?」

日向「いや、結婚してないし・・・。でもまぁ、普通はアフィアちゃんだろうね。由良達は妹だし。」

アフィア「・・・そ、そう。・・・ありがと」
ボソ

日向「え?」

アフィア「な、なんでもないっ!」

日向「・・・?」


コメント

  • 自治会長

    家に呼び込むのは…日向くん…
    既成事実でホントに正妻になってしまうよね…、

    1
  • ラム&ロム

    日向君たちの世代で、ピッチピチや小さい事を気にしないネタを知っているとは、稲木家は何を教えているのか…。
    大和世代でもかなり古いネタだろうに…。

    1
コメントを書く

「学園」の人気作品

書籍化作品