Art Freedom 【ATF】
初戦闘日
-----ATF内
目の前には中世ヨーロッパ風の風景と共に溢れんばかりのプレイヤーの姿が現れる。まずは探索をしようということで街中を歩いていると沢山の人からの目線が.....
「おい、お前」
「...」
叫んでる人いるけどああいう人には関わりたくないなぁ。とりあえず自分は一緒にやる人もいないしソロで頑張ろう。
「無視するなよ、おい」
「あれ、僕?」
「他に誰がいると思ってるんだよっ」
「んと、どのようなご要件でしょうか...」
「不遇職が、真ん中歩いてんじゃねぇ」
「不遇職ってなんでしょう?」
「そんなことも知らないのか(笑)不遇職ってのはな、当たらない、コストパフォーマンス最悪、ダメージ入らないお前みたいな弓持ってる弓使いのことなんだよ」
「なるほど、そうなんですか。教えていただいてありがとうございます。では、失礼します。」
絡んできた男をさらっと接しその場を離れた。その男は顔を真っ赤にして叫んでいる。周りの人はそれを見てクスクス笑っていた。
これ以上このような人に絡まれるのも面倒だからさっさと戦闘しに行こう!
-----はじまりの街外東 草原フィールド
早速、兎みたいなモンスター『エスケープラビット』を発見。
記念すべき一射目………ポトッ。
当たらない以前に飛ばない…さてどうしようか。練習あるのみということで兎に向かって何発も放つ。
ポトッ、ポトッ、ポトッ……ポトッ………ヒュー(3m先へ)
やっと前に飛んだ。ここまで約50分。
前に飛ばすだけで50分かかってたら初討伐までどんだけ時間かかるんだよって思っている読者の皆さん。ここからが早かった。
-----30分後
兎に向かって構えて
スっ……ストン
矢は綺麗な特有の放物線を描き30m先のエスケープラビットの頭部にクリーンヒット!
パラパラと青白いエフェクトを出し、消えた。
やっと当たったと思うと嬉しくてたまらなくなり
「やったー」とつい声が出てしまい。兎と追いかけっこをして疲れた数人のプレイヤーに見られてしまった。
その目線から離れるようにモンスターを探し、再び狙いを定める。20mくらい先にいる同名のモンスターに対して矢を放つ。
……ストン
綺麗に当たるという夢物語もなく、ズレて土に刺さり消えていく。
再び構え、放つ。胴体に当たった。『エスケープラビット』は名前に恥じぬような速さでライから逃げる。
そうここはβテスターの間である意味有名なプレイヤー殺しの『エスケープラビット』しかいないフィールドなのである。
気を取り直して、モンスターを探す。矢を放つ。逃がすの繰り返し。時々ヘッドショットで倒し、4体目を倒した時声が聞こえ、目の前にウインドウが現れた。
《レベルアップしました》
《スキル弓術がレベルアップしました》
《スキル弓技がレベルアップしました》
《武技『スナイパーアロー』が使用可能になりました》
《回収がレベルアップしました》
《身体強化がレベルアップしました》
名前:サン
レベル:2(+1)
職業:弓使いLv.1
HP:6(+3)
MP:15(+5)
STR(攻撃力):6(+3)
DEX(器用さ):9(+4)
VIT(持久力):4(+2)
INT(知力):4(+2)
AGI(俊敏度):9(+4)
LUK(運):3(+1)
スキル:【弓術Lv.2】【弓技Lv.2】【回収Lv.2】【隠密Lv1】【身体強化Lv.2】
「やっとレベルアップしたか。スキルの確認し忘れてた。今確認するかぁ。」
スキル【弓術】
矢が命中しやくすなる。また、このスキルのレベルに伴いスキル【弓技】のレベルが上がる。
スキル【弓技】
スキル【弓術】を持っていないと覚えることができないスキル。レベルが上がるにつれて武技を覚える。
使用可能武技:『スナイパーアロー』
『スナイパーアロー』使用MP2
遠くの敵を狙い撃つことが出来る。
飛距離と威力に補正がかかる。
【回収】
倒した敵のドロップアイテム、パニ(p)(ATF内での通貨)を自動でイベントリに収納する。
レベルが上がるにつれて回収範囲が広がる。
現在の範囲半径25m(Lv.1時20m)
【隠密】
『隠密』使うことが出来る。
『隠密』使用MP10秒で3
気配を弱めることが可能。
レベルによって効果が上下する。
【身体強化】
パッシブ(常時発動)スキル。
身体コントロールが良くなる。
戦闘方法、レベルによって武技が発生することがある。
なるほど…
最後に取ったスキルってなかったら詰んでね!?
弓とかいう以前に……なんか助かったわ
イベントリも確認。
――――――――――――――
バック
エスケープラビットの皮×4
エスケープラビットの肉×4
財布
400p
――――――――――――――
やっぱり初めの1体が入ってないけど仕方ないか。
今度から気をつければいいや。
もうすぐ昼時だし、宿に行ってログアウトして、昼飯食べようとはじまりの街へ戻った。
-----はじまりの街
安そうな廃れた宿に入り店員に15p払いログアウトした。
目の前には中世ヨーロッパ風の風景と共に溢れんばかりのプレイヤーの姿が現れる。まずは探索をしようということで街中を歩いていると沢山の人からの目線が.....
「おい、お前」
「...」
叫んでる人いるけどああいう人には関わりたくないなぁ。とりあえず自分は一緒にやる人もいないしソロで頑張ろう。
「無視するなよ、おい」
「あれ、僕?」
「他に誰がいると思ってるんだよっ」
「んと、どのようなご要件でしょうか...」
「不遇職が、真ん中歩いてんじゃねぇ」
「不遇職ってなんでしょう?」
「そんなことも知らないのか(笑)不遇職ってのはな、当たらない、コストパフォーマンス最悪、ダメージ入らないお前みたいな弓持ってる弓使いのことなんだよ」
「なるほど、そうなんですか。教えていただいてありがとうございます。では、失礼します。」
絡んできた男をさらっと接しその場を離れた。その男は顔を真っ赤にして叫んでいる。周りの人はそれを見てクスクス笑っていた。
これ以上このような人に絡まれるのも面倒だからさっさと戦闘しに行こう!
-----はじまりの街外東 草原フィールド
早速、兎みたいなモンスター『エスケープラビット』を発見。
記念すべき一射目………ポトッ。
当たらない以前に飛ばない…さてどうしようか。練習あるのみということで兎に向かって何発も放つ。
ポトッ、ポトッ、ポトッ……ポトッ………ヒュー(3m先へ)
やっと前に飛んだ。ここまで約50分。
前に飛ばすだけで50分かかってたら初討伐までどんだけ時間かかるんだよって思っている読者の皆さん。ここからが早かった。
-----30分後
兎に向かって構えて
スっ……ストン
矢は綺麗な特有の放物線を描き30m先のエスケープラビットの頭部にクリーンヒット!
パラパラと青白いエフェクトを出し、消えた。
やっと当たったと思うと嬉しくてたまらなくなり
「やったー」とつい声が出てしまい。兎と追いかけっこをして疲れた数人のプレイヤーに見られてしまった。
その目線から離れるようにモンスターを探し、再び狙いを定める。20mくらい先にいる同名のモンスターに対して矢を放つ。
……ストン
綺麗に当たるという夢物語もなく、ズレて土に刺さり消えていく。
再び構え、放つ。胴体に当たった。『エスケープラビット』は名前に恥じぬような速さでライから逃げる。
そうここはβテスターの間である意味有名なプレイヤー殺しの『エスケープラビット』しかいないフィールドなのである。
気を取り直して、モンスターを探す。矢を放つ。逃がすの繰り返し。時々ヘッドショットで倒し、4体目を倒した時声が聞こえ、目の前にウインドウが現れた。
《レベルアップしました》
《スキル弓術がレベルアップしました》
《スキル弓技がレベルアップしました》
《武技『スナイパーアロー』が使用可能になりました》
《回収がレベルアップしました》
《身体強化がレベルアップしました》
名前:サン
レベル:2(+1)
職業:弓使いLv.1
HP:6(+3)
MP:15(+5)
STR(攻撃力):6(+3)
DEX(器用さ):9(+4)
VIT(持久力):4(+2)
INT(知力):4(+2)
AGI(俊敏度):9(+4)
LUK(運):3(+1)
スキル:【弓術Lv.2】【弓技Lv.2】【回収Lv.2】【隠密Lv1】【身体強化Lv.2】
「やっとレベルアップしたか。スキルの確認し忘れてた。今確認するかぁ。」
スキル【弓術】
矢が命中しやくすなる。また、このスキルのレベルに伴いスキル【弓技】のレベルが上がる。
スキル【弓技】
スキル【弓術】を持っていないと覚えることができないスキル。レベルが上がるにつれて武技を覚える。
使用可能武技:『スナイパーアロー』
『スナイパーアロー』使用MP2
遠くの敵を狙い撃つことが出来る。
飛距離と威力に補正がかかる。
【回収】
倒した敵のドロップアイテム、パニ(p)(ATF内での通貨)を自動でイベントリに収納する。
レベルが上がるにつれて回収範囲が広がる。
現在の範囲半径25m(Lv.1時20m)
【隠密】
『隠密』使うことが出来る。
『隠密』使用MP10秒で3
気配を弱めることが可能。
レベルによって効果が上下する。
【身体強化】
パッシブ(常時発動)スキル。
身体コントロールが良くなる。
戦闘方法、レベルによって武技が発生することがある。
なるほど…
最後に取ったスキルってなかったら詰んでね!?
弓とかいう以前に……なんか助かったわ
イベントリも確認。
――――――――――――――
バック
エスケープラビットの皮×4
エスケープラビットの肉×4
財布
400p
――――――――――――――
やっぱり初めの1体が入ってないけど仕方ないか。
今度から気をつければいいや。
もうすぐ昼時だし、宿に行ってログアウトして、昼飯食べようとはじまりの街へ戻った。
-----はじまりの街
安そうな廃れた宿に入り店員に15p払いログアウトした。
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