神の使徒、魔王卿となり平和を求む
弟子が出来るらしい
翌日、森の事を王国に報告すべく父さんと師匠は朝のうちに出ることになった。
「じゃあ、行ってくるからな。バース、屋敷の事は任せたぞ」
「はい。この身に変えても皆様をお守りします。」
「じゃあね。ナーガ。」
「はい、師匠。また会いましょう!」
そう言うと涙目だった師匠は笑って
「そうね。また会いましょう!」
「はい!それとこれはお世話になったお礼です。」
そういうと俺はアイテムボックスから杖とローブを出した。
「師匠が使いやすいようにと考えて作ってみました。良かったら貰ってください。」
「ありがとう!ナーガ!大事にするわね。」
喜びながら杖を貰った師匠の顔が急に凍りついた。すると小さな声で俺に
「ねぇ、ナーガ。これって凄いものだったりするの?」
「はい。多分?そうですよ。 杖には《魔力上昇》《魔法威力上昇 》《自動防御》《破壊不能》が付いてます。ローブには《物理攻撃絶対防御》《魔法攻撃絶対防御》《サイズ調整》《破壊不能》《自動回復》が付いてますよ」
「国宝クラスじゃない。ちなみにこれはどうしたの?」
「自分でつくってみました。」
そう言った瞬間、師匠は驚いた顔をしたけど諦めたような顔をした。なんでだろう?
「ナーガだから、もう驚かないわ。でも盗みとか心配ね。これは」
「それは大丈夫ですよ。師匠か師匠が許可した人以外使えませんから!」
「国宝以上って…」
「はぁ…」とため息をついた師匠は
「ありがとうね。私の為に」
と言ってハグしてくれた。急なことで俺は驚いたし、ドキドキしてる。
「ルビィ殿、そろそろ出発しますよ!」
父さんから呼ばれた師匠は少し残念そうにしながら「またね!」と言いながら走って行った。
不思議と悲しくは無かった。また、どこかで会える。そんな気がしてたから。
部屋に戻りゆっくりしているとバースさんがきた。
「どうしたんですか、バースさん?」
そういうと、バースさんは認識阻害を解いて
「ナーガ様!お願いします!弟子にしてください!」
なんと頭を下げてきた。これは流石に驚いた。
「弟子ってなんでですか?バースさんはもう十分強いじゃないですか。戦闘なら僕は勝てませんよ?」
「いや、俺が教えてもらいたいのは魔法です。以前、ナーガ様のステータスを拝見したときに神滅魔法というのがありました。俺はそれを教えて欲しいのです。」
あぁ、あれかぁ。
「でもそんなのなくてもバースさんなら勝てると思うんだけど」
「しかし、もしもがあります。予想以上に強かった、または想定外の事が起きるかもしれません。なのでお願いします!グリムを助ける為に俺に力を貸してください!」
そこまで言われて断るという選択肢は無かったけど、教えるのかぁ不安だなぁ。そうだ!
「『スキル創造:指南Lv10』」
よし、これなら大丈夫だろう。
「いいですよ。僕で良かったら教えます!」
「本当ですか!ありがとうございます!」
ということで昼から始めようという話になった。母さんたちには俺がバースさんに戦闘の事を教えて貰うというとこにした。
そして昼になり
「では、ナーガ様!よろしくお願いします!」
「はい。よろしくお願いしますバースさん」
「ナーガ様。師匠と弟子なのですから敬語じゃなくていいですよ」
そういうならお言葉に甘えて
「よし。わかった。じゃあ、やるか!」
「はい!」
そうして俺とバースさんの修行?が始まった。
「じゃあ、行ってくるからな。バース、屋敷の事は任せたぞ」
「はい。この身に変えても皆様をお守りします。」
「じゃあね。ナーガ。」
「はい、師匠。また会いましょう!」
そう言うと涙目だった師匠は笑って
「そうね。また会いましょう!」
「はい!それとこれはお世話になったお礼です。」
そういうと俺はアイテムボックスから杖とローブを出した。
「師匠が使いやすいようにと考えて作ってみました。良かったら貰ってください。」
「ありがとう!ナーガ!大事にするわね。」
喜びながら杖を貰った師匠の顔が急に凍りついた。すると小さな声で俺に
「ねぇ、ナーガ。これって凄いものだったりするの?」
「はい。多分?そうですよ。 杖には《魔力上昇》《魔法威力上昇 》《自動防御》《破壊不能》が付いてます。ローブには《物理攻撃絶対防御》《魔法攻撃絶対防御》《サイズ調整》《破壊不能》《自動回復》が付いてますよ」
「国宝クラスじゃない。ちなみにこれはどうしたの?」
「自分でつくってみました。」
そう言った瞬間、師匠は驚いた顔をしたけど諦めたような顔をした。なんでだろう?
「ナーガだから、もう驚かないわ。でも盗みとか心配ね。これは」
「それは大丈夫ですよ。師匠か師匠が許可した人以外使えませんから!」
「国宝以上って…」
「はぁ…」とため息をついた師匠は
「ありがとうね。私の為に」
と言ってハグしてくれた。急なことで俺は驚いたし、ドキドキしてる。
「ルビィ殿、そろそろ出発しますよ!」
父さんから呼ばれた師匠は少し残念そうにしながら「またね!」と言いながら走って行った。
不思議と悲しくは無かった。また、どこかで会える。そんな気がしてたから。
部屋に戻りゆっくりしているとバースさんがきた。
「どうしたんですか、バースさん?」
そういうと、バースさんは認識阻害を解いて
「ナーガ様!お願いします!弟子にしてください!」
なんと頭を下げてきた。これは流石に驚いた。
「弟子ってなんでですか?バースさんはもう十分強いじゃないですか。戦闘なら僕は勝てませんよ?」
「いや、俺が教えてもらいたいのは魔法です。以前、ナーガ様のステータスを拝見したときに神滅魔法というのがありました。俺はそれを教えて欲しいのです。」
あぁ、あれかぁ。
「でもそんなのなくてもバースさんなら勝てると思うんだけど」
「しかし、もしもがあります。予想以上に強かった、または想定外の事が起きるかもしれません。なのでお願いします!グリムを助ける為に俺に力を貸してください!」
そこまで言われて断るという選択肢は無かったけど、教えるのかぁ不安だなぁ。そうだ!
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よし、これなら大丈夫だろう。
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