神の使徒、魔王卿となり平和を求む
神滅魔法はヤバいらしい
バースさんに神滅魔法を教えることになって2日が経った…んだが、指南のスキルを使用してもなかなか上手くいかない何故だろ?
分からないままそれから一日がたち、流石に焦っていた。
「ナーガ様。俺には覚えることが出来ないのでしょうか?」
「いや、出来ると思う。けどなんでだろ。出来ないなぁ」
うーん。と俺が悩んでいると
「あの、ナーガ様、言いにくいのですが…」
「ん?どうした?」
「そのナーガ様の魔法に創造魔法がありましたよね?それで神滅魔法の複製と譲渡をつくればいいのではないでしょうか?」
「あ…」
そうだった!そうすればここまでする必要無かったじゃん!
「『スキル創造:複製・譲渡』」
よしよし、できた。
「じゃあ、渡すぞ?」
「はい。お願いします。」
複製して、譲渡しようとした。すると
ピーピーピー!!!と甲高いアラーム音が頭の中に流れた。なんだ!?
〔この魔法を譲渡した場合、相手が力に耐えきれずに消滅してしまいます。相手のLvを上げるか、魔法のLvを下げて再度検討してください。〕
あぁ、そういうことか。Lv10の使い手がそんなに居たら大変なことになるしな。
よし!じゃあ、Lv5位でどうだ?
ピーピーピー!!!
〔この魔法を譲渡した場合、相手が力に耐えきれずに消滅してしまいます。相手のLvを上げるか、魔法のLvを下げて再度検討してください。〕
まじか。それだけやばいんだな神滅魔法…
結局、その後も試した結果、レベル1にやっとアラーム音が消えた。これやべぇんだな。
「よし、出来たから渡すよ」
「はい……うぐぅぅぅ!!!これは!?」
渡すと同時にバースさんが呻き出した。えっなんで!?あっそうか。レベル1で耐えれるだけであって、苦しくないわけじゃないんだ。次もしする時があれば気をつけよう…
それから30分後、バースさんは苦しみ続け、やっと収まった。
「ありがとうございます!ナーガ様!!」
「いやいや、そこまで大したことはしてないよ。それよりお礼を言うのは勝ってからだよ」
「はい!」
そこから、やっと指南が指南らしく働き出し、使い方と注意事項を教えた。
「バースさん。まず使い方からと言ってもあまり僕から言うことは無いのだけど…。まぁまずバースさんの適正属性が風と闇なので風魔法と闇魔法の神滅魔法しか使えないからな。あとは神滅魔法を使いたいと思えば、自分が使える神滅魔法が使えるということぐらいかな?あと、消費魔力が桁違いだから無闇に使わないこと。」
「はい!わかりました。」
「それと、注意事項は魔力消費の話と被るけど、無闇に使わないこと。主に人や魔物には余程の時以外は絶対に使わないこと。魂まで消滅してしまうから。後は無いな。以上!」
「わかりました!」
よしよし、ほぼ順調に進んだな。
その日の夜、父さんが帰ってきていた。どうやら話によると異常事態が出てるのはこの地域だけらしく、2週間以内に勇者パーティを手配するそうだ。
ということは師匠にもまた会えるな!あの別れは何だったんだ…ともなるけどまぁいいか!勇者の人とも手合わせしたいなぁ
それからバースさんと、ついでに俺の戦闘やら魔法技術の底上げをして、数日が過ぎ、運命神との決闘の日が来た。
分からないままそれから一日がたち、流石に焦っていた。
「ナーガ様。俺には覚えることが出来ないのでしょうか?」
「いや、出来ると思う。けどなんでだろ。出来ないなぁ」
うーん。と俺が悩んでいると
「あの、ナーガ様、言いにくいのですが…」
「ん?どうした?」
「そのナーガ様の魔法に創造魔法がありましたよね?それで神滅魔法の複製と譲渡をつくればいいのではないでしょうか?」
「あ…」
そうだった!そうすればここまでする必要無かったじゃん!
「『スキル創造:複製・譲渡』」
よしよし、できた。
「じゃあ、渡すぞ?」
「はい。お願いします。」
複製して、譲渡しようとした。すると
ピーピーピー!!!と甲高いアラーム音が頭の中に流れた。なんだ!?
〔この魔法を譲渡した場合、相手が力に耐えきれずに消滅してしまいます。相手のLvを上げるか、魔法のLvを下げて再度検討してください。〕
あぁ、そういうことか。Lv10の使い手がそんなに居たら大変なことになるしな。
よし!じゃあ、Lv5位でどうだ?
ピーピーピー!!!
〔この魔法を譲渡した場合、相手が力に耐えきれずに消滅してしまいます。相手のLvを上げるか、魔法のLvを下げて再度検討してください。〕
まじか。それだけやばいんだな神滅魔法…
結局、その後も試した結果、レベル1にやっとアラーム音が消えた。これやべぇんだな。
「よし、出来たから渡すよ」
「はい……うぐぅぅぅ!!!これは!?」
渡すと同時にバースさんが呻き出した。えっなんで!?あっそうか。レベル1で耐えれるだけであって、苦しくないわけじゃないんだ。次もしする時があれば気をつけよう…
それから30分後、バースさんは苦しみ続け、やっと収まった。
「ありがとうございます!ナーガ様!!」
「いやいや、そこまで大したことはしてないよ。それよりお礼を言うのは勝ってからだよ」
「はい!」
そこから、やっと指南が指南らしく働き出し、使い方と注意事項を教えた。
「バースさん。まず使い方からと言ってもあまり僕から言うことは無いのだけど…。まぁまずバースさんの適正属性が風と闇なので風魔法と闇魔法の神滅魔法しか使えないからな。あとは神滅魔法を使いたいと思えば、自分が使える神滅魔法が使えるということぐらいかな?あと、消費魔力が桁違いだから無闇に使わないこと。」
「はい!わかりました。」
「それと、注意事項は魔力消費の話と被るけど、無闇に使わないこと。主に人や魔物には余程の時以外は絶対に使わないこと。魂まで消滅してしまうから。後は無いな。以上!」
「わかりました!」
よしよし、ほぼ順調に進んだな。
その日の夜、父さんが帰ってきていた。どうやら話によると異常事態が出てるのはこの地域だけらしく、2週間以内に勇者パーティを手配するそうだ。
ということは師匠にもまた会えるな!あの別れは何だったんだ…ともなるけどまぁいいか!勇者の人とも手合わせしたいなぁ
それからバースさんと、ついでに俺の戦闘やら魔法技術の底上げをして、数日が過ぎ、運命神との決闘の日が来た。
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