狂った世界にクルクル廻され
ファンタジー

連載中:3話

更新日:

狂った世界にクルクル廻され

  • あらすじ

     世界は人間が思っている以上に複雑に混じりあっていて、神様が思う以上に単純に溶け合っている。それは時間であり、思考能力の差異である。
     単純な人間は国を救った勇者であれば魔王という理不尽な存在も容易く打ち取れると愚考する。
     しかし、そんな事は起こりえない。勇者は魔王という世界の絶対的な存在に為す術なく惨敗し、4人の仲間は順番に殺されていった。勇者が想いを寄せる相手もそのうちの1人だった。自分の無力に心が砕け、悲しみに任せて振るう剣は既に折れていた。
     魔王は問う。我らと戦う理由を。我に挑む訳を。答えの出せない勇者と、それを見つめる魔王。
     魔王は言葉を重ねる。もう一度世界を見て来いと、そして禁術が発動された。
     時を戻す禁術。
     それにより過去へ戻された勇者は助けられなかった仲間が、今生きていることを理解する。
     一度巡った世界。二度目に廻る世界。増えた時間の分だけ思考は加速し、魔王の問の答えを探す。
     
     
     そういう話、リトという名前の少年の話。

「狂った世界にクルクル廻され」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品