初めてのギルド

本日は日曜日だ。今日もまた朝からゲームをするとしよう。朝食を食べ昨日のようにログインし、まずステータスの確認だ。


-----ATF内 宿
名前:サン
レベル:5（＋2）
職業:弓使いLv.3（＋1）
HP:15（＋6）
MP:30（＋10）
STR（攻撃力）:15（＋6）
DEX（器用さ）:21（＋8）
VIT（持久力）:10（＋4）
INT（知力）:10（＋4）
AGI（俊敏度）:21（＋8）
LUK（運）:6（＋2）
スキル:【弓術Lv.3】【弓技Lv.3】【回収Lv.3】【隠密Lv1】【身体強化Lv.4】【視力強化Lv.5】

レベルが2つ上がっていたみたいだ。弓技のレベルが上がったことにより普段から使えそうな武技を覚えた。

【弓技】
『クイックショット』使用MP2
イベントリから矢を取り出してから矢を放つまでの時間が短縮される。

初めに支給される初心者装備一式と初心者の矢×1000
それをほぼ使い切ってしまったサンは初めての買い物に行く。ということで初ギルドへ。
ギルドとはNPCが経営を行っている組織であり、冒険者となり、クエストを受けたり、NPCから定期的に買える唯一の場所であり、ほとんどのプレイヤーは初めにここに行くのが普通である。


-----ギルド内
「サン様、ようこそいらっしゃいました。本日はどのようなご要件でしょうか。」

「矢がなくったので補充したい。」

「かしこまりました。ではギルドカードをご提示ください。」

「ギルドカードというのはなんですか？」

「大変申し訳ありません。まだ登録されてなかったようでしたら発行させていただきますね。」

「お願いします。」

「先にギルドのシステムについて説明させていただきます。まず、ここでは定期的な依頼を受けることが出来ます。これを達成したり、素材を売ることでギルドポイントが溜まりギルドランクがあがります。そのランクは下からG,F,E,D,C,B,A,S,SSとなっておりこのランクに応じて我々ギルド職員は消耗品を売り出します。ギルドについてなにか不明なことはございますでしょうか。」

「大丈夫です。」

「では、矢の販売に移らせていただきます。初心者の矢は1本1pです。何本購入されますか。」

「では500本ほど下さい。あと、エスケープラビットの皮と肉も売りたいんですけど大丈夫ですか。」

「かしこまりました。エスケープラビットの皮については柔らかく使い道がほとんど無いものになりますので綺麗なもので1枚10p。エスケープラビットの肉に関しては人気はあるのですが在庫が常になく1つ50pで買い取らさせていただきます。」

「ではエスケープラビットの皮を29枚、エスケープラビットの肉を29個売ります。」

こうしてサンはイベントリの整理と矢の補充を終えた。